恐竜折神
きょうりゅうおりがみ
スペック
全高 | 19m |
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全幅 | 27.5m |
全長 | 88.5m |
重量 | 1000t |
スピード | 600km/h |
出力 | 800万馬力 |
概要
赤い身体に水色の縁取りが見られる恐竜(竜脚類)型の折神。初代シンケンレッドこと志葉烈堂が遺した初代秘伝ディスクに収納されていたが、その「力」自体は別の場所に封印されていた。
発動の際の主な用途は刀身が伸びる刀・キョウリュウマルとしての使用で、長い首を鞭の様にしならせ、鋭い牙で勢い良く噛み付く攻撃を繰り出す。更に巨大化する事でシンケンオーの装備としても使用可能で、その場合はキョウリュウシンケンオーへと侍合体を果たし、名称も恐竜刀に変わる。因みに他の折神とは違ってコックピットは存在しない。
恐竜刀として繰り出される必殺技は、「斬」のモヂカラを刀身に込めて一気に振り落とすキョウリュウマル天地一閃。
劇中での活躍
銀幕版_天下分け目の戦
夏になって三途の川が増水したのに伴い、復活した脂目マンプクを打倒すべく、シンケンジャー達がクサレ外道衆の本拠地に潜入して入手。だがそれだけでは使用出来ず、マンプクに刻まれていたモヂカラを合わせる事で遂にその力を解放する。
レッドをハイパーシンケンレッドに変え、『キョウリュウマル』の斬撃によってマンプクに大ダメージを与える。
マンプクが二の目で復活、巨大化して真の姿で襲い掛かるも、キョウリュウマル天地一閃によって封印ではなく完全に滅した。
第三十一幕
クサレ外道衆の残党であるアゼミドロが二の目で巨大化した際、本編に初登場。
ダイカイオーニシを人質に取ると言う姑息な手に出たアゼミドロへと奇襲を掛けるべく使われ、そのままキョウリュウマル天地一閃とダイカイオーミナミの海老刀大名おろしの連撃でアゼミドロを撃破。クサレ外道衆との因縁も同時に断ち切られた。
第四十三幕
筋殻アクマロとの最終決戦で登場。モヂカラ大弾円を弾き返す程の強さを見せ付けるアクマロに対してゴールドがその使用を提案する。こうしてサムライハオーに十二種類全ての折神が武装された究極の状態で繰り出される「十二折神大侍斬り」により、アクマロは遂に倒された。これ以降、恐竜折神は本編に登場しない為、事実上この戦いが最後の花道となった。
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー銀幕BANG!
後半にて害統領バッチード及びホムラコギとの戦闘で、ゴーオンレッドがシンケンレッドから借りる形で使用する。ロッドモードにしたマンタンガンにセットする事でハイパーゴーオンレッドにスーパー変身することができ、シンケンレッドがインロウマルを使って同じくスーパー変身した姿である、スーパーシンケンレッドとの揃い踏みを果たし、他の仲間達との連携攻撃で、害統領バッチード及びホムラコギに強烈な一撃を与えた。
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー
終盤、血祭のブレドランとの等身大での決戦の際にシンケンレッドが使用。スーパー化したゴセイレッドと共にハイパーシンケンレッドに強化変身し、相手の嗾けた分身の片割れを倒している。
海賊戦隊ゴーカイジャー
本編クライマックスにて、ハイパーシンケンレッドへとゴーカイチェンジしたゴーカイレッドがアクドス・ギルとの最終決戦で使用。刀身が伸びたキョウリュウマルを鞭のように振り回す遠距離攻撃で大ダメージを与え、ゴーカイシルバー・ゴールドモードの攻撃に繋げた。
余談
恐竜がモチーフに選ばれた理由は、劇場版である事から和に拘らずインパクトを重視した結果である。また、キョウリュウシンケンオーも、当初は頭部は地味な配色であったが、派手にしたいとの要望から5人の色が加えられた。劇場版である事を徹底的に念頭に置き、視聴者の目に強く印象付ける為に今の造形になった様だ。