宮尾美也
みやおみや
プロフィール
「あなたもアイドルを目指してるんですか~?……違うんですか?そうですか~。」
特徴
『アイドルマスターミリオンライブ!』に登場するアイドルの1人である。太眉とウェーブのかかった茶髪が特徴。
実際のプロデューサーからは『みゃおみゃ』と呼ばれることも。これは名前の平仮名表記やサインが『みゃおみゃ』と読めることに由来し、ジュリアからも「ミャオ」と呼ばれる。
猫っぽい響きだが、実際には特別猫キャラというわけではない……ものの、劇中劇「空猫珈琲店へようこそ!」のミャオ役など、猫の役・衣装は度々あてがわれている。
イメージカラーはバーリーウッドに近い明るいブラウン。アイドルマスターシリーズでブラウンをイメージカラーにしているアイドルはあまり多くないが、実際のライブでは橙色のサイリウムが振られることも多い。
性格・ステータス
おっとり、のんびりした性格で話す速度も望月杏奈に匹敵するほどゆっくりしている。発想や行動が独創的すぎて会話がかみ合わなかったり、突飛な考えや行動で思わぬ事態を招くことも多い。
GREE版イベント「輝け!アイドルライブバトルアリーナ」では、ステージ上で空気を読まずアニマル浜口の真似をしたり、同「激闘!NAMCOアイドルサッカーフェス2013」ではサッカーとバレーを間違えてボールを手でレシーブしたりと極度の天然で、しかも超マイペースである。
「わくわくテーマパークガシャ」では観覧車でプロデューサーと隣り合って景色を眺めたり、魔法の国のお姫様の格好になって恋の魔法をかけようとしたりとプロデューサーとのデートを楽しんでいる。
本人曰く怒ったことはないらしいが、Sっ気が少しある。
しかしそんな雰囲気とは裏腹に、実はアイドル活動には自分なりの強い信念を持って取り組んでおり、シアターデイズでは「教科書に載るような」(=歴史に残るような)アイドルになるという野望を明かしている。
LTP10のドラマパートやCleaskyのイベントコミュなどでは、趣味の囲碁・将棋から「美也はワシの孫」と言いかねない年齢のファン層を獲得している。
また17歳組の8人の中では2番目にBの数値が大きいなど豊満な体型の持ち主であり、ゲーム中でも数字に準じてむっちり目に描かれがちでセクシーショットや水着姿の目の保養向きのイラストが多い。
誕生日
交友関係
マイペースユニットや学園祭イベント繋がりで徳川まつりや天空橋朋花との交流や…
美也役の桐谷蝶々さんと交流がある平山笑美さん演じる北上麗花、そして野々原茜の
ぷっぷかプリンのユニットに混じった天然サンドなどがメインの交流関係。
ユニット関係では灼熱少女やCleaskyでの共演も多く、pixivでも多くのイラストが投稿されている。
また、中の人が好きなアイドルの1人に周防桃子が挙げられる。「姉妹に見える」というプロデューサーの評価もちらほら。
公式でも「手作りおせちに挑戦! 周防桃子」のSRカードやミリシタ4コマで桃子との交流がある。
持ち歌
ソロ曲
- LIVE_THE@TER_PERFORMANCE 10より「ハッピ~ エフェクト!」
- LIVE THE@TER HARMONY 06より「初恋バタフライ」
- M@STER SPARKLE 05より「ふわりずむ」
※ユニット曲のソロバージョンについてはアイドルマスターミリオンライブ!のCDシリーズを参照。
ユニット曲
歌唱メンバーが13人以下の楽曲のみ記載する。
- LIVE_THE@TER_PERFORMANCE 10より「瞳の中のシリウス」
- LIVE THE@TER HARMONY 06より「ジレるハートに火をつけて」「Welcome!!」
- LIVE THE@TER DREAMERS 03より「Smiling Crescent」
- LIVE THE@TER FORWARD 03より「メメント?モメント♪ルルルルル☆」、「Starry Melody」
- MILLION THE@TER GENERATION 06より「虹色letters」「想い出はクリアスカイ」
- THE@TER BOOST 02より「オーディナリィ・クローバー」「DIAMOND DAYS」
- MILLION THE@TER WAVE 09より「Special Wonderful Smile」「旅立ちのコンパス」
カバー曲
- シアターデイズ内より「ラムネ色青春」
- Blooming Clover7巻限定版より「Vertex Meister」
コミカライズ
Brand New Song(第2巻以降のネタバレ注意!)
