「全部、台なしにしようよ。それがあたしたちにできる唯一 の反撃だと思うからさ」
注意:このキャラクター記事には『マギアレコード』の重要なネタバレが含まれています。
概要
期間限定イベント『散花愁章』に名前が登場する魔法少女。神浜市大東区の神浜大東団地に住んでいたが、現在は家族ごと消息を絶ち、行方不明になっているという。
自らに暗示をかけ、現実から目を背けてきた魔法少女。
表向きはにこやかで人懐っこいが、誰かを不幸にする判断を躊躇なく下すような冷酷さも持ち合わせている。
外出時に幸福を味わい、帰宅すると不幸を味わう日々を送り続ける。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 不明 |
学校 | 大東学院 |
年齢/学年 | 不明/不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 父親が家からいなくなるように |
固有魔法 | 暗示 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | // |
武器 | 手鏡 |
キャラクターデザイン | ぷにゃん |
声優 | 本渡楓 |
人物像
和泉十七夜によると、「悪事を働くような魔法少女ではなかった」という。しかし、十七夜がみことに出会ったのは一度しかなく(この時点でみことは新人の魔法少女だった)、さらに後述の固有魔法によって記憶の一部を封印されているため、信憑性に欠ける。
相野みとの固有魔法によって明かされた十七夜の記憶によると、みことが十七夜と出会った時には更紗帆奈も一緒におり、みことは自分の固有魔法の使い道を帆奈と一緒に研究している旨を十七夜に語っていた。
魔法少女として
固有魔法は「暗示」。使い方にやや条件があるものの、平たく言えば「言った通りに相手を動かす」ことができるらしく、実際に十七夜はみことが魔女や使い魔を操るところを目撃している。
以下『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』メインストーリー第2部第8章以降のネタバレが含まれます。
散花愁章の最後でれいらは帆奈の「魔女に勝ったが魔女に負けた」との証言から魔女と相討ちになったと推測していたが、更紗帆奈の魔法少女ストーリーにより彼女の過去の真相が明らかになった。
帆奈とは魔女退治の際に出会い、それ以降コンビを組むを組むようになった。純粋な性格で、魔女退治の仕事も使い魔だろうと手を抜かず全力で戦っていた。しかしその性格が災いし、帆奈と団地へ魔女退治に行った際にソウルジェムが濁りきってしまい魔女化してしまった。
後に、みたまは果て無しのミラーズを調査する過程で、みことが遺したノートをまやかし町で読むこととなった。それによると、みことは家庭で苦しむ母親を支える為に魔法少女になったが母は蒸発してしまい、現実の家族を偽物だと思い込み理想の家族を頭の中で描くようになり、一人の魔法少女以外誰も信用していなかったとのこと。
みたまは、鏡の魔女こそがみことが魔女化した姿であり、母に恨みがあってまやかし町に現れたのでは無いかと推測した。
なお、みことのノートにあった日付に彼女が魔女化したなら、みたまが魔法少女になった日と一致するらしい。
メインストーリー第2部第8章にて、みたまが推測した通り、彼女こそが鏡の魔女の元となった魔法少女であることが判明した。
同時にこれまで汎用グラフィックだったLive2Dが専用のものに変わり、詳細な容姿が明らかになった。また、名前の表記もフルネームではなく下の名前のみに変更された。
その容姿は深月フェリシアのような髪型で、髪の色は薄い水色。瞳は青紫。魔法少女衣装はモノトーンのゴスロリ調。あわせて大東学院在籍時の制服姿も明らかとなっている。
彼女が魔法少女になったきっかけは、概ねみたまが調査した通りだった。家庭を省みない父と母が言い争う痛々しい家庭で暮らしており、後に父が出ていき、母となら仲良く生活できると思って魔法少女になったのに今度は母も家庭を省みなくなってしまった。
そんな中、帆奈との交流を経て固有魔法の暗示を知り、毎日家から出る度に理想の家庭という自己暗示をかけるようになる。家に帰る都度、理想が崩れて心が沈むけど自分の精神が消耗するよりはマシだった。現実の家庭が崩壊したせいか、かつてのような優しさは失われていったようである。
みことが魔女化する瞬間、みたまの「神浜を滅ぼす存在になりたい」という願いがみことに作用し、他の魔法少女の意識に寄生する能力を得た。帆奈を手始めに次々と宿主を変えながら最終的にエンブリオ・イブの力を取り込んだアリナの力の影響を受けてより強力な力を得るとともに、彼女に寄生して記憶を奪ったうえミラーズの奥底まで導いて神浜市を滅ぼす計画を明かし、利害の一致で協力関係に。
更に数多の魔法少女の悲劇的な結末を見てきた事もあり、最終的に人は絶望で終わると考えるようになってしまった。
「魔女になる時にこうして人格を分離させちゃった」と語っており、魔女とは別に魔法少女の人格が自律して行動できる状態になっている。魔女本体と融合することで「本当の私ができあがって最高の滅びを見せてあげられる」のだという。
そしてメイン二部12章で自身の人格を魔女と融合させ、神浜中に滅びを巻き起こす。
伏線?
