ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ガオガイガー

がおがいがー

ガオガイガーはメディアミックス作品『勇者王ガオガイガー』に登場する重機動スーパーメカノイド。

ついに…我々の待ち望んだ真の勇者が誕生した!

その名も、勇者王ガオガイガー!!(Number.01 勇者王誕生!より)

概要

宇宙メカライオン「ギャレオン」がサイボーグ・ガイとフュージョンすることによりメカノイド「ガイガー」へと変形し、3機の「ガオーマシン」ステルスガオー、ライナーガオー、ドリルガオーと共に「ファイナル・フュージョン」を行うことによって誕生する重機動スーパーメカノイド。合体に際してはGGG長官の承認が必要不可欠であり、最終手段でもある。

ゾンダリアン側からは当初「黒いロボット」と呼ばれていたが、粒子加速機イゾルデ攻防戦で名称を認識し、以降はガオガイガーの呼称も使用している。

ガイの四肢の延長と同時に三次装甲とも呼べるもので、あらゆる攻撃に晒されても頭部と胸部を完全に保護する様に施されている。基本的な攻撃方法は右腕で破壊し、左腕で守る近接戦闘。

だが、異星テクノロジーと地球製のガオーマシンの合体によって機体が構成される産物からか未知数な部分が多く、初出撃の時点ではまともに合体する事さえ保証できない状態で、戦闘よりも合体時の負荷で機体損傷する有り様だった。しかし序盤の戦力ではゾンダーを倒しコアを引き抜くことができるのは例外を除いてはガオガイガーのみであるため致し方がない。

様々な実戦で得たデータを元にハードやソフト両面でのアップデートが頻繁に更新され、外見上の変化はないが、原種大戦後の時点では別物と言っても良い信頼性も含めた大幅なスペックアップを施されているものの、それでも全体的に見れば合体によるダメージだけでなく、技による負担損傷も多い。

脊椎原種戦でのアクシデントから大気圏外の行動が可能な宇宙用装備のステルスガオーⅡと合体し「スターガオガイガー」になるが、本編では従来のまま呼ばれ続ける。

覇界王終盤では覇界王キングジェイダーとの戦いにおいて、ソムニウムが過去から持ち込んだ「GGGの初陣となるEI-02との戦闘直後のギャレオン」を用いてファイナルフュージョンされた。

ギャレオンこそ無改修だが、ブラックボックス以外は凱のエヴォリュダー能力で最適化されており、さらにガオーマシンは2017年の最新モデルであるため、性能、安定性共に最新の勇者王であるガオファイガーやガオガイゴーに劣らぬ圧倒的に向上した状態で復活している(ステルスガオーⅡとⅢに予備機がないため、宇宙戦闘のみ少し厳しいものがあるくらい。しかし作中ではソムニウム達がガオガイガーと合体、「夢装ガオガイガー」となることでこの点を補った)。

覇界王ジェネシックとの最終決戦時にもガオガイガーを使用。決戦後はソムニウム達によってギャレオンは元の時代に返された。

合体機構を持つロボットアニメでも「分離のための設備が用意されている」という珍しい特徴を持っており、設備の一つ、エリアIV 水陸両用整備装甲車での分離作業はEI-02戦後にその様子を描いている。

ガオガイガーは『機械の兵器』『オーバーテクノロジーに機械で補った巨人』であり『完全無欠』ではない。更に言えば人類の成長と勇気と共に改良かつパワーアップするというマジンガーZのオマージュを踏襲している。

基本データ

 全高:31.5m

 重量:630.0t

 内蔵タンク総量:264.2t

 最高走行速度:時速172km

 最高飛行速度:M3.0

 最大出力:10000000馬力以上(750万kw)

 合体コード:ファイナル・フュージョン

 内蔵GSライド:機密(Gストーン動力炉)

ブロウクンマグナム

主力戦闘装備。右前腕部を高速回転させて射出する所謂ロケットパンチ

ゾンダーロボのバリアシステムを力ずくで破壊する威力を誇る。

プロテクトシェード

左前腕部から空間を湾曲させる反発防御空間を形成し、反発効果により防御を行う。

光学兵器は蓄積反射することが出来るが、展開できる範囲が限定されており、その隙を突かれたこともある。

ドリルニー

膝に装備された接近戦用ドリル。攻撃だけでなく防御にも使用される。

スパロボ等では技名を叫ぶが、映像作品では基本的に叫ばないこともあり、獅子王凱の声優の檜山氏にはあまり使われていない技と認識されていた(実際にはかなり使用している)。

