プロフィール
名前 | 嵐千砂都 |
---|---|
学年 | 1年 |
学科 | 音楽科→普通科(TVアニメ6話) |
年齢 | 15歳 |
身長 | 155cm |
血液型 | B型 |
誕生日 | 2月25日 |
星座 | うお座 |
趣味 | 体を動かすこと、ダンス |
特技 | 初対面の子と仲良くなること |
好きな食べ物 | たこ焼き、桃、コーラ |
好きな言葉 | 「早起きは三文の徳」、「笑う門には福来たる」 |
好きな教科 | 体育 |
好きな動物 | ハムスター |
イメージカラー | ピーチピンク |
CV | 岬なこ |
概要
『ラブライブ!スーパースター!!』に登場するスクールアイドルグループ・「Liella!」のメンバー。
結ヶ丘女子高等学校の1年生(新設校のため、1回生でもある)音楽科所属。
澁谷かのんの幼馴染で、ダンスがしたくて結ヶ丘に入学したが、何の因果かスクールアイドルをやることになった。
たこ焼きが好きで、たこ焼き屋でアルバイトしている。
また、たこ焼きに限らず丸いものは基本的に大好きで、上記のプロフィールには書かれていないがかのんの家で飼っているマンマルも目がマンマルでかわいいからと可愛がっている。
人物像
基本的には穏やかで友好的な性格。
ダンスの特訓も嫌な顔をひとつせず引き受けるなど器量も広いが怒ると怖く、唐可可が練習中にゲームをやりだした際には「でも、あっという間だよ?」とドスの利いた声と怖い顔で告げている。
音楽科に所属しているが普通科に対する偏見はなく、かのんと幼馴染ということもあってかスクールアイドル活動に対しては非常に協力的。観察眼にも長けており、平安名すみれの過去に寄り添ってあげられるのはかのんであると見抜いていた。
一方でノリの良い一面もあり、かのんの動画を撮影する際は可可と共に「たまんねえ~!」と叫ぶ、お化けの真似をしてかのんを驚かせるといった面も見せている。
誰に対しても親切ではあるが単に甘い性格ではなく、可可とかのんにふたりで向き合う時間を作ったり、スクールアイドル部全体がダンスに関して自分に頼り切りになっていると知った時は、敢えて合宿に同行せずに自分たちで動くようにさせるなど、自立を促すこともある。
彼女の指導を受けたメンバーは毎回これ以上ないほどの立ち回りをして最善の結果を出しているため、5人の中では最もアクティブな容姿をしているのとは反して意外と頭脳派なブレーンとしての一面を持つ。この的確な判断能力の高さは幼馴染と交わした約束(後述)を守るために鍛錬を怠らなかった努力の結晶か。
スタミナをはじめとしたフィジカル面ではLiella!メンバー中トップであり、劇中では他のメンバーがバテるようなメニューをこなしつつ殆ど疲れる様子を見せていない。
その他、手先は結構器用なようであり、コンパス無しで真円を描いたり(子供の頃からできていた模様)、OPでは可可と一緒にミシンで衣装作りをしていた。
口癖はどこぞの妖怪と同じく「ういっす」であり、挨拶や掛け声として使用したりしている。
普段は何かと変な言動をする可可やすみれと比べて良識的で気の利いた面こそあるものの、丸いものには並々ならぬ情熱と愛を注いでおり、それ故にタガが外れることもある。かのん曰く『いつもしっかりしているのに、丸いものが関わるとたまにちょっと変になる』とのこと。
テレビアニメ
第1話
第1話から登場。
可可から逃げるかのんに話しかける。
音楽科に不合格となり、もう音楽を辞めると宣言するかのんを「私はかのんちゃんの歌、聴いていたいけどな…」と励まそうとした。入学式中も暗い表情のかのんを心配そうに見つめており、「たこ焼き屋でバイトを始めたから遊びに来て」と言うなど、彼女になるべく寄り添おうとする態度が見られた。
店を訪れたかのんに対し、「歌にしても楽器にしてもダンスにしても、それ専門でずっとやってきたからそっちの方が大切だから」とスクールアイドルをやるのは難しいということを告げていた。
第2話
唐突にラップを披露。
その後、かのんから葉月恋の弱点を調べるよう頼まれたため澁谷家を訪ねる。
調査の結果、恋の弱点は「一言でいうと無い」と断言。「一度他部に入って、恋に目を付けられないようスクールアイドル活動を継続しないか」と妥協案を出すも、本気でスクールアイドルを目指そうとするかのんの姿にそれ以上のことは言わなかった。
その後、代々木スクールアイドルフェスでの優勝を条件にスクールアイドル活動を許可された二人からダンスの振り付け担当として手助けを頼まれる。
