プロフィール
キャッチコピー | 笑顔が素敵なトレセン学園理事長秘書さん |
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誕生日 | 5月2日 |
身長 | 166cm |
体重 | 秘密です♪ |
スリーサイズ | B83・W63・H84 |
職業 | 理事長秘書 |
ヒミツ | ①嬉しいことがあった日は土鍋でご飯を炊く |
自己紹介 | こんにちは、トレセン学園の理事長秘書、駿川たづなです。みなさんが、より良い学園生活を送れるよう、支えてまいります♪ |
CV | 藤井ゆきよ |
トレセン学園の理事長秘書。トレーナー、生徒、そして理事長の優しいサポート役。
『快適な学園生活を届けたい』という思いで、事務作業や掲示物の管理など、幅広く業務をさばいている。門限破りの違反者を捕まえることもあり、手腕だけでなく脚力も一級品。
(公式ポータルサイトより)
概要
トレセン学園理事長の秘書を勤める女性。駿の馬の点は正式にはおそらく2点(『ウマ娘』の世界の「馬」の字と同じ形)。緑色の制服と黄色のネクタイをしている。性格は温厚。
生徒のマルゼンスキーと個人的に親しいらしい(後述)。
好きな食べ物はラーメンと餃子(『走れウマ娘』の歌詞によるとにんじんも好きらしい)。
破天荒な理事長に振り回されつつもその右腕として活躍している。直接学園の生徒に対して関わるような役職ではないが、生活指導のようなこともしているらしい。
普通の人間…のはずなのだが、ゲームでは逃げるタイキシャトルに、ギャグ漫画の「うまよん」では全力疾走するスペシャルウィークに走って追いつき、前述のマルゼンスキーに揶揄われてトムとジェリーばりにコミカルに追いかけっこを繰り広げるなど、常識外れの脚力を披露することもある。
漫画版
ウマ娘シンデレラグレイ
カサマツから中央のトレセンに編入したオグリキャップとベルノライトを出迎え案内した。本作では理事長と呼ばれる立場の運営が生徒会長のシンボリルドルフだからか必然的に出番が少ない。
アニメ版
Season1
第1話のBパートで初登場。
トレセン学園に転入したスペシャルウィークに教室(C組)を案内する。
ちなみにスペシャルウィークとは誕生日が同じである。
第11話にも登場し、ブロワイエのジャパンカップ挑戦を伝えるために息を切らして走ってきた。
ゲーム版
ゲーム版ではナビゲーターを務める。
また、キャラクターガチャの演出にも登場しており、そのせいで緑の悪魔と呼ぶユーザーもいる(たづなのかわりに秋川理事長が来ることもある。その場合は1人以上の星3(キャラクターガチャにおける最高レア)が確定する)。
上記画像の通り、開ける扉が豪華な場合も1人以上の☆3が確定する。
サポートガチャでは、たづな本人が出ることもある。このカードを使うと
- たづながトレーニングに現れるようになり、彼女がいる場所でトレーニングをすると体力減少を減らせる。しかも友人枠なので得意練習が無く、どのウマ娘どの練習にも効果を発揮する
- 加えて最初に彼女がいる場所でトレーニングをする時、確定で担当ウマ娘のやる気が上がる
- その後も彼女と練習をするとまれにイベントが発生。スピード+3に加えて運がいいとやる気も1段階上昇。
- たづなとの「お出かけ」ができるようになると、確定で担当ウマ娘の体力が回復する上、そのうち2回は無条件でマイナスのコンディションを打ち消せる。
- 全5回のお出かけイベントを完遂すると手に入る金スキル「コンセントレーション」がこれまた脚質や距離に関係なく汎用性が高い
- エンディング後に全ステータス+6のおまけイベント。
と、どのキャラクターの育成でも無駄がない。特にマイナスコンディションを消せる唯一無二の能力と安定した体力回復が可能なことから「育成を安定させるカード」としてSSRの中でもとにかく持っておきたい人権枠に文句無しで挙げられている。特に他に有用なサポートカードが不足しがちなプレイ初期に手に入れておくカードとしてはトップクラス。そのため、たづなさんのために貴重なジュエルやレベルアップのためのマニー、サポートPtを使うユーザーも多い。
欠点は友人枠であるがゆえに「スキルヒントイベント」「友情トレーニング」が発生しないこと。そのため育成に慣れて高いステータス・豊富なスキルを重視しだすとだんだん非採用になりがち。ただトレーニングの体力減少消費能力が強力なため理論上はたづなさんが毎回トレーニングに来てくれれば友情トレーニングを上回る効果が得られると言われている。とはいえたづなさんは得意練習がないためどの練習に来るか完全ランダムであり、さらに友人サポートカードは通常のキャラサポートカードより不在率が高いためあまり現実的な話ではない(俗に言う理論上最強)。
