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ドラグーンシステムの編集履歴

2021-06-19 15:45:54 バージョン

ドラグーンシステム

どらぐーんしすてむ

TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズに登場する遠隔操作兵器の名称。

概要

ザフト軍が開発した遠隔操作兵器で、ビーム砲と多数の推進姿勢制御用スラスターを搭載した飛行砲台を同時制御し、ニュートロンジャマーの影響を受けない量子通信で遠隔操作する。

所謂ファンネル系の武装であり、脳波制御するのもファンネルと同じ。ただし、SEEDの世界にはミノフスキー粒子もなければそれを利用したサイコミュ通信もできないので、ファンネルと違い子機と母機との情報のやりとりは量子通信で行っている。子機(ドラグーン)と母機(機体)で共通の量子もつれを有した端末は使用時にリアルタイムの送受信を行い、子機を通して各パイロットの脳波を介して移動や攻撃といった指示が行われる。必然的に複数の子機の情報(それもMSを操りながら)の所在位置と未来の攻撃方向を同時処理するためにパイロットには傑出した空間認識力が求められる。


加えて、脳にリアルタイムの情報送受信を行うために連続使用の際はかなり疲労する。子機の端末はバッテリーによる動作を行うため、定期的にパイロットのインターバルと再充電を兼ねて本体へ帰還しなければならない。扱えるのはパイロットに限られている。


欠点は前述のパイロットの技量が高くなければ使えない事、もう一つは(ほとんどのものは)無重力の空間(宇宙等)でしか運用出来ない事である。


名前について

ドラグーンシステムの名前は「Disconnected Rapid Armament Group Overlook Operation Network・system(訳:分離式統合制御高速機動兵装群ネットワーク・システム)」の頭文字をとったもの。


第2世代ドラグーン・システム

量子インターフェイスを改良されレスポンスが上昇したことによって、超人的な空間認識力を持たない一般人でも操縦可能に。要するに端末とパイロットの間に機械の補助が入っているわけである。但し、機体操縦とドラグーン制御を同時にしなければならない点は変わっておらず、エース級のパイロットでなければ到底扱えることが出来ない。


ドラグーン・システム搭載機体

ドレッドノートガンダム

プロヴィデンスガンダム

カオスガンダム

ソードインパルスガンダム(ブーメラン部のみ)

デスティニーガンダム(ブーメラン部のみ)

レジェンドガンダム

プロヴィデンスザク

ストライクフリーダムガンダム

アカツキガンダム

デストロイガンダム

ペルグランデ

ガンダムアストレイレッドフレーム(レッドフレーム改のみ)

ガンダムアストレイブルーフレーム(ブルーフレームDのみ)

ニクスプロヴィデンスガンダム

エクストリームガンダムR(リフェイザー・イグニスのみ)


ちょっとした応用

上述の通り通信には量子技術を用いているため、これを利用した通信機器を開発すれば遠隔地の機体同士が通信する事も可能。Nジャマーが拡散した世界であるために需要はありそうなものだが、どういうわけかバクゥ戦術偵察タイプにしか採用されていない。


余談

空間認識能力とニュータイプ

SEEDの世界では「ニュータイプ(以下NT)は存在しない」ため、こうしたオールレンジ攻撃兵装を運用するガジェットとして『超人的な空間認識力』を持つ人間が用意されている。

そういった面々の描写はメディアによってまちまちだが、脳内で想像するだけで視認していない戦域の状況(具体的な機数とその配置に至るまで)を把握する事ができると示唆されている。ある種の空間把握+未来予知的な技能で、フラガ家元当主アル・ダ・フラガに至ってはこれを生かし「株の値動きを予測して巨万の富を得る」という芸当さえやってのけた。そしてそのクローンであるラウ・ル・クルーゼはMSの操縦に必要な神経接続をこの能力で補い、コーディネイターだらけのザフト内でまんまと素性を隠す事に成功している。


空間上の物体の配置と未来位置を完全に把握できるため、このスキルを用いれば自らが操る個別の端末の位置と、攻撃すべき敵機の位置を平行して感知し攻撃する事が出来る。ドラグーンにせよ、ガンバレルにせよ神経接続を用いた脳波制御を拠り所とするため、常人レベルの空間認識力ではこれらの装備は使えない。しかしながら、外科手術によって三人のパイロットの脳をつなぎ、XYZの三次元における座標軸の空間認識を分割して担当する事でこれを補うという荒業もある。また、超人的な空間認識力はマルチロックオンシステムを完全スペックで使用する際の敵機捕捉にも活用される。


また、この超人的な空間認識力は特定の人間を感知する事も可能なようで、同能力を持つラウ・ル・クルーゼムウ・ラ・フラガネオ・ロアノークレイ・ザ・バレルがお互いの存在を感知し合う他、キラ・ヤマトも前述のネオやレイに対して反応する描写がある。外伝作品に登場するプレア・レヴェリーに至っては幽体になって登場するなど最早ニュータイプとあまり変わらない扱いである。


誤解されやすいが、あくまで『超人的』のレベルの話であり、空間認識能力を持つ事そのものは特別なことではなく、誰しもが持つ。

また、ドラグーンシステムへの適正が高くとも必ずしも相手を感知するまでには至らない事もある。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED オールレンジ攻撃

ビット ファンネル

GNファング ガンバレル

Gビット

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