概要
フルタイトルは『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』
ウルトラシリーズTVシリーズ劇場版としては初の完全新作で、ウルトラマンティガとウルトラマンダイナが共演する。
当初は主人公のアスカ・シンがティガの時代にタイムスリップし、そこでマドカ・ダイゴと出会うという展開や人々の光が奇跡を起こし、スパークレンスが復活するという案もあったのだが、大人の事情により却下され現在の形になった。
ダイナ本編がティガ本編より7年後という設定を生かし、スーパーGUTSと旧GUTSの夢の共演も描かれている。
主題歌は前田達也と影山ヒロノブの「SHININ´ON LOVE」
同時上映は「ウルトラニャン2ハッピー大作戦」
時系列は第26話から第30話までの間であり、本作の事件は終盤での伏線にもなっている重要な作品である。
あらすじ
突如出現した怪獣ゲランダを追跡するスーパーGUTS。だがゲランダにはガッツイーグルによる攻撃やウルトラマンダイナのソルジェント光線も通じなかった。
ところが突如放たれたネオマキシマ砲によりゲランダが倒される。それはTPCが建造した新造戦艦プロメテウスによる攻撃だった。
数日後、スーパーGUTSはクリオモス島に招かれプロメテウスの説明を開発責任者のキサラギ・ルイによって受ける。キサラギはプロメテウスへの絶対の自信を語る。そんな彼女の態度に怒るアスカは自らデータサンプルになることを決める。
アスカは制御装置の中で今まで戦った怪獣たちの闘いのイメージを見ていた。その中にはゲランダ戦も含まれており、イメージの中のプロメテウスはネオマキシマ砲でゲランダを倒した後ダイナをも倒してしまった。
気が付いたアスカはマイに介抱されていた。するとクリオモス島上空に謎の円盤モネラシードが出現した。それは侵略者モネラ星人の侵略活動の序章に過ぎなかった。
登場怪獣・登場ウルトラマン
回想で登場
- 合成獣ダランビア
- 溶岩合成獣グラレーン
- 高速怪獣デキサドル
- 吸電怪獣ギアクーダ
- 肉食地底怪獣ダイゲルン
- 破壊獣モンスアーガー
- 菌糸怪獣サタンフォーガス
- 宇宙帝王ヌアザ星人イシリス
- 凶悪怪獣ギャビッシュ
- 怪宇宙人ヒマラ
- 三面ロボ頭獣ガラオン
- 再生怪獣グロッシーナ
- 変異昆虫シルドロン
- 超合成獣ネオダランビア
余談
2021年3月20日・27日放送分の「ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ」では、テレビ放送用に分割編集されたバージョン(人物紹介テロップが「ウルトラマンZ」仕様、後編の終盤の一部BGMが「SHININ´ON LOVE」に差し替えられているなど)が放送されたが、例に漏れずアスカの出演シーンが全カットされていたため、本作の迷シーン(冒頭の「イェーイイェーイ、母ちゃん見てる?…イテテテテテ」)や名シーン(声援を受けたアスカが「光よぉーッ!!」と叫ぶシーン)も放送されなかった。
なお現在、【TDG25周年記念配信】第一弾としてノーカット版の本編が公式YouTube動画で配信されているため、そちらでは上記シーンも見ることが可能である。
関連タグ
次作→超時空の大決戦