概要
「フレームアームズ・ガールで培った技術と著名コンテンツとのコラボレーションシリーズ」をコンセプトに、コトブキヤが展開する美少女プラモデル。
ラインナップ
勇者王ガオガイガーシリーズ
2019年6月発売。
ワンダーフェスティバル2017年冬にて発表。アニメキャラをFAガールのフォーマットで立体化した「クロスフレーム・ガール」シリーズ第1弾。デザインは駒都えーじ。
基本的にフレズヴェルク等と同様、素体にアーマーを装着する仕様で、ガイガー(ギャレオン)用のアーマーと、ガオガイガー用アーマーを着せ替える(一部パーツ差し替え)。ガイガーから胸ライオンを頭に載せ変えて、畳んでいた尻尾と爪を伸ばし、四つん這いになるとギャレオン仕様になり、ガイガーと各ガオーマシンを装着させるとガオガイガーとなる。本家にあるギミックもほぼ再現。通常合体では余剰パーツとなるライナーガオーの中央パーツを背中に付ける事でガール腕とロボ腕の四本腕仕様な「パワードスーツモード」にすることもできる。
ディバイディングドライバーが付属するが、マーグハンドとゴルディオンハンマーはない。ただしスーパーミニプラ(バンダイ製)のディメンジョンプライヤーが無改造で取り付けることができるなど、潜在的な可能性は高い(さすがにマーグハンドは要改造)。
素体のみのキット「ブレイブ・ガール」も発売された(2020年1月発売)。こちらは素手素足も付属しているため下着素体としての需要が高い(が、生産数が少なかった為プレミアがついており、通常版より高額な事が多い。なお下着っぽい姿なのは元から)。ガイガーのパーツも一部残されているので好みで付け替えてみるのも良いだろう。
別売りの勇者ロボのパーツを換装することも可能。その際には接続用の手足関節と胸部・背部パーツを使用、取り付け方法も取説に説明されている。関節が新規になったダ・ガーンX以降のキットには装着例および取説に説明がないが、接続軸が異なる胸部以外は取り付け可能。なお、一部のグレート形態用追加パーツは取り付けができないので注意。
拡張性が高く、接続軸が同じフレームアームズのキットはもちろんのこと、他社製品である30ミニッツミッションズのパーツを取り付けることも可能。
取扱説明書には、ガオガイガー本編の脚本も務めた竹田裕一郎氏による小説「勇者戦隊ブレイブガールズ」(勇者娘ガオガイガールズとは無関係)が掲載されている。作中ではアニメ版FAガールのような小型ホビーロボットではなく、等身大の変身ヒロインとして描かれている他、主人公(本名不明)は天海護と言うよりは友永勇太(勇者警察ジェイデッカー)みたいな扱いである(護に似た浄化能力はある)。
2024年6月発売。
素体はFAG初の幼女ボディで、装着しているパーツをゴルディオンハンマーおよびマーグハンドに変形させ、ガオガイガーとのハンマーコネクトが可能。その際には、「素体無しでパーツのみをマーグハンドに変形し合体」もしくは「素体がマーグハンドに乗った状態で合体」といった、二種類の形状が取れる。基本的にマーグハンドはパワードスーツモードのロボ腕に合体だが、ガールの腕に合体させる事も可能(ただしガールの構造上の問題から原典通りの肘下ではなく、手首に付ける事に成る)
更にはパーツを組み換えてゴルディータンクにも変形可能(素体は後部ステップに乗り、グリップを掴んだ状態で立ち乗りする)。
他に、ステルスガオーⅡも付属するのでスターガオガイガーへの合体、及びファントムリングを用いた、ブロウクンファントム、プロテクトウォールも再現可能。
ステルスガオーⅡを一部変形させ、ハンマーと合体させたエアバイクとしてゴルディの素体を跨がせるというオリジナル形態も存在する。
更に加えて、ガトリングドライバーもついてくるので、ダブルヘッドドライバーも再現可能と、至れり尽くせりな内容となっている…が、その所為で本体であるガオガイガーよりも高額。
ゴルディーマーグと同時発売で、ガオガイガーとゴルディーマーグのセット版(当然ステルスガオーⅡ等も付く)。
ガオガイガーの表情パーツが単体版からアップデートされているだけでなく、関節保持のため各部に修正がくわえられている(再販時に金型修正されている)。
2024年12月発売。
素体はガオガイガーから大きく変わり、眼鏡、褐色、巨乳、胸元から腹部が大きく開いたノースリーブメイド服という属性盛り盛りな姿に。服装以外の外見についてはルネ・カーディフ・獅子王とパピヨン・ノワールを足して2で割ったようなものとも取れる。
ミニサイズのファントムガオーを分割し装着することでガオファーとなる他、ファントムガオーをバックパックとして素体に装着したオリジナル形態も可能。
ファントムリングエフェクトを用いてブロウクンファントム、プロテクトウォールを再現可能な他、メイドらしく素体時にはお盆として小物類を載せることも可能となっている。
後付けで設定された「高速飛行形態」にも変形可能。その際に素体に各ガオーマシンを取りつける形をとる。当然のことながらディバイディング(ガトリング)ドライバーも付属し、ヘッド交換も可能。
当然ながらゴルディーとの合体も可能で、基本的にガオガイガー同様のジョイントを使用、ただし後発であるこちらの方が安定して取り付けることができる。
遊戯王シリーズ
「遊戯王」シリーズの人気モンスター、ブラック・マジシャン・ガールがクロスフレーム・ガールのフォーマットでプラモデル化。2022年6月発売予定だったのが7月に延期。
ロッドや魔術の呪文書は勿論のこと、前髪や帽子にはそれぞれ左右に流れのついたパーツが付属する。胸パーツは紋章ありなしの2種が付属しているため非戦闘時の状態を再現できる。
特徴的なピンクのラインはパーツ分割で再現される。実際に見ると判るが、かなり細かいパーツまで色分けされている(一部塗装済みパーツあり)。
元が元なので特にデザインの変更は無いが、フェイスや手首パーツの互換性は完備している。当然ヘッドの交換も可能。