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編集者:axel
編集内容:余談のカニに付いて追記

基礎データ

図鑑番号No.740
分類けがにポケモン
タイプかくとう/こおり
高さ1.7m
重さ180.0kg
特性かいりきバサミ/てつのこぶし/いかりのつぼ(隠れ特性)

他言語版の名称

英語 Crabominable
イタリア語Crabominable
スペイン語Crabominable
フランス語Crabominable
ドイツ語 Krawell
韓国語  모단단게
中国語 好勝毛蟹

進化

マケンカニケケンカニ(ラナキラマウンテンでレベルアップ)

概要

初登場は『ポケットモンスター サン・ムーン(第7世代)』。

名前の由来は読んで字のごとく毛+喧嘩+蟹。中部地方に伝わる雪女の一種シッケンケンが由来とも。オラこんなゴツい雪女さ嫌ダァ。

トップを目指すあまり、標高の一番高い雪山に登ってしまったマケンカニのなれのはて(進化形)。厳しい寒さに耐えているうちに、体中に白い体毛が生えて進化したという。

ヤシガニが毛ガニになるだけならまだしも、その姿はまるでカニと雪男の合体事故のよう。

モチーフはおそらく「キワ・ヒルスタ(別名:イエティクラブ)」と呼ばれる深海甲殻類であろうが…どうしてこうなった

喧嘩っ早い性質は進化前と同様。とにもかくにも見境なく殴りまくる。何でも噛み付くワニノコや何でもチューするムチュールみたいに彼らは殴って物事を理解する性分のようである。

いざという時はハサミを自ら切り離し、ロケットパンチまで繰り出してくる始末どうしてこうなった

ちなみに拳のように変化したハサミだが、手の平部分が開閉するのでちゃんとハサミのままである。パンチ力の秘密はハサミの中に冷気を溜め込んでおり、これで腕を硬くして敵をぶん殴るという原理である。

見てわかる通りの脳筋体質がUSUMで更に加速しており、雪崩をラッシュして止めた記録があるとのこと。

なおマケンカニは序盤から仲間に出来るのだが、進化するには最終盤でやっと行けるようになるラナキラマウンテンでレベルを上げる必要がある

その為周りのポケモンが進化していく中マケンカニだけずーっとそのまんまなんて事も。

似たような現象がデンヂムシクワガノンでもある。

なお、進化場所が限られている割にはラナキラマウンテンにケケンカニは生息しない。

USUMでは、訪れた当初の時点で入口には入れるようになっているため、そこで進化させる事が可能になっている。

ポケリフレでグローブを兼ねたハサミを触ると凍りつくことから、ハサミはかなりの冷気を帯びている模様。また、脚先に触れても凍る。

ゲーム上での特徴

種族値

最大HP攻撃防御特攻特防素早さ
9713277646743

進化したことにより、見た目通りこおりタイプが追加された。

リージョンフォームを除くと、第七世代の新ポケモンの中では唯一のこおりタイプ。また、かくとう・こおりの複合タイプはケケンカニが初となる。

かくとう・こおりの複合は攻めでは相性がうまく噛み合い強いのだが、一方で弱点6に対して耐性僅か3と守りに関してはかなり弱い。まさに攻めも守りも弱点の取り合いである。

能力としては攻撃力が非常に高く、物理型のこおりタイプとしてはブラックキュレムに次ぐ。

一方素早さは進化前よりも大幅に下がってしまう。もっとも第7世代のポケモンは結構な数が進化によって素早さが低下してしまうのだが。

登場当初はかくとうタイプ最終進化形態で最も遅かったが、第8世代で同じく水棲生物モチーフなのにみずタイプを持たないかくとうタイプ仲間に1だけ下回られた。

こおりタイプ版「アームハンマー」と言える新技「アイスハンマー」は、特性「てつのこぶし」と合わせれば驚異の威力となるだろう。「インファイト」は「てつのこぶし」の対象外でも十分な威力で、マケンカニの時に修得可能な「クラブハンマー」も候補。

ただしそれ以外の能力はパッとせず、先制技も覚えられない。弱点が多く素早さも遅いため、「トリックルーム」で補いたい。

余談

2020年現在「カニ」と付くの品種は日本では1種類もいない。

全て○○ガニと名付けられている為である。

関連イラスト

関連タグ

ポケモンSM ポケモン一覧

ユキノオー :雪男つながり

キングラー シザリガー:カニ類繋がり

ジバコイル ダイノーズ リーフィア グレイシア クワガノン:特定の場所に行かないと進化できない(できなかった)ポケモン

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