「僕達の魔力を奪って再生か……フッ……まるで将棋だな」
プロフィール
出身 | 東北地方(太平洋側) |
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肩書き | ブリュンヒルド公国公王、金ランク冒険者、調停者、精霊王、異世界の管理者(予定) |
年齢 | 16歳(登場時)→18歳 |
身長 | 167cm(初登場時) |
適性 | 全属性、神気 |
眷属特性 | 【神眼】 |
好きな物 | 冷やしラーメン、過剰な制裁 |
嫌いな物 | イカ、激辛料理、婚約者や国を馬鹿にする者 |
専用機 | 多様戦万能型フレームギア『レギンレイヴ』 |
CV | 福原かつみ |
概要
世界神の手違いにより15歳で死亡してしまった男子高校生の少年。
その失態を詫びた世界神によって異世界に転生してもらい、その際そこでもスマートフォンが使えるように頼んだ。すぐに死んでは意味が無いという理由で世界神に身体能力などを底上げしてもらった結果、無尽蔵の魔力量、7属性魔法の全属性持ち、無属性魔法使い放題という規格外のチート能力を持つことになる。
基本的には温厚な性格で人畜無害に見えるが、生前に祖父から受けた影響により「やるときは徹底的にやる」を信条とする苛烈な内面を抱えた人物。特に一度敵と認識した者には周りが引くほど容赦ない仕打ちを行い(無限スリップ地獄、ヘドロボックスなど)、再起不能になるまで追い詰めて叩き潰すこと多く、彼から制裁を受けた悪役はほぼ全員が悲惨な末路を迎えている。また、独自の価値観や正義感に基づいて行動するきらいが強く、悪人退治や人助けを積極的に行って平和に貢献している一方で、時にそれが行き過ぎて理不尽な行動に出てしまうこともある。
一方で仲間への情は非常に強く、自分の大切な人達を侮辱されると、上記の性格も相俟って相手が血反吐を吐くまでボコボコにするほど激昂する。
…その実、転生以前の情報、つまり『現世ではどんな暮らしをしていたか』といった記述がほとんどされていない(※家族構成も明言されているのは前述の祖父くらい)人物で、謎が多い。また、前世への未練や他者への制裁に葛藤を抱いている描写がほとんど無いため読者の一部からはアレではないかと指摘されることもある。
こうした人物像なためか、読者からの好悪は両極端なくらい分かれており、他作品の主人公らと比して共感や感情移入ができる人物かどうかは読者側に資質が問われるキャラクターとなっている。
制裁一覧
- 玄帝戦での【スリップ】・スリップ弾による無限スリップ地獄
- エルゼを馬鹿にした貴族ボンボンへの鉄拳制裁
- クーデターを企てた将軍にヘドロボックス(シュールストレミングを遥かに凌ぐ悪臭)
- 「婚約者・国を滅茶苦茶にする」と発言した王子(偽王子かつ国賊)への実弾制裁
- リーンを奴隷にしようとした奴隷商人の手下への制裁
- 【黄金結社《ゴルディアス》】の首領にヘドロボックス(前回の悪臭に加え、瀬戸物を擦り合わせる音、【ミラージュ】による虫の幻影の改良付)
- 国ぐるみで奴隷売買を行っていた犯罪国家の制圧
- 上記の犯罪国家国王の殺害(因果応報)
- ゴレム発掘目的で国を滅ぼした犯罪国家の制圧
- 八重、ルー、桜に罵詈雑言を浴びせた潔癖症ユニコーンを発展場送り
- 相手国同士を罵りまくる国王を無人島へ拉致(魔道具使用)
服装
当初は学校の制服(ブレザー)だったが、動きやすく丈夫そうで派手でもなくシックな衣装(本人談)に変更。
その後、襟と袖にファーが付いた白いロングコートを標準装備とする。
このロングコートは「耐刃、耐熱、耐寒、耐撃、加えて非常に高い攻撃魔法に対する耐魔の付与が施されているが、持っていない適性のダメージは倍加する訳あり商品」であるが、全属性の適性がある冬夜はノーリスクで装備できる。
専用機
名称 | レギンレイヴ |
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開発者 | ハイロゼッタ |
ボーンフレーム開発者 | レジーナ・バビロン |
整備責任者 | ハイロゼッタ |
管理責任者 | フレドモニカ |
所属 | ブリュンヒルド公国公王直属 |
搭乗者 | 望月冬夜 |
全高 | 判明次第追記 |
重量 | 判明次第追記 |
乗員人数 | 1人 |
メインカラー | 透明 |
武装 | 判明次第追記 |
バビロンの施設の1つ『蔵』で発見されたフレームギアの基本設計を元に生み出された冬夜専用機。ヴァルキュリアシリーズのノウハウを生かした最高傑作。多様戦万能型フレームギア。
余談
ねこたま。氏によるWeb版原作の挿絵ではベタが塗られていない(黒髪ではない)セミショートヘアーの少年で多媒体と随分印象が違う。
この外見で上記の装備をすると非常に外見が似てしまうキャラがいる。
ちなみに、神様に頼んで転生先に持ち込んだスマホは序盤以降はほとんど使用されていない。
関連タグ
アップフェルラント物語:作品名そのものは大人の事情で伏せられたが、Web版#86にて、冬夜が「昔読んだ本に書かれていた」として作中の台詞を引用していた(書籍版では、更なる大人の事情で引用そのものが無くなっていたが)。それより前にも、その主人公とよく似た境遇&服装の少女を、冬夜が使用人兼妹分としてそばに置くエピソードがあった。
能登耕平:上述の『アップフェルラント物語』と同じ作者による作品の主人公。後に自分を「兄ちゃん」と呼ぶ少女の性別を誤認する、「自分の大切な存在に害なすもの」への容赦の無さ、といった点が共通している。
アインズ・ウール・ゴウン:同じく色々な意味で躊躇いが無いと評されている「なろう」出身作品の主人公。
ネタバレ注意
【以下ネタバレ注意!】
実は、死亡した際世界神が慌ててしまっていて、本来「死んだ世界の物質」での肉体構成が復活なのだが、間違えて「自分の神気が混じった神界の物質」で肉体を構成してしまった為、肉体の半分が神の身体に近くなっている。(無属性魔法使い放題と無尽蔵の魔力量はその影響によるもの)
ネタバレ関連タグ
第1王妃:ユミナ・エルネア・ベルファスト(CV:高野麻里佳)
第2王妃:ルーシア・レア・レグルス
第3王妃:ヒルデガルド・ミナス・レスティア
第4王妃:スゥシィ・エルネア・オルトリンデ(CV:山下七海)
第6王妃:桜(ファルネーゼ・フォルネウス)