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ラフムの編集履歴

2021-10-23 23:08:10 バージョン

ラフム

らふむ

『Fate/Grand Order』で登場したエネミー。第1部7章および2020年冬版のアニメにおける核心の内容が含まれます。

真・女神転生Ⅴのラフムは邪神ラフムで。


概要

双貌の獣ラフム

らくがき

qkde! qkde! g@'fffffffffff!

(たのしい!たのしい!ギャハハハハハハハハハ!)


第1部七章後編で登場する魔獣。ティアマトから産まれた「新しい人類」。解析したDr.ロマン曰く、エルキドゥの量産型。そのため強大な戦闘力を持ち、一個体の魔力は複合神性ゴルゴーンの生み出したウガルを上回る。

登場直後はまだ幼体であり言語も文字化け(かな配列と英字配列で翻訳可能)であるが、短時間でカタコトではあるが会話ができるまでに知性が発達する。


ウルク兵による通常の武器が通らない程に頑丈な外殻に、人間の肉体を簡単に引き裂く程の鋭い鉤爪を持つ。また、飛行特化形態に変化した「ベル・ラフム」も存在し、自身を錐状に変形してミサイルのように射出させる飛び技も行える。一丸になって体当たりした際の威力は、グガランナの蹄と同等とされる。

ティアマト直属の最上位に位置する十一体の個体は魔神柱すら上回る魔力を持ち、アニメ版では光弾を放ったり腕を伸ばしたりと多彩な攻撃手段を持っていた。

生命体としても強靭で、捕食行為をする必要がなく、無性生殖で繁殖できるという厄介極まりない能力を持つほか、自ら休止する際は球体となって停止する。


それぞれの個体が持つ情報を共有できるという一種の真社会性生物のような特徴を持ち、人間を遊び半分で殺したり人間を嘲笑うなど一見すると残虐かつ卑劣に見えるが、個体ごとに自我があるように見せているだけで実際はただの人形

節足動物と人の口を掛け合わせたような生理的嫌悪感を放つ見た目と、雑魚とは思えない硬さでトラウマになったプレイヤーも数多い。

また、その在り方は言うならば「人類の悪性のみを抽出、凝縮して無理やり形にしたようなもの」といったところであり、人類の暗黒面と言って差し支えないものだろう。


ゲーム上では

クラスはエルキドゥの量産型ゆえかランサーで、HPは初戦から15万超という目を疑いたくなる数値で、以降は6万弱〜13万弱が団体で出現するので、弱点クラスでも上手く立ち回らないと削りきれない。

加えて、使用スキル「けたけた笑い」で単体に対する強化解除と防御デバフを頻繁に行うのも厄介な点で、バーサーカーを守り抜くのは困難を極める。


また、飛行特化形態の「ベル・ラフム」はクラスがセイバーに変わり、HPも20万~50万超とさらに高くなる。オマケに使用スキル「せせら笑い」は強化解除とNPチャージ20%ダウンというより厄介な効果になっている上に、チャージアタック「空走り」を受けるとQuick性能を大幅に低下させられ、効果が切れるまでQuick攻撃のダメージが悲しい位少なくなってしまう。


そして、ラスボス前はクラスが相性関係を一切持たないビーストⅡへ変わり、19万×11体を相手取る。

普通に削ろうとするとかなり時間が掛かるが、ここでの個体はクラス特性に“神性”を持っている上に、即死耐性が低いという弱点がある。

エレシュキガルからのサポート『冥界の護り』で、NP獲得量50%アップが常時入るため、アルジュナ宝具破壊神の手翳』等の即死宝具を連発していけば、ことごとく蒸発させることが可能である。


まさかの再登場

エルキドゥの幕間で第七特異点に残存していたティアマト神の肉片より誕生した個体群が登場する。

本体より生まれたわけではないためか、7章の個体とは違って人間の言葉を使えるほど成長することができないようで、終始ラフム語でのセリフしかない。

それでもエルキドゥとはある意味同じ存在であるためか会話が成立しており、ラフムの発言を翻訳するとただひたすら母の解放を望む発言ばかりで、七章の時のような過度な残虐性は見受けられず、不利と悟れば撤退するなど、かなりおとなしくなっている印象を与える。

ティアマトの残滓が完全に消滅すると、世界を恨めないエルキドゥのことを憐れみながら、母と共に土に還ることを選んだ。


0;0:f ffs smi zai t5.

