プロフィール
概要
帝都聖杯奇譚の連載前設定に登場するサーヴァント。後述の能力から、本来のクラス自体は不明となっている。
暗い顔をしたボブヘアの青年で体育座りをしてはため息をついている。
真名
秀吉亡き後に天下統一を成し遂げ、初代征夷大将軍となった徳川家康。別名『東照大権現』。
しかし、本物は何らかの理由で早死にしてしまった為、「徳川というシステム」を維持する為に組み込まれた家康の影武者。つまり人々が知る家康とはこの人を指すようである。
ただし、外見は上述の通りなのでまた、『影』武者故なのか他の三英傑のように兜を被っている訳でも、猿顔をしているわけでもなく、要は家康本人だとわかる外見的特徴が何もない為に征夷大将軍然とした威風堂々さは全く感じられない(逆を言えば聖杯戦争において、真名を看破されにくいというメリットがある)。
能力
七種の宝具を所持しており、これらを使い分ける事でセイバーからバーサーカーまでの基本七クラスの姿とそれに見合ったステータスに変化する。
この宝具一つ一つが徳川家に縁のある武将そのもので、変化した姿は彼らを模したもの。わかりやすく言えば夢幻召喚やカメンライド。彼らも家康の影武者を務めた伝説から生まれた宝具である。
現在判明している姿は次の通り。
刀を装備する事で、柳生但馬守宗矩の姿に変化する。
とこのように状況に応じてクラスを変幻自在に変えられる能力から第六天魔王に有利を取れる一方で、太閤には刀狩りで宝具を奪われる為、三竦みの関係となっている。
尚、家康本体のクラスは不明で、永らく相応しいクラスが無かったものの、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿にて影武者のクラスフェイカークラスという彼に相応しいクラスが登場した。
ちなみに、家康以外のクラスはアーチャー、セイバーと三騎士クラスである事が分かっているが、FGO的な三竦みでは信長にはランサークラスで有利を取れるのでそちらで実装される場合、ランサークラスになるのだろうか。
関連人物
豊臣家崩壊の原因となった人物である為、彼女からは目の敵にされており、最悪アヴェンジャークラスになるらしい。事実FGOのぐだぐだイベントでは徳川が作り上げた都である帝都でアヴェンジャー化して暴れ回った。
影武者家康の使用する宝具のひとつ、村正BLADEを打った刀鍛冶。
武器を奪って自分の物とする英霊達。対峙した場合、家康とは相性がとことん悪い。
なお、家康は武器をどんどん生産して味方に渡す戦法を取れるわけではなないため、自軍の組み合わせとしても良いとは言えない。このサーヴァントをどう活かすFGO?
余談
上記のように7つのクラスに変身できる事が分かっている家康だが、アーチャーからバーサーカーまでのクラスが誰に変身するのかが未だに明かされておらず、ファンからは度々議論の対象となる。
中でもキャスター候補はFGOで開催されたぐだぐだイベントから南光坊天海ではないかと疑われている。これらの逸話は俗説として伝わる家康影武者説が元ネタと思われる。
また、バーサーカーを選んだ場合はFGO的にクラス相性もへったくれも無くなる。
紛い物の太閤が制定者をやってのけたり、第六天魔王は復讐者になっているため、同様に家康もエクストラクラスの適性はあると考えられる。
関連タグ
徳川廻天迷宮大奥:"徳川"をテーマとしたFGOのゲーム内イベント。ただし、メインを張った新規サーヴァントはインドの神一騎だけであり、本記事における彼の出番は一切無かった。
世良田二郎三郎元信:小説・影武者徳川家康の主人公になった為に、『有名な家康の影武者の一人』になってしまった人物(ある意味無辜の怪物)。彼が"徳川家康"に組み込まれた場合、成るクラスはアーチャーだろうか?
風魔小太郎:小説・影武者徳川家康では紆余曲折を経て"徳川家康"を維持するメンバーになっている。
徳川四天王:本多忠勝・酒井忠次・榊原康政・井伊直政。家康本人が亡くなった時期にもよるが、忠勝以外の3人も『影武者徳川家康システム』に組み込まれていた可能性は高い。