基本データ
別名: | 宇宙竜 |
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全長: | 120メートル |
直径: | 30メートル(円盤形態) |
体重: | 15万トン |
出身地: | ワイルド星 |
※初登場:『ウルトラセブン』第11話「魔の山へ飛べ」
概要
ワイルド星人が製造したドラゴン(東洋の竜)型のロボット怪獣。
とぐろを巻くことで円盤形態に変形することができ、高速で飛行する(重力場コントロールを行う事で光速に近付く事が可能)。
円盤形態時には、機体下部から「レーザーショット」という名の光弾を連射する。
雷鳴に紛れて地球に侵入し、その後は岩見山中に潜伏。
ウルトラ警備隊に追われたワイルド星人の呼びかけに呼応し、山中から出現。ウルトラホークとの空中戦で尻尾に攻撃を受け着陸するが、即座に円盤形態に変形し上記の光弾で地上のウルトラ警備隊を追い込もうとする。
ウルトラセブン出現後は円盤形態で彼の周りを高速移動し、疲弊させたところを巻きついて締め上げようとしたが、正気に戻ったセブンに逆にパワーで引きちぎられてしまった。
劇中では使用しなかったが、円盤形態では機体上部からも光弾を連射する能力も所持しており、「アクティヴ・パルスレーザー砲」という名前が付いている(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」)。
また、目からは破壊光線を発射できるとも。
怪獣型と円盤型に変形するというアイデアは、後の『ウルトラマンレオ』に登場する円盤生物に先んじている。
シリーズ作品への出演
円盤竜
『ウルトラセブン誕生35周年“EVOLUTION”5部作』に登場する、ナースに外見がそっくりな怪獣。但し設定上の繋がりはなく、その正体はガルト星人が詐称していた恒点観測員。
アカシックレコードに記された「植物生命体と現生地球人類との共存」を見守る役目を担っていたらしき描写が劇中に見られる。
ナースと異なり、人間との対話が可能。劇中で声を当てたのは、奇しくも過去に黄金のロボットや『ウルトラマンティガ』でナレーションを演じていた声優の二又一成氏。
『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THEMOVIE』
本作で42年ぶりに再登場。劇中ではフルCGで描かれ、ナースとして再登場するのは初となる。
ゼットン星人に率いられ、ZAPを襲撃してスペースペンドラゴンに巻きついたが、駆けつけたウルトラマンダイナのビームスライサーによって切り刻まれて倒された。
『ウルトラマントリガー』
GUTS-SELECTが保有する、ナースに酷似した対怪獣用戦闘艇「ナースデッセイ号」が登場予定。
オリジナルのナースとの関係は現時点では不明。もっとも、ナース(およびそれらに関係するキャラクター)が明確に味方として描かれるのは初。
詳細はリンクを参照。
※この他、『ザ☆ウルトラマン』に登場する宇宙竜ドラゴドスは、ナースの後継機であるという設定が存在する。
さらに『ウルトラマンメビウス』のパラレル世界の小説「アンデレスホリゾント」では、サーペント星人の宇宙船として、三つ首の機械龍ナーガが登場している。
派生作品
『大怪獣バトル』
アーケード版のNEOシリーズにて主人公がガッツ星人に連れてこられた惑星に野生の怪獣として登場。円盤形態の姿からコインだと勘違いしたカネゴンが近寄ると敵と認識して主人公を襲って来たが、主人公に倒される。
『大怪獣バトルウルトラコロシアム』
バトルコロシアムの門番を勤め、コロシアムに辿り着いた主人公を試すかのように襲いかかって来た。
余談
ナース初登場回の『セブン』第11話は、セブンのビームランプが初めて点滅した回でもある。ただし、この描写は演出ではなく電飾の接触不良による偶然の事故だったらしい。
ニンテンドーDSソフト・怪獣バスターズ/怪獣バスターズパワードでは、ナース自体は登場しないものの、ナースの頭を模した武器『ナースハンド』が作製可能。
Pixivでは
タグとしては「ナース」の方が多いが、ナースと言えば看護婦を意味する語句でもあるため、検索結果にも怪獣の絵と共に看護婦の絵が多数ヒットしてしまうのが現状である。
…というか公式に「ナースはナースでも怪獣の方だった」なんてネタを(エイプリルフールとは言え)やっていたりする。
関連イラスト
関連タグ
ゼンゼンヤラネーダ:そっくりな形状・変形をする個体が登場して話題になった。