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ルプスレギナ・ベータの編集履歴

2022-08-07 07:38:18 バージョン

ルプスレギナ・ベータ

るぷすれぎなべーた

ルプスレギナ・ベータとは、丸山くがね作のライトノベル『オーバーロード』の登場人物である。

CV:小松未可子

ステータス

基本レベル59(種族レベル5+職業レベル54)
役職ナザリック地下大墳墓 戦闘メイド
住居第九階層の使用人室のひとつ
属性凶悪(カルマ値:-200)
種族レベル人狼(ワーウルフ)5lv
職業レベルクレリック10lv、バトル・クレリック5lv、ウォーロード4lv、ハイエロファント5lvなど
二つ名笑顔仮面のサディスト
創造主獣王メコン川

概要

ナザリックにおいて戦闘能力を持つ6人のメイド、チーム『プレアデス』の1人。


名前の由来は、『lupus(ラテン語で狼の意味)』『regina(ラテン語で女王の意味)』だと考えられる。


人物像

食欲旺盛で、芋などが好物。語尾に「〜っす」と付ける、蓮っ葉で明るい口調と雰囲気が特徴的だが、場によっては淑女の様にも振る舞える器用な女性である。

るぷーさんルプスレギナ・ベータ*(長髪)


長姉のユリ以外のプレアデスの面々や他人に対しては、ナーベラル「ナーちゃん」ソリュシャン「ソーちゃん」エントマエンリ「エンちゃん」オーレオール「オーちゃん」ンフィーレア「ンフィーちゃん」など、主に名前の頭文字の部分を用いたあだ名で呼んでいる。

ちなみに他の姉妹達からは、「ルプス」「ルプー」などと呼ばれている(エンリからも時折呼ばれている)。


ナザリックに属する者の中では、弱い人間種などにも人当たりのいい対応と友好的な態度を取れる貴重な一人。

そのため、カルネ村に監視兼重要人物の護衛を兼ねて派遣されている。


ただし、書籍版ではそういった表面的な態度は演技であり、本性は残忍で狡猾という上述のカルマ値と二つ名に相応しい性格を持つ(WEB版でも、それを匂わせる描写は度々示されてはいる)。

また嗜虐心も強く、弱者をいたぶる事を趣味とする。不自然なまでに明るいという点で一貫しているが、コロコロと変わる態度に親しみを持つ者が多い反面、エンリの配下のゴブリン軍団の面々の様に、掴みどころの無さから裏の顔の片鱗を見て恐怖する者も皆無ではない(なおゴブリン達は彼女の事を、「まるで獲物を静かに観察している魔獣のよう」だと評している)。


事実、エンリによって新たに召喚された5000を超えるゴブリン軍団相手に敗走し、心身共にボロボロだったバルブロ達の前に現れた際は、彼らのトラウマになっていたレッドキャップ部隊を引き連れて、自身も本性を解放し嬉々として拷問をかけて全員を嬲り殺しにした

センシティブな作品ルプスレギナ・ベータ


不可視系の魔法を利用してか、気配のない所から唐突に現れては驚かせるという遊び心の持ち主でもある。

ただし、悪ふざけが過ぎて度々ユリに大の苦手な銀(人狼の弱点)を突き付けられたり、シズからも怒られたりする事も多い。


それらの態度は刹那的かつ享楽的な性格から来るものであり、希望を持たせた上で叩き落とし絶望する所を見たいという理由から、玩具である人間には親切な態度を取るものの、最後は自分の趣味を優先する。

この性格が災いしてアインズが命じたカルネ村の重要性も理解しておらず、村の危機に繋がりそうな報告を怠った結果、身内にとにかく甘い主人を激昂させ、さしもの彼女もこの時ばかりは壮絶な恐怖に身を震わせた(アニメ版では普通にションボリしていただけだったが…)。



アインズ「ルプスレギナ!お前には失望したぞ!!」

センシティブな作品



…とは言えそんな事になってしまったのには、元を辿れば部下を仕事に就かせる際に、仕事内容をきちんと理解させなければいけない事が前提でありながら、その前提を成立させるのに必要不可欠な上司と部下との相互理解、即ち彼女とのコミュニケーションを冒険者モモンとしての活動を始め、他にかまけ過ぎて疎かにしてしまっていたアインズの方にも非があったため、激昂直後に頭を冷やしたアインズもそれを反省し、改めて彼女にカルネ村の重要性を説明した。


悪気こそないのだが反省も後に尾を引くタイプではなく、報連相こそ理解したものの、その後もあまり懲りている様子がなかった(現に前述の一件の直後に、「まじアインズ様ぱねぇっす」とはしゃぎ、ナーベラルから拳骨されている)。


