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概要

36の軍団を率いる大いなる総裁。『ゴエティア』によると伯爵も兼任している。

『ゴエティア』では15番目に、『悪魔の偽王国』では18番目に記載される。

『ゴエティア』ではグラシャ=ラボラス(Glasya-Labolas)、『悪魔の偽王国』ではグラシャ・ラボラス(Glasya Labolas)表記で、間に何も挟まずにくっつけてグラシャラボラス(GLASYALABOLAS)と呼ぶのは、アーサー・E・ウェイト編『儀式魔術の書』に基づく。

『悪魔の偽王国』では別名としてカークリノラース(Caacrinolaas)、カーシモラル(Caassimolar)をあげている。

大奥義書』では、ネビロスの部下とされ『地獄の辞典』では「ネビロスがときどき乗用に使う従僕にすぎぬとされている。」とされる。

グリフォンのような翼を生やしたの姿で現れるという。あらゆる学問を教え、『ゴエティア』によればそれを瞬時の内に授けることもできる。友人と敵の心と愛を得させる事ができ、人を不可視にする能力も持つ。

流血と殺人を引き起こす者であり、『悪魔の偽王国』では全ての殺人者の指揮官(キャプテン)と称される。

登場作品

ギャラリーオブラビリンスザコ敵として登場、外見は蝙蝠のような羽を持った大きなブルドッグ。ジャンプしながら移動し、毒を含む息を吐いて攻撃してくる。倒すと「ウーッ」と悲しそうな鳴き声を上げて石化して崩れる。

 倒すと時々落とすアイテムのうち一つがどういう訳かホットドッグ(言うまでもなく焼いたソーセージパンにはさんだやつ)になっている。

 基本的には巨人の姿をしている。が、何故か『8』ではドクロのような顔を持つ列車の姿をしている。恐らくは上記の「乗用に使われる」という伝承によるものか。

 毒属性G.F.。「モルボル触手」「鉄パイプ」「万能薬改」をそれぞれ6つ以上所有している状態で「ソロモンの指輪」を使うことで仲間にできる。

 攻撃技は「果てしなき暴走」。遮断機で敵の退路を塞ぎ、警笛を鳴らしながら走ってきたグラシャラボラスが敵を撥ね飛ばすというもので、ダメージと同時にありとあらゆる状態異常を相手に与えるという追加効果を持つ。

記載順別タグ

『ゴエティア』
←24:ナベリウス25:グラシャ=ラボラス26:ブネ
『悪魔の偽王国』
←17:ナベルス18:グラシャ・ラボラス19:ゼパル
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