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蛮族(FF14)の編集履歴

2021-02-11 16:19:51 バージョン

蛮族(FF14)

ばんぞく

ファイナルファンタジー14に登場する獣人の別名。

概要

独自の文化圏を持つ獣人種族に対する別名。英語表記は「the beast tribes」。


元々は蛮神召喚に手を染めた獣人に対する蔑称として使われていたが、最近は単に獣人種族の別名として使われることが多い。

ガレマール帝国では弾圧の対象とされており、エオルゼアの主要都市でも出入りが禁止、あるいは制限がかかっている。


蛮神の信徒(テンパード)となった蛮族は、蛮神の召喚や維持のためにクリスタルを強奪したり、新たなテンパード候補を誘拐するなどといった事件を引き起こすため、エオルゼア各地で大きな問題となっている。

そのため蛮族そのものをモンスターと同列の野蛮な存在とみなす人間も多く、人間と蛮族の対立は年々深まっている。


一方、蛮族の中にも様々な派閥が存在しており、特にテンパード化していない蛮族の中には人間との友好関係を望む者もいる。

彼らとの出会いと物語は「蛮族クエスト」を通じて語られ、様々な依頼を通じて友好関係を高めていく事となる。

友好関係を最大にするとエクストラクエストが発生し、改めて彼らとの絆の強さを見る事が可能。


またガレマール帝国側から見るとエオルゼアは「未開の地」である為、純血主義者のガレアン人は帝国属州の民も含めてエオルゼアの民を「蛮族」と見なしている。


主な蛮族

新生エリア

ルガディンに勝るとも劣らない屈強な肉体を持つ竜人型の遊牧民族。

総じて質実剛健で武人肌な者が多く、日本語版では四字熟語を使った厳かな話し方をする。

金属加工にも優れており、意外と器用。肉弾戦だけではなく魔法も良く行い、高位の司祭が執り行う伝統的な儀式を重要視している。

奉じる蛮神イフリートにテンパード化されて依存する者が大勢を占めるが、神に縋ることを軟弱と考える一派「灰の一党」が存在する。

燃え上がる炎の如き至強を追求する彼らとプレイヤーは出会い、種族の垣根を超えた「燃え上がる魂」を認め合い、共に戦う道を選ぶ事となる。

甲冑を着込んだモグラのような風貌を持つ種族。間延びした台詞が特徴で、意外と可愛い。

平時は坑道を掘って暮らしており、非常に高度な冶金術や板金加工術・錬金術を持つ。モンスター「ボム」の生成と使役も得意とする。

厳しい縦社会の中で生きており、権力闘争も激しい。職掌と個体名の間に数字が入るのが特徴で、番号が少ないほどエリート、多ければダメダメ。中には「明日から本気出すーよ」という本当にダメダメのコボルドもおり、プレイヤーは成り行きで彼らの手伝いをする羽目になる。

リムサ・ロミンサとは不可侵の協定を結んでいたが近年は地下資源を巡って衝突し、自衛の為に蛮神「タイタン」を召喚するほどに追い詰められていた。しかしパッチ5.4にて、その関係は大きな変化を迎える事となる。

バイルブランド島沖の蒼茫洋に都市を築き、女王を中心とした母系社会を築く魚人系水棲種族。水陸両生だが、幼い内はエラ呼吸ができないため陸地で繁殖する。女王から賜る卵によってのみ繁殖できる為、子は必然的に宝である。

第七霊災によって産卵地が壊滅した為、新たな産卵地に適した沿岸をめぐり、リムサ・ロミンサと衝突を繰り返してきた。中には人間の海賊と結託するものもいる。

その一方、種族存亡を賭けたこの時期に人間と対立するのは好ましくないと考える穏健派もいる。種族は違えど「宝」たる人間の子を助けたサハギンをきっかけとし、プレイヤーは親から子へと繋がってゆく物語を追う事となる。

細長い胴体に角の生えた鳥のような頭部を持つ、ヤンキー風味のガラの悪い喋り方が特徴の鳥人種。

かつては空を飛ぶ翼を持っていたが、約500年前に支配していた黒衣森の精霊の怒りをかい、大渓谷ゼルファトルに追われてから、環境の変化によって遺伝子異常が発生。先天的に風切羽を持たずに産まれてくるようになってしまった。

これを補うように気球の開発・運用技術を有しており、シドがエオルゼアに亡命する以前は彼らの技術がエオルゼアの飛空艇に使われていた。

浮遊大陸アヤトランの出自である伝説が伝わっており、新型飛行船を組み立てて故郷への回帰を目指す一派「エカトル空力団」が存在する。ひょんな事でプレイヤーは彼らに関わり、夢へ向かって飛ぶ為の飛行船の完成を目指す事となる。

