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人の出会いってのは運命できめられてるのかもしれねえな………

ひとのであいってのはうんめいできめられてるのかもしれねえな

出会う事の素晴らしさ、そして祝福・幸福を感じる心の現れ

運命(うんめい)とは―

  1. 人間意志を超えた「何か」の巡り合わせ。この「何か」は幸福不幸など、その時まで分からない領域・力を指す。
  2. 元から「何か」で定められている禍福(かふく)の巡り合わせ、あるいはその流れ。この「何か」は天命のような人知を超えた現象・存在を指す。
  3. 転じて、将来で決められた成り行き、あるいはその流れ。
  4. 比喩表現で、確定事項を強調する時に用いる。

その他、複数の意味を有している言葉


概要

ジョジョの奇妙な冒険_第1部『ファントムブラッド』に登場するロバート・E・O・スピードワゴンの台詞。


これは「運命的な出会い」の素晴らしさ、その相手へ祝福幸福を贈りたい、またはそう感じる心の現れ。


経緯

場面は、主人公のジョナサン・ジョースター人間をやめてしまった親友のディオ・ブランドーを、勇気選択で決着をつけ、その激闘で彼は意識不明の重体となり病院へ入院し、おせっかいやきの情に熱い友人・スピードワゴンが病院側の対応に「心」から猛抗議をした後日。


(不法侵入で忍び込み)ジョナサンへ見舞いのために真夜中の病院を訪れたスピードワゴン。かつて自分が彼の人間味に惚れ込み凄みがあった一人の男へ、今は人生の泥沼な状況にある独りの男へ、どう言葉をかえけるか考えあぐねながら、ジョナサンの病室までやって来ていた。



だが大丈夫、と思いがけずスピードワゴンは心を動かさせる「偶然」と出逢うのだった。



病室の中から漏れる明かりに気づき、そっと室内をのぞくスピードワゴン。まだ大やけどの重傷で意識を失いベッドで眠っているジョナサンの傍らに、一人の看護師が手当てをしている。よく見ると、火傷の熱を冷やすために冷たい水で布を絞り続けたために、指先の皮がふやけて血が滲んでいた。こんな真夜中の介護、その真摯な姿から、彼女は一日中付きっきりで千回は超えていると思わされるほど冷水で布を絞り、患者へ献身的な手当てをしていた事を察する。

そして、目が覚めたジョナサンと看護師の女性・エリナの親しげな会話から、かつて2人は恋仲だった事を知る。


An ordinary life

それは思いがけず夜空に輝く星に届きそうな、最良の希望・道標を感じさせる運命的な光景だった。この眩しい星の光を目の当たりにし、今の自分には役不足だと悟り、そっと病室へ背を向けてスピードワゴンクールに去っていくのだった


無題

病院を後にし、先ほどの出来事を顧みるスピードワゴン



" 運命か…… "

" 人の出会いってのは 運命で決められてるのかもしれねえな……… "



【FFロゴ風】スピードワゴン

男は顔に傷のある強面だが、尊い相手へ向けるような眼差し、その相手へ祝福を贈るかのように晴れやかな笑みの顔つきだった。


補足

Hehehe hahaha

原作にあるスピードワゴンの台詞「役不足」は、意味として「役割に不満」と相手に訴える要素(ニュアンス)が強い言葉。自分自身に向ける言葉として不適切な言葉選びとも解釈できる。これが絶対ではないと思うが、劇中の場面的にチョッピリ不一致なためか、後の改訂で「力不足」や、アニメ版では「役者不足」と表現されている。



関連サイト(外部リンク)


関連作品

本台詞「人の出会いってのは運命できめられてるのかもしれねえな………」は劇中の若き男女へ向けられた言葉-

无题Sweet Escape

木漏れ日の下で在りし日々の幸福

ジョナサン・ジョースター生誕祭2021一部


また「運命的な出会いの素晴らしさを現す」という内容から、その他の相手へも向けられる汎用性のある言葉であろう

走れ!笑う門には福来たる!!仲間の印Star Ring Crusaders

ダイヤモンドは置いていきましょう。Connection


関連項目

ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

ジョナサン・ジョースター エリナ・ペンドルトン / ジョナエリ

ロバート・E・O・スピードワゴン


出会い 運命

縁は異なもの、味なもの


仕合わせ現実世界で、本稿「人の出会いってのは運命できめられてるのかもしれねえな………」に相当する言葉。語源では、禍福(かふく)の予感を現す際に用いられたが、現行では「幸福」の予感といった意味合いが強い。



運命の奴隷GIO☆GIO黄金の風」に登場する「運命」の定義。こちらは悲観的な意味合いが強い。だからこそ、この奴隷解放がされた瞬間とは、別格の幸福を得られるのだろう。


君は「引力」を信じるか?JO★JOストーンオーシャン」に登場する「出会い」の言葉。こちらは「運命的な力」が働いて、自分と相手は引き合う関係にある場面で用いられている。



継国縁壱:神憑りな才能・特性をもって産まれた顔に痣のある男。彼の数奇な人生は、最愛のから隔離されながらの幸せな生活、初めての感情を抱いた異性との明るい暮らしがあるも、周囲と心身に大きな差異がある事から独り表裏の世界を多く歩む人生であった。後に、悪鬼と「運命」を感じる出会いがあり、それからまた独り暗い夜道のような悲観的な時を過ごした。だが西から東へ陽はまた昇っていくように、光明を得るような出会いもあり、その別れ際―

えがお

きっと彼の人生で一番に幸せと慈しさで眩しい笑顔をみせ、独りだがもう一人ではない男は太陽のように暖かな家族から去っていった。

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