また上位者のシャルティア・ブラッドフォールンに対しては、敬意は表しつつも同時に内心では面白がっている節があり、書籍版8巻と11巻では「男胸さん」「残念美少女」ペタン血鬼」などといった、当人の耳に入れば間違いなくズタボロにされるだけじゃ済まされないであろう陰口を叩いている。


なお、作者は彼女の性格に関して「WEBよりも性格が悪くなった。誰かが積み上げた組木を横から壊すのが好きというタイプで、助けを求められたら助けるが、あと少しというところで裏切る」と語っている。


容姿

ルプスレギナ・ベータ

他のプレアデス達と同様、見る者を釘付けにする程の美貌の持ち主。褐色の肌を持ち、赤い長髪を三つ編みにしている。

作中ではナザリックの一般メイドのシクススフォアイルリュミエールが、彼女に思わず見とれてしまう場面があった。


いつも被っている帽子を取った姿は、今のところ一度も出て来てはいないが、作者がTwitterにて「あの帽子の中にケモミミが、あるかもしれないし、ないかもしれない」と語っている。

Lupusregina


スマホゲーム『MASS FOR THE DEAD』では、他のプレアデスの面々と共にイベントストーリーで様々な衣装を披露しているが、彼女の場合必ずと言っていいほど帽子を被っていたり、時にはシニヨンヘアになっていたりとで、とにかく頑ななまでに頭頂部が隠されている

センシティブな作品センシティブな作品


強さ

センシティブな作品

神官系の職業(クラス)を習得しており、着用している改造メイド服もそれに沿った物を合わせている。


回復のみならず、ある程度の肉弾戦や攻撃魔法の行使もこなせる。

ナーベラルほど極端ではないが、職業レベルに重きを置いたビルドであるため、種族特性を活かした攻撃・行動はあまり得意ではないと思われる。

具体的な戦闘描写は現時点でまだ無いが、レベル及び総合的なステータスはナーベラルに次いで高い


主な使用魔法

  • キュアポイズン

ドラマCDで使用。魔法とスキルのどちらなのかは不明だが、恐らく解毒の効果を持つと思われる。


  • 完全不可視化(パーフェクト・アンノウアブル)

位階及び詳細は不明。名前からして《不可視化(インヴィジビリティ)》の上位魔法だと思われ、作中の記述からすると、術者の姿はおろか気配をも完全に消せる模様。

 

  • 大治癒(ヒール)

第六位階。体力を大きく回復させ、なおかつ病気などのバッドステータスをあらかた治癒する魔法。


  • 吹き上がる炎(ブロウアップフレイム)

位階不明。WEB版と『MASS FOR THE DEAD』で使用。炎の柱で相手を焼き尽くす。


  • 伝言(メッセージ)

位階不明。原作では使用しておらず、アニメの方で使用している。

相手と連絡を取り合う為の魔法。転移後の世界ではあまり信用されていないので、他の確認手段と併用され使われている。テレパシーの類では無いため、会話は口に出す必要がある。

ユグドラシルでは、特殊な状況や場所でしか本来は使われない。専用回線があり、声を相手にだけ伝える事が出来る。更に効果時間が存在するが、指揮官系の職業があればもっと長く会話できる。


関連イラスト

ルプスレギナセンシティブな作品センシティブな作品センシティブな作品ルプスレギナ

関連タグ

オーバーロード(アニメ) プレアデス(オーバーロード)


ユリ・アルファ ナーベラル・ガンマ ソリュシャン・イプシロン シズ・デルタ エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ セバス・チャン


メイド 人狼 赤髪 三つ編み 褐色肌 サディスト


『普段の態度は飽くまで演技であり、素の性格とのギャップが激しい』点が似ている。


『笑顔の仮面の下の恐ろしい本性を、演技で覆い隠している』点が似ている。

ただし、こちらはルプスレギナの様な嗜虐趣味を持っている訳では無く、そもそも自身が非道な行いをしているという自覚すら無いため、ある意味ルプスレギナの何倍もタチが悪い。また、ルプスレギナが姉妹やナザリックの仲間達を自分なりに大事に思っているのに対し、ラナーは最愛のクライムや彼に関する事以外には、全くの無関心である。


他作品の類似キャラ

ライトノベル作品

同じく『小説家になろう』発の、異世界もののキャラクター。

異世界転移(こちらは転生)した主人公に仕えている』『気まぐれで移ろいやすい』『明るい性格を演じているが、本性は冷酷残忍であり、普段の態度との落差が二重人格レベル』という点が似ている(ただしこちらは、その残虐性が向けられるのは、飽くまで敵対者に限定されている)。



漫画作品

『語尾に「~っす(ス)」と付ける口調』や、『明るく笑顔を絶やさない友好的な雰囲気だが、本性は残忍で狡猾』という点が共通している。

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