30;m4 0;0;f 6j5を 30;m4

6j5f pte0 4o/ue

(われわれは ははと ともに つちに かえる)

(あわれもう われわれは おまえを あわれもう)

(おまえは せかいを うらめない)


正体

前述の通り、大半のラフム達はティアマトから形成されたものだが、実はウルクを襲った個体のいくつかはウルクに元々住んでいた民達を捕らえ、それらを遺伝子・細胞単位で作り替えて生み出した現人類の再利用品である。

このラフムに作り替えられた時点で元の人物の性格および思考などは完全に消滅し、当然だが肉体も材料として使われるだけで人間の面影などまるで残らないため、すぐさま他のラフムと同じ存在に成り果て、ただひたすらに破壊活動を繰り返すようになる。


ただしごく稀に僅かながら自我が残っている個体も存在するようで、それらは単独行動を行うこともある。ゲーム内では戦闘中、とあるラフムの些細な行動により事実が明らかになる。

だが、マスターは違和感こそ覚えるもののゲームの進行上必ず倒さなければならない敵である事と、さらに気づいたとしても他に選択肢がない以上どうしようもないため否応なしにも戦わざるを得ない状況に陥る事になる。(主人公も戦闘後に同様の違和感を感じ取っている。)

FGOはそのシステム上、バトル中に攻撃を止める事が出来ない点も相俟って多くのマスターの心を抉った。また、攻略中は必死になって戦うあまりこの個体を楽勝な相手としか認識できず、あとからその正体に気づいて落胆するという二段構えに嵌ったマスターもいる。「ゲーム」というメディアならではのエグさである。


さらに問題の場面が映像化したアニメ15話では、ぐだ男このラフムの行動から正体を明確に察してしまうシーンに変更されており、さらにトラウマを植え付けることとなってしまった。


一方、舞台版では動きにくさなどの関係から人間の体の半分がラフムという状態で表現されており、別の方向でトラウマを加速させる事に。




余談

第1部七章最大の鬱展開要員であるラフムだが、最終章配信当初でストーリーの熱い展開そっちのけでプレイヤー達が魔神柱を我先にと素材目当てで倒そうとする様がラフムよりひどいと話題になった。

魔術王が人理焼却したくなった気持ちがなんとなく解ると言う人も。


また、二代目マシュのCVを担当する高橋李依は結構なショタコンであり、若き日の征服王幼い英雄王などの少年サーヴァントが話題になるたび興奮からか奇声を上げて笑い転げる。具体的にはマフィア梶田がドン引きするレベル。

そのおかげで一部のリスナーから「ラフム高橋」とあだ名されるようにもなり(その他にも「ブケファラス高橋」など)、ついに自身のtwitterにラフム語でコメントし始めた。


尚、初期段階でラフムが発する言語は一見すると意味不明だが、これをPCの日本語キーボードに当て嵌めて、ローマ字入力→かな入力に変えてみると翻訳が可能である。

例えば、このページの冒頭に書かれた「qkde! qkde! g@'fffffffffff!」が「たのしい!たのしい!ギャハハハハハハハハハハハ!」と訳せるのはこういう構造だからである。濁点や半濁点も1文字と数える。


更にアニメ化に際して別の翻訳方法で表現された。

放映前は逆再生など翻訳の仮説があったが、本編では平仮名の音を五十音順で2つ前の文字に置き換えると日本語になるという方法でラフム語が表現されたのだ。

例えば、本編で「きせかなきせかな」という読み方をこのやり方で訳すと「おしえておしえて」となる。


なお、このアニメ版における動き回り高い声を出すラフムは相当数のマスターのSAN値を直撃したようで、Twitterなどでは「ラフム人力」「ラフム姦」というパワーワードまで生まれている。

しかも、人間がラフムに作り変えられるシーンまで描写されたのだから恐ろしい事この上ない。



なお、他の型月作品において、蒼崎橙子は「怪物は正体不明かつ不老不死で言葉を話してはならない」、アンリマユは「怪物は本能ではなく優れた理性でモノを殺す」と評しており、なんとなく楽しいからという動機で人を殺すラフムはどちらにも当てはまっていない。

つまり怪物ではないことを定義できてしまうわけで、人類の側面であることを裏付けている。


また、『純粋で残虐』、『有性生殖を行わない』などの子供の条件を満たしており、文字通り『ティアマトの望む子供』というわけである。しかし、ただ一つの例外を覗き、人類悪から生まれた存在である以上、人間の子供に見られた善性は欠片ほどもない。


関連イラスト

FGO7章サイカワ枠センシティブな作品


関連タグ

Fate/GrandOrder 絶対魔獣戦線バビロニア

みんなのトラウマ ビースト(Fate)

シン・ゴジラ きのこ曰くモデルはゴジラ第5形態とのこと。

エヌマ・エリシュ モチーフとなったバビロニア神話。ティアマトに創造された6つの巻き毛がある男神、もしくはラハブと同一視される海魔と伝わる。

ソルジャーレギオン:こちらも群れで人間を襲う。

吐き気を催す邪悪

外部リンク

ラフム - Wikipedia

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