そのまま可可からスクールアイドルをやってみないかと誘われるが、音楽科で忙しい千砂都を気遣って制止するかのんに複雑そうな表情を見せていた。
ファンからは、過去作のように盛大にこじらせる展開があるのではないかと心配されているが…
第3話
かのんのあがり症が再発したのは『フェス優勝』という新たな重圧がかかったからと分析し、人前で視線を受けながらの作業に慣れさせるべくたこ焼き屋での接客を経験させるが成果は出ず。
続いて可可とともに、かのんに可愛い服を着せて「たまんねえ~!」と写真(動画?)を撮って盛り上がるが、これもあがり症の克服にはならなかった。(ちなみに、この時撮ったものをネット上に上げて「いいね」をたくさん集めるつもりだったらしい。畜生である)
そんな中、急遽『Sunny_Passion』のフェス参加が決まったことに舞い上がる可可の部屋に、かのんと3人で集合する。強豪グループの急遽参加に加え、あがり症再発という絶望的な状況に不安げな表情を浮かべるかのんを見て「二人で過ごす時間も大事だよ」と二人で向き合わせる時間を作る。
帰り際、可可に再びスクールアイドルに誘われるが、スクールアイドルそのものに興味はあるもののダンスとの掛け持ちは難しいこと、真剣にスクールアイドルを目指すかのんに対して生半可な気持ちではできないと断る。
そして始まったクーカーのライブでは、声を張り上げて彼女たちを応援していた。加えてライブ中では意味深な表情を浮かべており、視聴者の間でもその表情の解釈や、彼女が加入するまでの展開の予想に様々な声が挙がっていた。
第4話
かのんと可可の二人を(あくまでもスクールアイドルの部外者として)サポートする姿勢は変わっていない。劇中、雨天により練習が中止になり「いつも長い時間付き合わせてごめん」と謝るかのんに「二人のために力になりたいの!気にしないで!」とまったく気にしない様子を見せた。
幼馴染だけあって、かのんがお化け嫌いなのを知っているらしく、スクールアイドル同好会の部室の古びた雰囲気に怖がる彼女を面白がってからかっていた。
すみれのスクールアイドル同好会加入に伴いセンターを決める選挙では、黒板消しをマイク代わりにノリノリで仕切り、かのんが圧倒的な差をつけて1位になった時に「どうせなら、部長も一緒にやっちゃったら?」となし崩し的に部長に任命しようとする。
後に、センターに固執するすみれの本心に理解を示すかのんに「じゃあ伝えないといけないんじゃない?今、一番すみれちゃんを理解してあげられるのは…」と背中を押し、間接的にではあるがすみれが本格的にスクールアイドル同好会に入部する一助となった。
第5話
冒頭で、先生から提案されダンス大会への出場を決める。
猛暑日のため澁谷家のカフェで涼んでいた(この時マンマルにメロメロになってだらしない表情を浮かべている)ところ、突如サニーパッションが来客。
その際、クーカーのダンスを称賛されるもどこか含みのある言い方に引っ掛かりを覚え、直接二人に真意を問い詰めたところ「自分たちで動いている感じがしない」と、クーカーのダンスが自分に依存していることを指摘される。
加えて、聖澤悠奈からの「君がメンバーだったら脅威だったけどね」という言葉もあって何かを決心し、彼女たちの故郷の島で練習することになるかのん達とは別行動をとり自分はダンスの練習に専念することを宣言する。
そして、遂にラストで彼女も何かを決心したかのように赤と黄色の髪結びを整え、視聴者に鞄の中から見える『退学届』という盛大な爆弾を落としていくのだった……。
第6話
幼少期の彼女が詳細に描かれた。
幼いころは弱気で泣き虫なために周りからいじめられていたが、かのんから庇われたり一緒に遊んでもらえてきたことから、「かのんに守られるだけではない強い人間になりたい」という思いを抱えていた。
千砂都がダンスを始めたのも、かのんにとっての歌のように、大好きで夢中になれる事を出来るようになろうという決意からだった。
そんな彼女がダンス大会に向けて抱えていた決心とは、もしも大会で優勝できなかったら退学し、海外へダンス留学をするというものだった。
「かのんの横に立って支えたい」という思いが、やがて「かのんを支える強い人になるには、彼女の出来ない事を自分一人で出来なくてはいけない=一人でダンスの結果を出せなければ、かのんの近くにいる資格が無い」と思い詰める原因にも繋がり、それが彼女に退学という選択肢を与えてしまっていた。