が、やる気が普通の時と絶好調の時とでトレーニングの効果に20%もの差が出るためやる気絶好調を安定して維持する手段が他にない場合はそう易々と切れない。その意味でもいるといないとで安定感が全く違うため時間がなく育成できる絶対数自体が確保できない場合は必須級であることには変わりない。
本作では映画館で見る映画が好きという事が判明している。
ちなみにたづなのサポートカードで彼女との「お出かけ」が可能になる導入イベントはプレイヤーがたづなとの会話に時間を忘れて盛り上がった結果朝帰りするというものであり、担当ウマ娘のやる気と賢さが上がる。
そのため「何を学んで何をやる気になったのか」と一部プレイヤーからネタにされている。(どちらかというともう一人の友人の方が最後のイベントのインパクトでネタにされがちだが)
たづなさんのお誘いを断るとスキル「展開窺い」(マイルレースで序盤に後ろにいるとスタミナ回復)を貰えるが、お出かけができなくなり、やる気とたづなさんの絆ゲージが下がってしまう。
たづなさんとのお出かけによるメリットを棒に振ってまで展開窺いを取得するのなら他のサポートカードを使うなり別のスタミナ回復スキルを付けたりする方が無難である。
またたづなさんをサポートカードとして入れていなくても育成中は「たづなさんのアドバイス」という形でおすすめの練習や育成、及びレース結果の予想、敗因も解析してくれる。…のだが、全ステータスをバランスよく育てるという方針のためか、育成するウマ娘によってはほとんど信用出来ない。肝心の敗因もレースの前の予想では◎(十分に足りてる)をつけている能力を原因として挙げることもある。極端な場合、1200(育成における上限)に達したステータスにおいても足りていないというアドバイスを突きつけてくることもある。
- 一応ゲームシステムの面から解説すると、これは「うまくコース取りできれば前に抜け出せるパワーがあるのだが、的確なコース取りに必要な賢さが足りていないためバ群に引っかかってしまっている」「スパート時の体力消費を抑える根性はあるのだが、肝心のスタミナが低いため体力の総量そのものが不足しており結局息切れしてしまっている」など、平たく表すと「能力自体はあるのだが有効活用できていない」ケースも結果だけを見て「能力自体が足りていない」と判定しているものと推測されている。
正体?
公式が明言こそしていないものの、短距離において最強格の実力者であるタイキシャトルの逃げを走って捕まえることは与太では済まされない。
この場面では静止状態から一息でトップスピードに到達する爆発的な加速力も披露しているのだが、他にも『うまよん』にてスペに追いつく場面では書類を片手に掲げながらという走り辛そうな姿勢でウマ娘と同じような土煙を放ちつつ追走している。
またゲーム版における育成中のおでかけイベントではほぼ毎回と言っても差し支えないほど、実はウマ娘だったのではとうかがわせる描写がなされる。
そのモチーフとなる馬は初代顕彰馬の一頭にして生涯無敗を誇った伝説的名馬、トキノミノルだと考えられている。
具体的には
- 前述のタイキシャトルを追いかけていた際にその光景を見ていたプレイヤーから「(ウマ娘として)デビューに興味はないか」と聞かれ、誘いには断るもののその後1人になった際には意味ありげに笑う
- プレイヤーと初詣に行った際にはかつては中山レース場に立つ事に憧れていたと示唆するような事を告げる。
- 誕生日が史実におけるトキノミノルと同じ5月2日
- 走り去るモーションをよく見ると、人間の耳がある位置に耳がない。
- 帽子によってウマ娘としての耳を隠している可能性がある(秋川やよいも同様)。また、『うまよん』では自宅で帽子を脱いだ状態が描かれたが、頭頂部がちょうどコマ割りで隠されている(そもそも『うまよん』にてウマ娘以外で取り上げられた唯一のキャラである)。
- 前述のマルゼンスキーと個人的に親しいが、現実においてはお互い生涯全勝同士、かつ脚にハンデを持っていた者同士だったという、つながりがある(マルゼンスキーは8戦全勝、トキノミノルは10戦全勝。またマルゼンスキーは全ての脚が外向、トキノミノルは後述にもあるが右前脚が悪かった)。
- ダービーに思い入れがある(トキノミノルはダービーを無敗で制した馬であり、そして後述する理由で生涯最後のレースだった)。
- なお、余談になるが無敗で7勝以上を上げた状態でダービーを制しクラシック2冠を達成した記録は2022年現在でも史上唯一の記録にして快挙である。また、ミホノブルボン以前に、朝日杯FSを制した上で無敗2冠を成し遂げたのも唯一である(当時はG1格付けではないが)。