マギレコで「魔女が同時に魔法少女の姿で現れる」前例に、「アンノウン・ストーリー」に登場した魔女がいた。彼女は、魔法少女の姿を「ただの幻」といっており、魔女同様、普通の人間には見えない。
魔法少女の姿で現れた彼女の願いを知った百江なぎさ達は、その願いの実現に協力し、全て実現したところで魔女は暁美ほむらによって生涯を終えた。
彼女の願いは、「自分の存在が無かったことになるが、両親が望みを叶える内容の夢を現実の物にする」という物だった。しかし魔法少女になった結果、願い通り両親に存在を忘れ去られ、絶望して魔女化した。それでも、願いを実現させたいと望み続けた。
魔女化しても他人を恨むことはなかった彼女は、その点はみことと全く異なる。しかし、いずれも願いや固有魔法が、認識改竄に関係する共通点がある。
ゲーム上の性能
2022年9月20日から開催のイベント『サヨナラ・ストレージ』開催に合わせてプレイアブル実装予定。
既に魔女化しているからか、プレイアブルキャラクターとしては6人目(派生キャラを加えれば8人目)の無属性キャラ。この属性かつサポートタイプのアクセルゴリラはみたま以来2人目。
鏡の魔女の元となった事が関係してか、キャラ特性としても強力なカウンター攻撃が主体となっており、特に潜在アビリティのクロスカウンター・オーラが使えるとクエスト開始時に5ターンの強化カウンターが発動、コネクトやマギアも強化カウンターとバリアが付与される。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×3 | ×0 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 30,596 | 6,894 | 7,552 |
★5 | Lv.100 | 37,769 | 8,507 | 9,321 |
コネクト「共同実験をはじめてみよっか?」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 必ず挑発 & 必ず強化カウンター & バリア(8000)を付与 |
★5 | 必ず挑発 & 必ず強化カウンター & バリア(10000)を付与 |
マギア「無望結界」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[I] & 必ず強化カウンター & バリア(5000)を付与(味全/3T) & デバフ効果を1回反射(自/3T) & 被ダメージ時MPUP(自/1T) |
★5 | 敵全体にダメージ[I] & 必ず強化カウンター & バリア(8000)を付与(味全/3T) & デバフ効果を1回反射(自/3T) & 被ダメージ時MPUP(自/1T) |
ドッペル「隠遁のドッペル?」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 |
専用メモリア「」
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | |
装備可能 | |
イラストレーター |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.40 |
「」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | ||
限界突破 |
活躍
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
上述を参照。
魔法少女ストーリー
瀬奈みこと
上述の通り帆奈との出会いから行動を共にする様子、そして魔女化するまでが触れられている。
期間限定イベント
魔女になったみことが帆奈と過ごした日々を振り返る内容になる予定。
関連タグ
優木沙々…魔法少女おりこ☆マギカの外道少女…もとい魔法少女。彼女の固有魔法も平たく言えば「言った通りに相手を動かす」ものである(ただし暗示ではなく、もっと凶悪な洗脳だが)。
美琴椿…「みこと」と名のつく魔法少女繋がり。
黒羽根(匿名希望) 安名メル:本作で魔女になってしまった魔法少女。
屋上の魔女:鏡の魔女との関係が言及される以前は、団地の屋上を好んでいたことと帆奈の言動から、彼女が屋上の魔女になったのではないかとファンの間では推測されていた。