木の葉をまとった妖精のような姿を持つ辺境民族。某帝国人曰く「野菜」。

性質は悪戯好きで無邪気な子供そのもの。だがその悪戯が度を過ぎる事もあり、時にヒトとの倫理観の違いから陰惨な事件に発展する。

森に対する縄張り意識が強く、自身より強大な人間を警戒している。特にガレマール帝国の侵攻によって縄張りが侵された結果、自衛の為に雷神「ラムウ」を召喚してテンパードとなった「悪い子シルフ」は排他的かつ攻撃的になっている。

本来は臆病だが温厚な性質であり、人間に友好的な一派も存在する。メインストーリーでは大いに関わる事となるほか、千年に一度生まれる貴重な個体「御子ちゃま」を巡る物語が展開される。

白いぬいぐるみのような愛くるしい姿をした森の民。

悪戯好きだがヒトに対して友好的で、主要都市などで社会に溶け込む姿がしばしば見られる。

もともとはイシュガルドの浮島「ドラヴァニア雲海」に住んでいた種族であり、一部が黒衣森に移住。それぞれの部族は微妙に語尾こそ違うが親戚のようなもので、後に両部族は交流を開始することになった。

意外と手先が器用で、ドラヴァニア雲海の部族は聖竜フレースヴェルグと盟約を結び「白亜の宮殿」の修繕を引き受けていた。プレイヤーは荒れ果てた広場を修復し、失われた竜と人の絆を取り戻す手伝いをする事となる。

西方の新大陸からエオルゼアに渡ってきた、リザードマンのような風貌を持った種族。その能力から傭兵を生業とする者が多いが、中には仕事にあぶれた者が野盗と化すケースも。

非常に独特な文化を持っており、湯浴みに際しては踊りを踊るならわし。しかしあまりに卑猥だとして温泉地では出禁を食らっている(一方で好事家からは大好評を得ている)。

蒼天エリア

「塚」と呼ばれる土製の高層建築物に暮らす虫人型の狩猟民族。「シシシシシ」という鳴き声が特徴で、武器として火砲を使用。ドラゴン族の脅威から身を守る為、彼らが嫌う特殊な香を焚いて自衛している。

種族全ての個体の精神が「繋ぎ止めし者」を中心につながっており、故に高い統率力を持つ。

ただ稀にその精神ネットワークから離脱して自我を獲得する「分かたれし者」がおり、彼らは塚を離れて集落を形成している。プレイヤーは自立を目指す彼らが結成した「冒険者ギルド」の拡張を手伝い、現地民やドラゴン族との縁を取り持つ事となる。

雲海を住処とする、鳥の頭部にずんぐりとした胴体を持った種族。

物事を語る際、何かと形容を交える大らかな語り口が特徴。また占いやしきたりを重要視し、文化や慣習は南洋風である。

踊りをコミュニケーションツールとして発達させており、同族間での闘争では「太陽の踊り」による踊り比べを行う。

蛮神ビスマルクを信仰する排他的な一派と、その蛮神を神の偽物として忌避する一派がある。このうち後者はイシュガルドから派遣された駐留部隊と友好関係を築いており、物品や食料の交換を行っている。

プレイヤーはとあるバヌバヌの美少女(!)を助けた縁で、彼らが新たな浮島に作った村の発展を手伝う事となる。

コボルドに似た体格をした、奇妙なマスクを付けた種族。外見だけでは性別が解らないが、名前から判断できる。(末尾がix=男性、ox=女性)

商才や機械技術などに秀でた能力の者が多く、ヒトと協力関係にある個体も存在する。低地ドラヴァニア、シャーレアンの学術都市跡に築かれた街「イディルシャイア」には、ゴブリンを始めとして種族を問わず多くの人々が集い、賑わいを見せている。

一部、科学信仰を掲げる過激派「青の手」が存在。蒼天編メインクエスト終了後、彼らが起動した「機工城アレキサンダー」を巡り、プレイヤーは時空を超えた因果に挑む事となる。


紅蓮エリア

ヤンサ地方の大河・無二江流域にはるか昔から住んでいた種族。名前の通り、ナマズをデフォルメしたような風貌を持つ。

のっぺりしてとぼけた顔つきだが、中にはやけに鋭い目つきをした個体もいたりする。

概ねヒトには友好的だが、ヒトに馴染めない古風な個体が野盗となる事も多い。

長らく人と疎遠だったため、人々から忘れ去られ、行き違いを起こしていることもある。

プレイヤーは天啓を得たとあるナマズオ族から、一族が滅亡する前に執り行うべき「大鯰大祭」の実行委員会に協力。モノ作りや資材集めを手伝う事となる。

ギラバニア山岳地帯に生きる、半人半蛇の種族。女性のみで構成される。

魔法により金属から美しい装飾品を生み出す事に長け、優れた彫金師としての一面を持つ。

元々は美を愛し、戦闘を苦手とする非好戦的な種族。このうち大勢を占めるカリヤナ派は、族長の娘を帝国軍に人質に取られた上に行き違いで殺されてしまい、嘆き悲しむ族長が救いを求めて美神「ラクシュミ」を召喚してしまう一幕もあった。