夜にかのんと電話をした際にも、退学を考えているなど想いの源流ともいえる彼女に言えるはずがなく、どこか余所余所しい態度になっていた。
そして迎える本番当日、緊張からひとり会場の控室から離れて不安げに窓を眺めていたが──
かのん「ごめんね」
かのん「気がつかなくて」
千砂都の余所余所しい様子をかのんが見逃すはずもなく、千砂都が不安を抱えているのではないかと察したかのんは悠奈に頼んでダンス大会の会場まで連れてきてもらったのだ。
そうして会場まで応援しに来たかのんを見て安心感を覚えた彼女は、「結局、自分はかのんがいなければダメな弱い人間なんだ」と塞ぎ込みそうになる。
そこでかのんから告げられたのは、かのんにとっての大切な思い出であり心の支えになっていたのが「かのんができないことを、できるようになる」と宣言した千砂都の姿であること、それからの千砂都は尊敬すべき大切な存在であること、そして、「二人が同じ思いなら、二人で支え合おう」という言葉だった。
それらを聞き、抱えていた重圧からも解放され、いつもの『うぃっす』という掛け声とともに会場へ向かい…
結果、堂々の優勝。
そして、退学届けとはまた別に「もしも大会で優勝できたら」出すつもりだった書類──『スクールアイドルに専念したい』という理由の書かれた普通科への転科届も提出し、正式にスクールアイドルのメンバーとして加入した。
なお、第5、6話で大切そうに彼女が持っていた赤と黄色の髪結びについては作中で詳しく語られることはなかったものの、幼少期に誓いを立てた時にも握りしめていたこと、冒頭でいじめっ子から奪われそうになった時に激しく抵抗していたことから、「入手経緯にかのんが関わっているのでは?」とファンの間では予想されている。
第7話
休み明けとライブ疲れで腑抜けた様子の可可に「シャキッとしなさい!」と喝を入れつつも、転科記念にと普通科の制服を見せびらかす。
驚くかのんと可可に転科の理由を軽く話し、可可から「愛デス…!」と感激される。
普通科としての初登校早々、生徒会発足に伴い生徒会長として名乗りを挙げる恋に対抗して、可可と共にかのんを会長として出馬させようとする。
自薦するすみれを全力でスルーした挙句「ドチラサマデスカ」と悪態をつく可可に悪ノリして「す…なんとかさん」とまですっとぼけたが、かのんが自分の代わりに出てくれるならとすみれを擁立したことに不満気に溜息をつく。
その後、すみれがタコ焼きを賄賂に投票の呼びかけを行う作戦に渋々乗っかり、「どうだろー…ギリギリセーフ?」と不安がったところ案の定理事長からアウトの通告を受ける。
一時は、普通科の生徒にも配慮した公約を掲げた恋が会長に就任したことを良かったかもしれないと納得しかけていたが、公約違反をした恋へのリコール動議に「本当にそのぐらいしないとだめかもしれない」と同調する。
その後、恋の真意を知りたいと尾行し、多少の危機を乗り越えつつも恋の自宅に到着した(なお、途中気配に感づいた恋から隠れるため立て看板に隠れていたが、それでリュック含めて気付かれることなくやり過ごせていたあたり…)
成り行きで葉月家に客人として入ることになってしまい、慌てるかのんに対して平然と出された紅茶を飲んでどっしり構え、チビ(大型犬)に追い回されている最中も息切れもせずスマホで実際にいる犬だと検索する余裕を見せるなど、だいぶ肝の据わった面が見られた。
第8話
表立った活躍はないが、恋のスクールアイドル同好会加入に伴い結束を強めた普通科と音楽科の生徒に学園祭の準備を呼びかけたり、文化祭でレインボータコ焼きを販売していたりと、要所要所での活躍も見られる。
また、ライブ後の挨拶の際に並んだときのスタイルから、視聴者からは最も大きいとみられたすみれに対して千砂都は小さいと見られた模様…。
第9話
ラブライブ開催の話題で集まる中、恋が普通科の制服を着ていることに驚く。科による制服の区別を無くそうという話に、かのんと「みんなで音楽科の制服を着てみようか」と盛り上がるが、可可から話が脱線したことを責められてしまう。
ラブライブ出場に向けて結ヶ丘スクールアイドル部のグループ名を決めようという会議では、「MARUMARU CIRCLE」を提案。恋に手で丸を作って眼鏡っぽい顔にする、チーム名を決める際に丸がいかに素晴らしいかを主張し、
「そう!マンホールも、ボールも!まんまるな目も、水滴も!月も地球も太陽も、すべて!丸なんだYO!」とY字バランスならぬマル字バランスを披露しピルエットで舞うなど、丸への愛を存分に語っていた。
