ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集内容:「ディズニー地域特化戦略」から一部転記。「地域特化戦略」云々は公式から表明されていないため、表現をやや丸めに

ディズニー

でぃずにー

Disney(ディズニー)とは、ウォルト・ディズニー・カンパニーもしくは創業者のウォルト・ディズニーのこと。

ディズニーについて

ウォルト・ディズニー・カンパニー (The Walt Disney Company) はアニメーションや映画の製作・配給からテレビ放送、舞台、そしてディズニーランドをはじめとするテーマパークやホテル運営まで多岐にわたって活動している、アメリカのエンターテインメント企業。

傘下企業にピクサールーカスフィルムMARVEL20世紀フォックスなどが存在している。

アメリカ、日本、フランス、中国と世界各地にテーマパークがある。

各国での作品づくり

2000年代末期より、数あるディズニーアニメの中で、その国で最も人気の高いディズニーアニメのローカライズ版を製作・放送する一方で、その国のみの完全オリジナル作品も作る事があった。

日本では、日本で人気の高かった「リロ・アンド・スティッチ!」のローカライズ版「スティッチ!」と、完全オリジナル作品の「ファイアボール」がそれぞれ製作・放送された。

東映アニメーションとの合作でロボットアニメ『ロボディーズ』が制作された。

2020年3月にはアニプレックスと組んだ『ツイステッドワンダーランド』が配信されている。

著作権についてのエピソード(二次創作について)

海外では、deviantARTなどのイラストSNSサイト等のネットを含めて一般的なファンアートから、ネタエロR-18)・グロ(主にアングラ系)まであらゆるタイプの二次創作が存在しているが、それについてディズニーから訴えられた例は1970年代にエログロ同人をディズニーの重役会議に送りつけ警告を無視して書き続けた例を聞くのみ。

結論から言うと、二次創作に対する姿勢は他社と大差はない。

要するに非営利目的であれば、グレーではあるが取り立てて咎めないという立場を取っている。

また、『アナと雪の女王2』が公開決定した際に、公式サイトで流行の現象や好意的な活動の一つとして二次創作の存在自体に言及した例もある。

厳しいイメージがついていた理由

日本ではディズニーが1987年 小学校のプールに描かれたミッキーマウスの絵を消した事件から「(非営利も含めた)ファンアートでも容赦しない」という印象が付いた。

だが、このクレームは先の話と合わせて「営利目的になりかねないものを無許可で描かれた」ことによるものである。

さらに、この絵は完成当時新聞などでも大きく報道されており、ほとんど宣伝のような状態になっていることもあったため、ディズニー社は動かざるを得ない状況だった。

実際、後年、別の小学校が正式に承諾を取りに行ったところ、二つ返事で許可が出されている。

こういったイメージがついた一つの理由として、ウォルト・ディズニーが制作した「しあわせうさぎのオズワルド」の権利を制作会社のユニバーサルに奪われたことが原因と言われている。実際、それ以降は著作権への認識の甘さを反省して自社から手放さないよう管理され、その後世界的に有名なあのミッキーマウスを生み出すこととなった。ちなみにオズワルドの権利は、現在ディズニーに戻ってきている。

「一定の期限で消滅する著作権」と「半永久的に更新できる商標権・意匠権など」は別物の権利なので、商売に影響はなく、そもそも初期のディズニー(おおむね1950年代以前に公開された作品)は日本において著作権が既に切れているので、パブリックドメインのDVDが出ている。また、「ミッキーマウス法」と呼ばれる米国の著作権事情も、日本国内では関係のない話。

ただ、著作権が米国基準になるTPPに日本が加盟した場合の影響は不明。

以上のことはあまり知られていないことと、この事件に関してマスコミは明らかにディズニーに対し悪意の強い報道を行ったこと、「宣伝目的になるほどの大掛かりな絵」であることが「小学生が紙に描いた落書き程度の絵」になっていたり、小学校ではなく幼稚園であるなど、事実とは異なった形で誇張・捏造された話で出回っていることが多く、未だにそういった話を鵜呑みにしてしまう人も多い。

よって実情を知るディズニーマニアの間では、こういった「著作権に厳しい会社」といったイメージだけで物を語る相手は不愉快に思われやすい。

2012年、ディズニーのフリーの同人ゲームの製作者が「ディズニーから賠償金600万円を要求された」とTwitterで発言し話題になったが、数日後に「確認したらディズニーはこの件に関して一切ノータッチ」であったことが判明している。

Twitterまとめ

この様に、特別に過激な挑発をせず、個人としてファンアートを描いてディズニーから訴えられた例は確認されていない。

が、それまでの根も葉もない噂が根付き過ぎてしまったのが原因で、日本国内では多くの印刷業者がディズニー関連のキャラクターを題材した同人誌の印刷を自主的に規制している。

実際のところ

しかし、2009年にはディズニーが制作しているアニメ「ファイアボール」のオンリーイベントが行われていたり、2018年にはディズニーオンリーのイベントが開かれている事実など、一時期に比べれば誤解の緩和は進んでいる。

ディズニーの同人誌について詳しくはこちら

また、ディズニーは近年の方針では主に二次創作やパロディなどの二次利用に関しては緩和な態度で接することを宣言している。

ディズニーCEOのボブ・アイガーは

 誰もがコンテンツを楽しみ自由に創造活動が出来るように、コピーや(パロディなどの)二次利用に対する制限を今より柔軟にすべきだろう。」と発言している。

(「未来を見るディズニーCEO」より引用)

そもそも、公式からしてOh My Disney(外部リンク:英語)といったサイトで公式が病気ともとれるようなジョークサイトが展開されているという事実がある。

ちなみにこのOh My Disneyはインターネットを冒険するストーリーの『シュガー・ラッシュ:オンライン』にも登場している。

公開時に大ヒットし人気を得た「アナと雪の女王」や「ズートピア」なども、pixivやtwitterなどでも多くのイラストが投稿された事実から、日本でのディズニー二次創作が廃れることは無いだろう。

また、シュガー・ラッシュ:オンラインの公開記念にpixivで公式にシュガライラコンが開催されたり、それ以降の作品でも度々募集するなど公式が積極的な様子を見せた。

pixivについて

pixivでもディズニーの映画やアニメのキャラクターに関する絵が数多く投稿されている。

日本のサイトであるpixiv上においても、海外絵師による投稿も多い。

また、先述の著作権の印象から夢の国チキンレース夢の国チキンレース参加者タグや作者は命知らずといったネタタグがつけられている絵もある。

※作者に失礼な場合もあるので、これらのタグをつけるときは注意が必要(作者が自主的ないし自虐的な意味でつけている場合は除く)。

外部リンク

他の記事言語

Disney

編集内容:「ディズニー地域特化戦略」から一部転記。「地域特化戦略」云々は公式から表明されていないため、表現をやや丸めに