概要
レベル | 究極体 |
---|---|
タイプ | 古代獣型 |
属性 | データ |
必殺技 | シャープネスクレイモア、アブソリュート・ゼロ |
古代の十闘士であり、かつてデジタルワールドをルーチェモンから救った伝説の究極体であるデジモン。「光」のスピリットを残す。
二刀流で戦う白い人狼の姿をしている。古代「獣」型ではあるが、獣人型ではない。眼が赤いので、一見悪役に見えてしまうことがあるとかないとか。
一見は獣人に見えるが、ベオウルフモンがヒューマン系であるヴォルフモンの要素が強く出ているのに対して、エンシェントガルルモンはビースト系であるガルムモンの要素が強く出ている。これならば、分類が「古代獣人」ではなく「古代獣型」となっているのも納得である。
彼から「光」の十闘士のスピリットが生まれただけでなく、全てのガルルモン系統の祖である。なので、ガルルモン系統が強くなる過程で、人型になることがあるのは先祖帰りと言っても過言ではないのかもしれない。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
“光”の属性をもつ、古代デジタルワールドを救った伝説の十闘士デジモン。遥か古代に存在した初めての究極体で、「光り輝く至高の獣」と呼ばれていた。エンシェントガルルモンの能力は、その後“獣型デジモン”に引き継がれていった。
先の聖戦ではエンシェントグレイモンと共に最後まで生き残り、ルーチェモンを封印したと言われている。
必殺技は2本の大剣で眩い輝きと共に一閃し敵を切り裂く『シャープネスクレイモア』と、絶対零度の超凍気と超光で完全に電子の動きを停止させてしまう『アブソリュート・ゼロ』。
活躍
デジモンフロンティア
TV本編ではOPと回想シーンでシルエットのみ登場。
その後劇場版で現代に復活し、オニスモンの動きを封じた(止めはエンシェントグレイモンが刺した)。
余談
「光」属性のデジモンとして真っ先に思い浮かぶのは、ガルルモン系統よりもエンジェモンなどの天使デジモンや、オメガモンなどの聖騎士型デジモンであろう。
ただし、歴代獣型パートナーは、
など、何かと天使や聖騎士に縁のある人物が多く、これは「光」の闘士の力を受け継いだ故かもしれない。
一方で、ガルルモンやワーガルルモンの属する勢力がウイルス種や魔王型・堕天使型・アンデッド型デジモンの多い「ナイトメアソルジャーズ」だったり、2007年発売の「デジモンストーリーサンバースト/ムーンライト」では、ケモノ種族のホームステージがアンコク種族が多い「ムーンライト」だったりと、少なからず闇との縁もある。これは、光と闇が表裏一体であること、その闇の闘士を受け継ぐ闘士が光の闘士の兄弟であること、天使型デジモンにも堕天形態が多く存在することなどが由来していると思われる。
なお、この通り光属性がガブモンポジションの元祖であるものの、主人公の竜型が(ブイモン以外)大抵エンシェントグレイモンと同じ炎属性であるのに対し、歴代獣型デジモンの属性は、
と全く安定しない。