プラズマホールド

プロテクトシェードで発生する反発的防御フィールドを反転、目標を内部に捕獲し、フィールドの反発作用で拘束するが、使用頻度はあらゆるメディアを見ても数える程でしかない。

ブロウクンファントム

本来はスターガオガイガー以降の後継機の装備だが、原理的にはブロウクンマグナムにファントムリングをプラスしているだけなので、外部でファントムリングを生成して貰えばガオガイガーでも使用は可能。

覇界王ジェネシックとの決戦で覇界王が最後に開いた次元ゲートから溢れ出るトリプルゼロを押し返すために、Gサーキュレーションベースが地球の全人類の勇気をエネルギーに生成したファントムリングを用いて発動した。

リングはグローバル・ウォールに使用されていたウォールリングを変換したものであるため、直径48800キロメートル、圧縮しても直径3キロメートルと超巨大なものとなっている。

必殺技

 ヘル・アンド・ヘブン

 ハンマーヘル・アンド・ヘブン

立体物

タカラ(現:タカラトミー)からDXトイ「超人合体 ガオガイガー」として販売。劇中同様の合体ギミックが再現されているほか、ガイガーにドリルガオーを装備させたり、ステルスガオーを装備させたり、同時装着モードにさせたりできるというプレイバリューが高い製品となっているのが特徴。

ガイガーも劇中同様によく動くため、歴代屈指の可動範囲を持つコアロボットとしても名を広めた。

放送終了後も立体化のリリースは続き、ガレージキットはもとより、1999年にはアオシマから非変形のプラモデルが、シーエムズコーポレーションから合体可能の玩具(ジェネシックどころか凱号まで発売)、コトブキヤからは『壮絶合金』という合金トイ(非変形)が発売されている。

2000年代、2010年代でもガオガイガーの立体化の勢いは止まらず、前述のコトブキヤからDスタイルシリーズとして差し替えながらも合体ギミックが再現されたプラモデルが発売、当時ライバル会社であったバンダイからも合金トイ(後述)や食玩などが発売する現象が起きている。

関連タグ

勇者王ガオガイガー

スターガオガイガー

ガオファイガー

ジェネシックガオガイガー

ガオガイゴー

超合金:スーパーロボット超合金でアクションフィギュア化を果たし、続いて超合金魂で完全合体する玩具が発売された。

スーパーミニプラ:2016年に発売された勇者シリーズ初のバンダイ食玩。ガオガイガー以下ほぼすべての勇者ロボの立体化が行われ、他の勇者シリーズミニプラ化の舵を取るきっかけをつくった。

クロスフレーム・ガールフレームアームズ・ガールの派生モデルとして、まさかのガール化。デザイナーは駒都えーじ氏で、氏の同人誌曰く「ヘル・アンド・ヘブン再現のために胸部が可動する」とか。ゴルディオンハンマーは付属しないが、スーパーミニプラやDスタイルのハンマーを要改造ながらも装着可能。クロスフレームに対応するゴルディも発売する予定らしい。

ガンダムキマリスヴィダール:ドリルニー繋がり。

キングエクスカイザーグレートエクスカイザー:胸に獅子の意匠を持つ勇者。

ゴッドマックス:ドリルニーが装備されている勇者。

ウルトラレイカー:左右合体により誕生する勇者。左右肩部が新幹線で構成されている

ゴッドグラヴィオンガオガイガーとしてデザインされるも、没となったデザインが再利用されており、ステルス機が上半身と言う共通点と、ドリルメカの位置が手足逆と言うのも興味深い(ゴッドグラヴィオンはドリルメカは腕に合体する)

エルドラⅤ:ゴッドグラヴィオンと同じくボツデザインから産まれた勇者

スペクトルマン:ガオガイガーが凱の任意でファイナルフュージョン出来ないようにスペクトルマンも任意で変身出来ない

関連記事

親記事