CV:入野自由
概要
ココと同じくパルミエの次期王位継承者候補であり、ドリームコレットの守護者。
最初はコレットの中で眠っていたが、5人のプリキュアが揃ったことで目覚める。
負傷したピンキーに化けたカワリーノに騙されて王国の門を開けてしまったことで故郷の滅亡を招いてしまったことに負い目を感じており、自らへの戒めの意味で王国の門の鍵を首から提げて常に持ち歩いていた。
5最終回ではその鍵をこまちに託し、GOGOではココと共同で国王になるという選択を取った。
普段は金髪で浅黒い肌の青年に変身しており、アクセサリーショップ「ナッツハウス」の店長として働く。
この姿は増子美香のタイプらしく、プリキュア5が彼女の目に留まりあわや大スクープ……という時に後から見た彼のほうが一面記事になったことも(後に図らずもナッツハウスの宣伝になった)
ナッツ自身その辺の事情を理解してるのでプリキュア関連のことを誤魔化すため自ら囮になったことすらある。
気難しい性格で、妖精時は語尾に「〜ナツ」とつける。人間の姿になると感情表現が苦手で無愛想な性格となる。
ぶっきらぼうなため接客下手で、増子美香に記事として取り上げられなければ、お店に客が来なくて食いっぱぐれていた可能性すらあるほど。その後は自身の努力とそのルックスで大分マシになった。
どちらの姿であってもあまり歯に衣を着せない辛辣な物言いが多いという、妖精キャラには珍しいクールでシニカルな性格。貸し借りを作りたがらないのが信条で、二日も何も食べずに倒れたのも、ココが分けたシュークリームを「奢ってもらう理由がない」と言って断ったためだった。さらに倒れたあと、こまちの持ってきた豆大福を思わず食べてしまったときも「必ずお金は払う」と言って聞かなかったほど。ちなみにこれがきっかけで豆大福が好物となった。
良く言えば非常に真面目、悪く言えば融通が効かない性格だが根は優しく、先のカワリーノに騙された時のそれもその優しさのためであった。
読書が趣味で、時間が空けば人間・妖精を問わずよく本を読んで過ごしている。このためこまちから本の批評を頼まれた際は、生真面目に厳しい批評を伝えて凹ませたこともある。しかし批評自体はナッツがお世辞が言えない性分であることから、ココも認める程に公正である。
ナッツも落ち込むこまちに「諦めずに何度も失敗して成長することが必要だ」と説いたことから、以降はこまち自身もナッツに正確な批評を頼み、7度の書き直しにより真の完成に漕ぎ着けた。
一方でりんの店の留守番をココと仲良くのぞみ一行に押し付けられたことを忘れて、プリキュアたちの元に駆けつけるという抜けてる一面もある。
5の中盤からは妖精の姿に限るが人間姿だと想像も出来ないような可愛い言動やボケっぷりを披露することが増えている。
プリキュア大投票のキャラクター部門では7位を獲得。2位となったココとはかなり順位に開きが生まれたものの、サブの妖精としては大健闘している。
中の人
声を演じた入野自由は前作ふたりはプリキュアSplash☆Starにおいて宮迫学を演じていた。ちなみにキャスティングはオーディションではなく指名だったという。
配役された当時の入野にとっては妖精と青年はどちらも初めての役柄だったようで、妖精態の声と人間態の声を演じ分ける事も試行錯誤していたとの事。
また、妖精の声優はベテランが入ることが多いが、入野は俳優としてのキャリアこそ長いが、起用時点で18歳(初登場時点で19歳)と、声優としてはまだこれからといったところで、かつかなり若い部類に入る。
関連タグ
ココ(プリキュア) ミルク(プリキュア) シロップ(プリキュア)
白雪ひめ:こちらも黒幕に騙されブルースカイ王国が乗っ取られた。
野乃すみれ、北条響、越野夏子、パップル、天ノ川ステラ、北風あすか、紅城トワ:別世界では彼女達からお仕置きを受けている。うち後者は知人。因みにこちらではナッツの中の人が子供でシロップの中の人が大人と立場が逆転している。⇒バサキュア