…が、あまりに個人の好み丸出しだったために(熱心にメモを取っていた恋以外に)総スルーされてしまった。
動画投稿中、恋とかのんが喧嘩を始めた際でも丸を連呼し、コメントにも無数の丸が溢れていた。
歌詞が思いつかないというかのんをカンヅメにし、途中でベッドで寝ようとするかのんに「かのんちゃーん♪歌はできたー?」と剣呑な声で問いかけ、笑顔で監視するも結局逃げられてしまった。
後日、同級生との話で歌詞のアイデアを思いついたかのんを笑顔で見送り、夜に差し入れとしてタコ焼きを澁谷家に届けに来ていた。
第10話
ラブライブ地区予選の課題が「ラップ」であったため、ダンス教室で何度か習ったというラップを披露する。が、ダンスに夢中になって肝心のラップを中断してしまうため本番には向いていないことが発覚したため断念。
すみれがセンターに決まったことへ反発する可可を窘めたり、それでも何だかんだと力を入れ対象を作ってやったことに微笑むなど、可可を気にかける描写が見られた。
余談だが、新曲『ノンフィクション!!』で見せた表情が、普段の子供っぽい仕草とのギャップもあり5人の中でも特に煽情的と評判。
第11話
かのんの幼少期のトラウマの克服が主題になっているため、彼女の幼馴染である千砂都も準主役に。
理事長から、かのんと千砂都の母校の小学校で歌を教えてほしいと頼まれる。しかし、トラウマのきっかけとなった場所で歌うことに不安を覚えるかのんを見て、他のメンバーと相談して小学校の下見をしつつ彼女が歌えるかの確認をすることになる。
そうして思い出の講堂では、怖気づいて声が詰まりかけたかのんの手を繋いで5人で歌い、無事に下見を終える。
しかし、東京予選の課題が『独唱』に決まり、満場一致でセンターがかのんに決定するものの、その夜可可を呼び出して「かのんが『みんなが居るから歌える(=一人では歌えない)』ままではダメなんじゃないか」と話す。
そして、かのんを除く4人で協力し、小学校訪問をかのん一人で向かわせ、一人で歌う状況を作るという千尋の谷に落とすような策に出る。可可からは「ひどい」と非難を受けるも、それでも厳しい試練を敢えて課すことでかのんを成長させれば、「ラブライブ!どころじゃない、飛び越えて世界一…いや、すみれちゃんが言うみたいに、銀河一にまでなれる」と力説。かのんの可能性をとことんまで信じきる千砂都の態度を見て、可可も聞き入れた。
本番当日、真意を察したかのんから礼を言われ「誰かを支えたり力になるためには、ちぃちゃんが頑張ったみたいに一人でやり遂げなきゃいけないんだよね」と言われる。それに優しく頷きながらも、「それに一人じゃない。いるはずだよ、あの頃のかのんちゃんが。歌を全世界に響かせようとしていた、かのんちゃんが」と励ます。
そうしてトラウマを完全に吹っ切り、見事歌い切ったかのんの姿に感激してステージに乱入し抱きつく。続いて3人もステージに上がり、5人揃ったLiella!で改めて歌を届けようというところで話は幕を閉じた。
第12話
トラウマを克服して、前向きな面が出るようになったかのんを見て「以前と変わった」と言う恋に「そんなことないよ!これがかのんちゃん。私が知ってる…」と、本来の幼馴染を取り戻せたことを喜んでいた。
東京大会予選の課題が決まり、リモートライブ用の会場も他生徒が協力して用意してくれると言い、東京大会予選への準備も本格的に整う。
ランニング中、「私、この学校でよかった!こんなに心がワクワクする毎日になるなんて思っても見なかった!」と言うかのんに、「私も!」と同調する。
本番当日、公演でダンスの振り付けの確認をしつつも、地面に描いた5つの丸を見て「大きな丸になったね」と優しい声で呟いた。
余談
当初は、歴代幼馴染キャラの中ではやや大人しめという評価もあったが、いざ第6話が放送されると、かのんの隣に並ぶために努力を続け、転科・退学を迷いなく決断するという「澁谷かのん=人生」ともいえる重さで評価は一転。
人によっては前作で衝撃的なムーブをかました歩夢以上とも言われているほか、その生き様にサムライの魂を見出す声まで上がるほど。
関連タグ
南ことり、園田海未、松浦果南、渡辺曜、上原歩夢…過去作における幼馴染キャラの先輩方。
南ことり、渡辺曜、中須かすみ、エマ・ヴェルデ…過去作で生えてきた先輩方。
如月千早(アイドルマスター)、三船美優(アイドルマスターシンデレラガールズ)、月岡恋鐘(アイドルマスターシャイニーカラーズ)…いずれも誕生日繋がり(2月25日)のアイドル。