第10話にて登場。本作では主軸となる百合子たち「FleurS」以外のアイドルにもサブストーリーとしてスポットが当たるのだが、美也はその中でも特に要となる存在でもある。
第10話では清涼飲料水のイメージキャラクターとしてエレナと共に抜擢されており、全国のお茶の間に二人が映ったCMが放映されることとなっているという、作中ではこの時点で39プロジェクトの中で一番大きい仕事を担っている。
ただしその仕事のスケジュールの都合上、美也はそれより前にまつりと朋花で組むトリオユニットのデビューが一旦流れてしまい、まつりや朋花をしょんぼりさせることとなってしまった。
続く第12話ではプロデューサーが前述の仕事を起点として美也とエレナのデュオユニットをデビューさせる案を相談する。しかし、デュオユニットを優先してしまうとトリオユニットはまたも後回しになってしまうため、エレナはひとまずは組もうとはしなかった。
どちらの活動を優先するかは活動する本人たちの意思を尊重したい考えから、プロデューサーはデュオユニットを取るかトリオユニットを取るかの選択を美也に委ねた。
悩んでいて浮かない顔をしていた美也を見かねて、エレナは美也、そしてまつりと朋花を遊びに誘う。アパレルショップでのお買い物やプリクラを嗜んだのち、カフェでお茶をすることに。
しかし、楽しくオフを満喫したことのに間違いはないのだが、エレナの本当の目的は美也の気持ちをトリオユニットに向けさせることだった。
だが、お茶をしている相手はまつりと朋花。その思惑はすぐにバレてしまい、二人はエレナの本当の気持ちを知ろうと問いかける。
エレナ「……ミ、ミヤといっしょに歌いたい…ヨ…」
エレナ「でもワタシが…マツリとトモカからミヤを取っちゃったから…」
美也はエレナとの仕事の間で、まつりや朋花との出会いや、トリオユニットのデビューライブまでの頑張り、そして「いつか絶対、また3人一緒で歌う」という約束のことをエレナに話していた。その話を、3人の絆を知っていたからこそ、エレナはデュオユニットで美也と一緒に歌いたい気持ちと、自分のせいでトリオユニットのデビューの機会をまた先送りにしてしまう罪悪感の狭間で揺らぎ、苦しんでいた。
2つの本当の気持ちと、どちらを取るか選べないことを涙ながらに吐露するエレナ。そしてエレナを責める気持ちはないということを改めて意思表示し、エレナに優しく寄り添う朋花とまつり。
それぞれのことを想い、故に苦しみ、涙に咽ぶエレナの姿を目の前にした美也は、前に進む決心をする。すると美也は、スマホを取り出し、プロデューサーに電話すると、こう言った。
美也「私は…!まつりちゃんも朋花ちゃんもエレナさんもだいすきだから…!」
美也「だから私は――4人組ユニットを組みたいです」
第13話では、エレナの「シャクネツのパレード」に続き、「ふわりずむ」を歌唱。そして、エレナとのデュオユニットでもない、そしてまつりと朋花のユニットでもない、新らしいユニット「アトリエル・シエル」のメンバーとしてステージに立ち、「Welcome!!」を歌唱。美也が今まで繋いできた手を放すことなく、紡いできた絆をそのまま全部持ってきたユニットともいえる「アトリエル・シエル」。そのライブは大盛況の中幕を閉じたのだった。
これまでミリオンライブ!のコミカライズはいくらか発売されているものの、名前付きのユニットに美也がメンバーとして存在しているのは初のこと。
早い話、俗に言うCleaskyとマイペースユニットの合体ユニットであり、百合子とこのみと桃子のユニット「FleurS」に続く「Brand New Song」オリジナルユニットである。
ただし本編ではCleaskyとマイペースユニットはデビューしておらず、本編でもユニット名は登場していない上、そもそも両ユニットの名前は作中に登場してはいない。ただし清涼飲料水のCMの衣装にはCleaskyのユニット衣装である「セーラードリーマー」のデザインが使用されている。
ユニット結成のプロセスなどから読者の評判は良く、今後の活躍にも期待したい。
Blooming Clover
主に第23~24話(7巻)に登場。6巻で仲間の窮地を救えなかったことを気に病んだ高坂海美に女子力修行の一環として「弟子入り」を志願される。海美と百瀬莉緒が自分らしくない行動に出ているのを桜守歌織らは不安視していたが、美也は「回り道もいいものですよ~」という言葉を残し、周囲にはしばらく2人を温かく見守るように言う。
数日後のある日、ショッピングモールでの仕事に莉緒らと参加した後、その莉緒らの頼みで人手不足になっていた大学生サークルのヒーローショーに参加することになる。美也はヒーロー側の1人「ピカリレッド」の声優を務めるが、普段のほんわかした話し方に引きずられヒーローショーの緊迫感には似合わぬ演技となってしまい、笑いこそ取れたものの海美(スーツアクター)の機敏なアクションで何とかカバーできているという状況であった。
しかし、一度疲労で倒れた莉緒が立ち上がり、それに呼応した海美、志保、美奈子らの迫真の演技、そして子供たちの声援に後押しされて――
「正義の輝きを見せてやるぜ!!」
最後の最後に、美也は闘志のこもった会心の台詞を叫び、ショーは成功を収めた。
ショーの後、美也は一同に1枚の写真を見せる。それはかつて美也が作った、ミニトマトを3個以上中に挟み側面のパンに花形の人参が貼り付けられているという、奇抜ではあるが恐らくは食べにくく形も崩れやすいであろうサンドイッチ。
今でこそ皆が喜ぶ美味しい普通のサンドイッチを作れる美也だが、かつては独特なセンスが災いしてかそうはいかなかった。しかし、例え不器用でも回り道でも一歩ずつ進めば前進はできると語り、今の自分を凄いと思ってもらえたなら「1歩ずつ前に進んできてよかったと思えますな~」と、自分の信条が間違っていなかったことに感慨を覚えた様子だった。
上述の「回り道もいいものですよ~」という言葉も、自身が幾度となく繰り返した回り道や失敗で新しい発見ができたからこその言葉であったのだろう。
1週間連続公演では6日目に出演(第33話)。その他、第8話(2巻)で美奈子に抹茶を提供したり第20話(6巻)で皆に甘いお茶を淹れたりとお茶に造詣が深く、また第19話や第22話(6巻)では島原エレナと仲が良く一緒に将棋を指すなどしている。
余談
中の人が「蝶々」という特徴的な名前をしているためか、美也の周りには何かと蝶々絡みのモチーフが登場する。