概要
CV：水内清光
人物
観光会社「レインボーハッピーリゾートカンパニー」の社長。関西弁(コガネ弁?)で喋り、稲妻模様のアロハシャツとハゲが特徴。
その経営方針は「悪徳企業」そのもので、本人もそれに見合った凶悪な人相で、目的の為なら手段を選ばず、まともに約束も守ろうとしない卑劣かつ強欲な性格。おまけにかなりの成金趣味な上に自己顕示欲の強いナルシストで、自らの会社が建てた施設等に、「ゴールデンブルガン像」という自分の外見を数倍美化させた金メッキの像をオブジェとして建てようとする。
トレーナーとしての腕はそれなりにあり、パワフルなポケモンを好んで使う。手持ちのポケモンはエレキブル、ブーバーン、ゴロンダの三体で、いずれも好戦的で凶暴な性格をしている。
活躍
初登場は70話「牧場を守れ! 逆襲の蒼き炎!!」。カキの牧場を買収せんとするも断られたために、牧場に嫌がらせを仕掛ける。
そこでカキと、牧場を賭けてエレキブルでカキのバクガメス・アローラガラガラと勝負をし、一度は勝利するも、その翌日に行われた再戦では1vs1で勝負し、敗北する。それでも諦めきれず、約束を反故にして重機で強引に牧場を取り壊そうとするが、ジュンサーに土地売買の書類偽造、不法侵入、器物損壊の罪を言い渡され、部下共々逮捕された。
この件以降、当然ながらカキからは目の敵にされるようになる。
その後、その存在を忘れかけた頃となる81話で再登場。早くも出所しており、ロイヤルドームのヒールレスラー集団・リベンジャーズのスポンサーとして、黄金塗装のベンツで乗り込む形で会場に現れ、サトシ達を唖然とさせた。ミスターエレクとマッドブーバー、その他数人のレスラー達を配下として従えており、解説役を務めたファイヤー・コジーロからは、「地獄の欲張り野郎」と評されている。
カキの牧場の件から全く懲りておらず、公共施設であるはずのロイヤルドームの買収を目論んでおり、卑怯な戦い方をしたブーバーンがそれを邪魔したニャヒートに恥をかかされたと言い掛かりをつけ、ドームを賭けてロイヤルマスクとサトシにリベンジャーズとのバトルを申し込む。
しかしバトルにて散々卑怯な戦い方をさせて敗北した挙句、悪足掻きと言わんばかりに試合をぶち壊そうと手持ちのゴロンダで挑んだが、結局サトシのニャヒートとロイヤルマスクのガオガエンによって、ゴロンダ共々一撃でノックアウトされてしまった。
その後もツンデツンデやカミツルギ等、UB関連で幾つも被害に遭っており、相当の金額を喪失。ロケット団三人組からもその成金趣味から嫌われ、最早悪党と言うよりもお笑い担当に相当する。
リベンジャーズのオーナーとしては未だ継続しており、アローラポケモンリーグには自社の箔を付けさせる為か、メンバーのミスターエレクとマッドブーバーを選手として参戦させるも、因縁フラグがあるカキのバクガメスによってあっけなく一蹴された。
評価
見ての通り、救いようのないクズもとい老害でキモすぎるクズ野郎であるが、今作のアニポケでは敵対する組織が早い段階で改心しているうえ、もう一つの組織もリーグ中に改心した事を考慮すればブルガンとその取り巻きもとい共謀者達は必要悪的な形で登場したのかもしれない。また、他者に嫌われている程に無慈悲な彼だが自分のポケモンをゴージャスボール(アニポケにおけるゴージャスボールは居心地が良いという設定がある)に入れていたり、共謀しているリベンジャーズを客席から曲がりなりにも応援している辺り、共謀者達にはある程度の慈悲はあると思われる。
関連タグ
アニポケ サン&ムーン アローラゲスト 吐き気を催す邪悪 強欲 ブラック企業 老害
共通点があるキャラクター
- ポケモンハンターJ：ダイヤモンド&パールから登場したキャラクターでブルガン同様サトシらどころかロケット団にも嫌われている悪役(それ以前にポケモンハンターという存在自体が基本的に救いようのないクズである事は明確。)。「アニポケに登場する悪役の中でも希少である現実の法に触れる程の悪事を犯した悪役(彼女は殺人未遂他を犯している)」「何かしらの集まりのトップ(自身の一味のトップ)」という点が共通している。相違点は受けた罰であり、ブルガンは逮捕を一度経験し釈放後は大金の損失といったありふれた罰であるのに対して、Jはターゲットであるポケモン(ユクシーとエムリット)の攻撃で死亡というブルガンが受けた罰よりもっと悲惨な罰を受けている。
- スワマ：ベストウイッシュのゲストキャラ。彼もブルガンやJと同じく救いようのないクズであり、「強欲な性格の悪役」「人やポケモンを平気で陥れようとする」「メンバーにかくとう複合(エンブオー)がいる」という点が共通している(ほのお専門という点ではマッドブーバーと共通している。)。クズではあれど共謀者には多少の慈悲があるかもしれないブルガンや人もポケモンも道具扱いするもののある程度部下に信用されているJと違って、スワマは人とポケモンの両方に嫌われており、捨てたポケモンの身体を縛り付けて飢え死させかけた事がある。罰を受けた点も同じだが(スワマは捨てたポケモンに罰せられた。)、その後何度か出番があったブルガンと違って、スワマは罰せられた後に復讐を仄めかすような台詞を吐いて逃げたのを最後に出番も復讐の機会も全く訪れなかった。
