演:鈴木裕樹
概要
激獣タイガー拳の使い手で、ゲキレッドに変身する。ジャングルの中で虎に育てられた生粋の野生児。パンダはよく取っ組み合いをして遊んでいた友達。
大木の下敷きになっても傷一つなく、咆哮一つで怪人を吹っ飛ばすなど、ゲキレンジャーに変身する前の生身の状態でも凄まじい身体能力を誇る。
このように心技体の「体」を司り、「体力」に優れている。しかし「心」は幼稚園児並に幼く、まだ成長が必要である。
それゆえか七聖人達を堂々と動物の名前で呼んだり、時おり壮絶な天然振りをかましてはレツとランにツッコミを入れられている為バカレッドの真骨頂的キャラとなっている。
しかし人懐っこく前向きな性格。某アマゾンのライダーと共通点が多いが、彼よりも人間社会への順応は早かった。何より最初から日本語を話せた点が大きく異なる。
ちなみに生息地が全く異なるジャガーやチーターの見分けは付くのだが、ピョンピョウがなんの動物かわからず鹿や牛と答えたことから、認知している動物の種類には偏りがある。
独特の言葉「ジャン語」を使う。(後述)
好物はメンチカツ(よくケンと取り合いをする)と肉まんとなつめが作る豚の角煮。
ちなみに「漢堂ジャン」は自称だが、後述の経緯によりジャンの部分は本名であることがほぼ確実となっている。
長らく身元は不明だったが、実はかつて理央と対峙した「白虎の男」ダンの息子であることが判明する(後に見つかった両親の遺品などに「ジャン」と書かれていた)。
両親はロンに殺害されており、母ナミにその際川に流されて助かったが、記憶を失っていた。
もちろん誕生日も不明であるが、後に真咲なつめの13歳の誕生日にゴーオンジャーと出会ったのを機に「スーパー戦隊記念日」として自身の誕生日をなつめと同じ日に定めた。
ジャン語
ジャンが使う言葉。「ニキニキ」「ゾワゾワ」など、大抵は擬音語や特定の言葉を繰り返した物が多い。しかしジャンが感じた事そのままを言語化している為、一般的な日本語の用法とは異なるオリジナルの表現もある。
詳しい内訳は当該記事を参照。
客演
第7話にマスター・シャーフーと共に登場した。子供たちに獣拳を教えており、その姿を見て自身も学びたいと思ったアイム、そして仲間が努力していることを知り、同様に学びたいと思ったハカセにも修行の手解きをした。彼らに学び、変わろうとする気持ちさえあればどこでも修行出来るということを伝え、仲間たちの所へ向かう2人の背中を快く押した。この時は心が大きく成長しておりゲキレンジャー時より格段に大人びていたが、「ジャン語」を使うのは相変わらずだった。
エピソード25においてシャーフーや他のメンバー共々、回想という形で「ゲキレンジャー」当時の映像が使用されている。
オリジナルキャストは真咲母娘のみだが、このエピソードでは「ジャン語」がキラメイジャーの窮地を救うカギとなった。
関連タグ
天火星・亮:拳法で戦うスーパー戦隊のレッド。彼もジャンと同じく母と死に別れ、実は生きていた父とも死に別れることになったという哀しい経歴を持つ。
ライト(トッキュウジャー):後任のバカレッド、好物も彼と同じく肉料理である。
シャドー星人クルト:演者&特撮繋がり。