「俺の名は、アーマードライダー黒影!!そしてコイツは、グリドンだ・・!」
概要
「チームレイドワイルド」のリーダーである初瀬亮二が変身するアーマードライダー。
スーツカラーは名前の通り黒で、鎧武ら和風ライダーと同じデザイン。ただし鎧武や斬月にもある羽根飾りや模様が無く、無双セイバーも装備されていない。また、眼の部分は鎧武の様に境目も無い完全なゴーグルアイである。
変身時の音楽は鎧武と同じ法螺貝の音+「ソイヤッ!!」。
名前は初変身の際に初瀬自身が決めた。もしもこの時初瀬が決めていなかったら鎧武やバロンに因んで「アーマードライダー(仮面ライダー)・レイドワイルド」という名前になっていたかもしれない。かっこ悪い気はしないが長い。因みに初瀬は初変身直後の姿を確認していないので、ドライバーの変身音声だけで命名した事になる。
スピードに特化しており、他のライダーに比べアーマーが少ない(スピードだけなら鎧武イチゴアームズに次ぐ)。
素早い動きで敵を翻弄する戦法が得意だが、初瀬の経験不足やランクの低いロックシードの宿命ゆえか、ややパワー不足気味。
グリドンと行動を共にしており、インベスゲームでもコンビを組んで(と言うよりもこき使って)戦う。
グリドンとは互いの弱点(グリドンはパワーと防御力はあるが鈍重、黒影はスピードはあるが防御力がなくパワー不足)を補い合えるベストな組み合わせなのだが、劇中ではイマイチお互いの利点を発揮できていない。
第5話で初登場。続く第6話で自ら名前を名乗りを上げ、連合を組んだ筈のバロンをあっさりと裏切り、一度は勝つが鎧武と龍玄のコンビに敗北。
更に第7話ではグリドンとタッグを組んでブラーボと戦おうとしていたが、グリドンが早々に離脱したために一方的に倒されるなど不憫さが際立っている。
11話では斬月に倒されて、戦極ドライバーを破損してしまい、変身できなくなってしまった。これには理由があり、黒影が斬月をスペシャルゲームの参加者と勘違いして襲いかかった為。当の斬月側には研究ブースをロックシードの匂いを嗅ぎつけたインベスに襲撃されていたという事情があり、部下の救援を優先した彼は何度もしつこく付き纏って来る黒影を相手に手加減をしている暇が無かったのである。
それと入れ替わるかのように、ドライバーの量産化に成功したユグドラシル・コーポレーションの特殊部隊員たちが変身するようになり、この姿で活動を行っている。
しかし、初瀬が自分で名前を決めていなかったり別の名前にしていたりしたら、彼らの名前も変わっていたのだろうか。
変身ポーズ
左手に持ったロックシードを前に突き出し「変身」の掛け声と共に起動。
右上、左上の順に腕を振りドライバーに装着、カッティングブレードをおろす。
形態
本編に登場
「一撃! インザシャドウ!!」
専用武器は長槍「影松」。
ガンバライジングに登場
第4弾に登場。
第6弾に登場。
ガンバライジング
ガンバライジングでは3弾から参戦。RとCPで登場し、いずれも元相棒であるグリドンと組んだときに発動するバーストアビリティを持つ。4弾では他より遅れてSRに昇格し、また新たにCPを手に入れた(この4弾CPではドングリアームズかクルミアームズにチェンジできる)。アビリティは初瀬ちゃんのイメージに反し、サポートとして優秀なものが多く劇中では不遇な黒影とグリドンのタッグも、ゲームでは中々の強敵になる(ただ、4弾CPのカードは仲間のステータスを犠牲にして自分のステータスをアップするものになっている)。又、劇中の必殺技持ちなのも、今は亡き初瀬ちゃんにとっては嬉しいだろう。
6弾のCPではブレイドアームズで登場した。
余談
「アームズチェンジシリーズ」のフィギュアはチューリップホッパーとのセットで発売されたが、素体が鎧武と斬月の流用のため、実際のスーツにはない模様のモールドが残っている。そのため、完全再現したい場合はナックルの素体を使う必要がある。
関連タグ
仮面ライダー鎧武 戦極ドライバー ロックシード アーマードライダー マツボックリアームズ 初瀬亮二 木の実組 松ぼっくり
○号ライダー