こうした流れに異を唱え、ガレマール帝国のアラミゴ侵攻に際して、ウィルラ派と呼ばれる一族は自衛の為に武器を取り戦う道を選んでいる。

プレイヤーはアラミゴ解放軍に参加した、若きアナンタ族の少女と知遇を得る。族長である母の後を継ぐ前に、解放軍の関所を発展させようと奮闘する彼女と仲間を助け、様々な依頼を引き受ける。

紅玉海に暮らす、二本足で歩くカメのような姿をした種族。のんびりとした口調で話す。

八百万の神を信仰し、神の依り代となる物品、取引による人との「縁」を大事にし、宝物を収集して集落の宝物殿を満たすことを信仰の証とする習慣がある。

現在では温和な「碧甲羅」と過激な「紅甲羅」の2派に分かれる。このうち紅甲羅は早々に帝国軍に協力する一方、神の存在を認めない帝国に面従腹背する形で宝物を集め続けている。

本編においてプレイヤーは碧甲羅の一族と関わりを持ち、ドマ解放に向けた協力をとりつける。蛮族クエストでも彼らに協力し、付喪神が宿った不思議な人形と共に、朴訥なコウジン族と共に「縁を結ぶ」道を歩む。

  • 人狼/信仰対象:???

ヤンサ地方に生きる、狼のような風貌を持つ半人半獣の種族。

戦に長けた武の民として知られており、長らくドマの君主に仕えた歴史を持つ。しかしドマが帝国属州となってからは家族を人質に取られた上で帝国軍に徴用されており、これに反発して野盗になった者も少なくない。

メインクエストでは人狼族の百人隊長が登場。ドマ解放の報を知らされないままエオルゼア軍事同盟との戦いに打って出るが、アルフィノの説得と光の戦士との一騎打ちを経て和解、内部からの切り崩しに貢献する。

またクガネには義賊的な行動を行う盗賊の人狼族がおり、プレイヤーは事件屋武辺者たちと、ある刀を巡る壮絶な「取り逃げ」を目の当たりにする事となる。

アライアンスレイド「リターン・トゥ・イヴァリース」に登場。初出はFF12

鋭い口吻が特徴的な、二足歩行のトカゲのような種族。ただしバンガにとって「トカゲ」は最大の侮辱に当たり、鱗のような表皮は毛が硬化したもので、位置づけとしては爬虫類ではなく哺乳類に近い。

ダルマスカ王国で人間と共存していたが、帝国の侵攻を受けて国は属州化。その外見から蛮族と蔑まれて弾圧で数を減らし、数少ない生き残りの大半は犯罪者に零落している。「RtI」に登場するバッガモナン一味も、元を正せばダルマスカ王家に仕えた銃士だった。


漆黒エリア

幼くして亡くなった子供の魂が変転した存在とされている、小さな妖精の種族。

誰もが一目置くほど強力な魔法が使える一方、精神年齢が全体的に低く悪戯好き。種族全体としては快楽主義の傾向が強く、中には命に関わる悪戯も平気で行う。

一部はノルヴラントの子供たちが夢の中で訪れることができるテーマパークを運営している。

今は亡き古代の人々によって、お手伝い用に作り出された、犬のような顔を持つ小柄な獣人型妖精。

人間に頼られることを喜びとし、等価交換による労働に自己の価値を見出している。

ピクシー族ほど強力ではないが、理論的な魔法を得意とし、魔法の知識が深い。

原初世界のキキルンに似た姿の鼠人種。

短命な種族であることから記録術に秀でており、それを買われて古代ロンカ帝国で記録管理を任されていた過去を持つ。

ロンカ帝国が滅んでからはその記録を地下へと保管し、人前から姿を消していた。

原初世界のララフェルに該当する種族で、フルフェイスヘルメットを常時被る風習を持つ。第一世界では蛮族扱い。

機械工作や地質学・採掘技術に秀でた種族で、酒をこよなく愛する。

大半はコルシア島の山脈にある集落で閉鎖的な生活を営んでいるが、闇の戦士との交友をきっかけに一族が持つ機械工学の技術で人々の暮らしに貢献できないかと思い立ち、レイクランドに進出を果たした一団も存在する。


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