トリプルアクセル(ポケモン)
とりぷるあくせる
本来の用法はトリプルアクセルを参照。
データ
タイプ | こおり |
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分類 | 物理 |
威力 | 20→40→60 |
命中率 | 90% |
PP | 10 |
直接攻撃 | 直接攻撃 |
備考 | 3回連続攻撃。当たるたびに威力が上昇 |
ダイマックス | ダイアイス(威力140) |
概要
「鎧の孤島」から教え技として登場。その名の通り氷上を滑るかの様にスピンし、相手を3連続で蹴りつける。
攻撃モーションも回転しながらジャンプするというものだが、1HITごとにジャンプの高度が上がるという細かい仕様がある。
トリプルキックよろしく当たるたびに威力が上がっていくが、威力はトリプルキックの2倍と高く、総ダメージ量は「つららばり」の4ヒット分より高くなる。
ただし、命中判定が「トリプルキック」と同じく連続攻撃の1つ1つに存在し、理論上の全弾命中率は73%と不安がある。
この技と「つららばり」の両方使えるのであれば、命中安定だが回数にブレのある方と、命中不安だが回数(=ダメージ期待値)有利の方とで比較することになる。
なお、「スキルリンク」はこの技にも適応され、最初の1発さえ当たれば2〜3発目は必ず当たる。
勿論「テクニシャン」も適応され、全て当たりさえすれば実質威力180ととんでもない威力を叩き出してくれる。ただ、それと両立できるポケモンは2匹しかいないのだが。
この通り威力、タイプ共に申し分無いのだが、やはり全段ヒットの確率があまり高くないのが最大のネック。それでもカイリューの「マルチスケイル」や「みがわり」を貫通出来るなど他の技以上にリターンは大きい為、「トリプルキック」と異なりこの技のために「こうかくレンズ」の採用も充分視野に入る。
しかしミミッキュのばけのかわで初撃が防がれた場合、2発目以降のダメージは上がらず、0(ばけのかわ効果)→20→40の合計威力60となる点には注意が必要。この仕様は「ころがる」を当てた場合のバグと似たような処理が働いていると思われる。
……と懸念されていたのも束の間「冠の雪原」が配信されるとこの仕様に修正が入り、ばけのかわを破壊してから40→60という威力計算になった。
この技の追加により、こおりタイプの中で物理寄りの種族値でありながら、物理のこおり技に恵まれなかったアローラサンドパンをはじめ、マニューラやユキメノコといった高速こおりアタッカーの新たなメインウェポンにもなった。特にユキメノコはこの技と「ポルターガイスト」のおかげで本格的に物理型の開拓が始まった。
元がフィギュアスケートの技だからなのか、習得者は女性的なイメージのポケモンが多く、ミミロル系統、チラーミィ系統、キルリア以降の系統などが習得する。
意外な所ではアママイコ以降の系統も覚える。くさタイプなのに大丈夫なのか?
こおりタイプの技を覚えるくさタイプはかなり珍しく、こおり複合のユキカブリ系統や、道具でタイプを変更できるシルヴァディ等を除けば、現時点ではダーテングかルンパッパぐらいしかいない。
「足のあるポケモン」が使える技ではあるのだが、何故かアシマリ系統や戦術のユキメノコのように足が見えないポケモン、モスノウやミロカロスなどの足と言える部位の存在自体が疑わしいポケモンも習得する。フィギュアスケートが似合いそうという理由からだろうか?
なお、キック技ではあるがかくとうタイプにはあまり習得者はおらず、キックが得意なサワムラーやコジョフー系統は覚えない。その代わりなのかこの2匹はほのお技であるブレイズキックを取得する。
「ブレイズキック」はサワムラーと同じバルキー系統のカポエラーも使えないので、この技と対になっているのかもしれない。