- どうぶつの森の住民についてはこちら⇒ムー(どうぶつの森)
- ファイナルファンタジー6に登場するモンスター。
- 妖怪ウォッチ3、妖怪ウォッチ(アニメ):「ヌー」という雑誌が登場している。
概要
学研で出版されているオカルト専門誌。上記のムー大陸が由来。1979年から現在まで続く長寿雑誌でもある。オカルトモノならUFO 宇宙人 超能力 UMA 幽霊・亡霊(心霊現象) 妖怪 オーパーツ 超古代文明 超科学 疑似科学 陰謀論など全般を扱う日本随一のオカルト雑誌(その他日本神話や秘密結社がよく出る)で意図的なゴシップやおふざけものも扱っている。(実用編と称した、株 FX 宝くじ必勝法など)
しかし彼らもかなり真面目で、近年大西洋海中で発見された大陸痕跡の情報には編集者が「ヤッホー!」と喜んでいた。チキンラーメンの派生商品「アクマのキムラー」のYOUTUBE配信CMの解説欄にも常軌を逸した長さと読み手が引くほどの熱量を込めた記事を載せている。
作家にとっては創作ネタの宝庫で大いに参考にできるだろう。しかしあまりのめり込むとオカルトに収まらず本気で信じ込むことが稀にあるので要注意(日本が開発したフリーエネルギーが潰されたのはアメリカの陰謀に違いないんだ!など
そんなことはそうそうないと思うが、自身の環境次第では読んでる内に自分が成功できないのは世界政府(組織)による妨害のせいだ!と思い込んだ例も本当にあったらしい。とあるラジオ番組でも「限度をわきまえずに信奉すると、それはもう「オカルト」ではなく「カルト」になってしまう(意訳」と警鐘を鳴らしていた。
新海誠作品
アニメ監督・新海誠の作品には雑誌『ムー』が何度も登場する。監督曰く、子供の頃は好んで読んでいたといい、『星を追う子ども』に出てくる地下世界・アガルタもムーの影響と語っている。
2016年公開のアニメ映画『君の名は。』の登場人物・勅使河原克彦はムーの愛読者で、雑誌をいつも読んでいる。
2019年公開のアニメ映画『天気の子』の主人公・森嶋帆高が見つけた仕事が、須賀圭介の編集事務所でムーからの執筆依頼も受けている。
ムーでは両作品の公開に合わせて新海監督とのインタビュー記事を載せている。
ある漫画家も愛読
獄中体験記とした刑務所の中がヒットした花輪和一も愛読家らしく、1994年頃に刑務所に収容されていたが、刑務所内でも購入できた雑誌だったという。
当時作中でも購入できる雑誌の話題において「最初は学習誌だったけど、いつの間にか娯楽誌扱いになってて受刑者の書籍所持冊数の制限に引っかかるところだった」と述べている。