- 運送中の事故によりトレセン学園に医療器具が届かなかった際には、(別に現在進行形でけが人がいる緊急事態でもないのに)普段の落ち着きをなくして秋川理事長に詰め寄りいつもとは逆に自身が咎められ、その後のプレイヤーとの交流では怪我や事故によって走れなくなった時のウマ娘の心情を知っているかのような事を語り、直後に足がもつれて転んでしまいプレイヤーに傷の応急手当てを施して貰った際には「担当のウマ娘がちょっぴり羨ましい」と言う。
- プレイヤーと映画を見に行った帰りには映画館に映画を見に行く事を「(映画を観るまでの心境が)ゲートが開くのを待っているかのような高揚感」と表現する。
- その後プレイヤーが駅前のビジョンを見上げると「強烈な印象を残してターフを去った」ウマ娘を題材にした映画『幻のウマ娘』という明らかにトキノミノルのウマ娘が主人公と思われる作品のリバイバル上映が宣伝される。
- トキノミノルが題材の映画も実際に存在し、そのタイトルは『幻の馬』である。
- また、トキノミノルのバn…もといスポンサーは映画制作会社の代表であった。
- 安心沢の笹針で身体能力を強化されたトレーナーを見て、「トレーナー『も』ウマ娘なのでは無いか?」という疑念を抱く。
- シンデレラグレイではオグリキャップが彼女から違和感を覚えている
- 「そもそもウマ娘全員が競走の世界やトレセン学園に入るわけではなく、人間と同じように就職するパターンもある」という説明がなされている。
この他にも腕時計を右手にしている(トキノミノルは生来右前脚が悪かった)、要所要所でウマ娘がトレーニングやレース中に怪我をしないように注意を促す(トキノミノルの死因は傷口から菌が入る事により感染する破傷風である)、着ている衣服が緑色基調かつ腰と袖口に黒のラインがある(トキノミノルの勝負服は「緑・黒三本輪」)、「レース」の項目を選択している際、設定しているウマ娘とたづなさんがカウンター越しにならんで映るが、その際背後の壁に描かれている紋章が頭に合わさって「たづなさんにウマ耳が付いているように見える」…など
プレイヤーには育成時の能力向上のヒントでやたらバランスにこだわる点や、レースにおいてパワー不足を度々指摘する点を「現役時代の自分を基準にしているのでは?」「たづなさん囲まれた時に他の子弾き飛ばせるくらいパワフルだったのか…」(そもそも完全に囲まれてしまったら神がかりな力でもないとパワーがいくらあっても抜けられない)などとネタにされている。実際、モデルとされるトキノミノルは生涯10戦のうち皐月賞・ダービー含めて7戦をレコードタイムで勝っているため、当時の基準で考えればステータスはとんでもない値を示していたと思われる(トキノミノルの項も参照されたい)。
一説によると「脚が一本役に立たない状態でこのスペックを叩き出している以上、トキノミノルの性能は常に25%マイナスされて計上されているので、カンストしていた場合実数値は1600」という話も(1200でも足りないと言ってくるのはこれが原因……?)
現トレセン学園の理事長である秋川やよいとは「苗字に「川」の字が入っている」「名前がひらがな3文字」という共通点があり、更に彼女にもウマ娘である疑惑がかけられてる事から、ファンの間では単なる理事長と秘書という関係以上の深い繋がりがあるのではないかと見られている。
ちなみに競走馬トキノミノルは1948年産まれでマルゼンスキーよりも更に26年早く産まれている。
26年といえばマルゼンスキーとゼンノロブロイ(2000年産まれ)と同じ歳の差であり、作中で既に引退していたとしてもむしろ自然なことである(「サテンでレスカ」というマルゼンスキーの言葉に「喫茶店でレモンスカッシュ」と即座に正しく返しており、それに魅力を感じていることから「死語にも堪能」ということになるが、マルゼンスキーより前に活躍した馬であるならそれも不思議はない)。
なお、同馬は2008年8月20日に放送されたザ・ベストハウス123の「若くして散った悲劇の名馬ベスト3」にて、史上最古のアイドルホースとして堂々の一位で紹介されたこともある(なお、この時の2位はライスシャワーだった)。
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音無小鳥・千川ちひろ・カリン(プリコネ):似た立ち位置の「緑色のナビゲーター」ポジション。後者2人に関しては運営元も同じ。
トキノミノル - 疑惑の元となる馬。戦後の現代日本競馬黎明期における伝説であり、共同通信杯の副称にもなっている。
小池百合子 - 好物の元ネタ。詳細は『走れウマ娘』及び『走れコウタロー』を参照のこと。
スーパーマサラ人 - 仮に元ウマ娘じゃないとした場合に、車に走って追いつく豪脚を持っている超人。