曖昧さ回避
- 「beatmania IIDX」シリーズタイトルの一つ。→ Lincle
- 「フレッシュプリキュア」の変身アイテム。→ リンクルン
- 「魔法つかいプリキュア!」に登場するアイテム→リンクルステッキ&リンクルストーン&リンクルスマホン
- 「Shadowverse」の登場人物。
- アニメ版「キョロちゃん」の登場人物。
概要
CV:小松未可子
元々は限定版に付いてる設定資料集にて、幻のボツキャラクターとして掲載されていた。
リンクの妹的存在として考案された。
イメージイラストでの使用武器はボウガンやリンクと同じく片手剣と盾と細部に渡り考案されていたが、こういう設定のキャラクターは無双シリーズではなく本編で出したいという思いから没にされた。
しかし、ファンからの多くの要望もあり3DS版である「ゼルダ無双ハイラルオールスターズ」にて正式にプレイアブル化。連動で、WiiU版でも使えるようになる。
容姿はおさげが三つ編みに変わったくらいで大きな変更はないが、設定はリンクの妹ではなく小さな村に住むコッコ飼いの少女に変わった。
勇者に憧れているらしく、自分は勇者の生まれかわりと思い込んでいる(この人に似ているとか言わないように)。
武器は二丁拳銃ならぬ二丁ボウガンだが、足技も得意とするようだ(大技として回転切りならぬ「回転蹴り」を使う)。二丁なのは「二つ持てば2倍強くなる」と思っているため。
明るく元気で活発な性格をしており、人助けには余念がない。
リンクが「世界を救う勇者」ならばリンクルは「困っている人を助ける勇者」と言える。
活躍
3DS版では彼女が主人公であるシナリオ「緑衣の少女編」が追加されている。
ある日、ハイラル城の異変を察知したリンクルは、祖母から託された代々伝わるコンパスを片手に旅に出る。
だが、彼女は極度の方向音痴。地図を読み違え、すぐ近くにある案内看板に気づかず逆方向に行ってしまう事に……。
その道中にフォローネの森でスタルキッドにコンパスを奪われてしまう。コッコたちの助けを得て善戦するもムジュラの仮面の力を持つスタルキッドに翻弄されるばかり。しかしコンパスが眩く輝いたことでスタルキッドは怯み、その間隙を突くことで勝利する。もう悪さはしないと言うスタルキッドを許すリンクルだが、それはスタルキッドの演技であり逃げられてしまうのだった。コンパスはもう盗まれることがないようにペンダントのように首に掛けられることとなった。
リンクとは一度も対面していないが、リンクが不在の時に要所要所で一行のピンチを救っている。魔獣ガノンとのラストバトルの後、リンクとゼルダ姫がマスターソードを封印するためにハイラル城を離れた際、暴走したキングドドンゴ率いる魔獣の群れが襲来。先の戦いで疲弊した戦力では到底太刀打ちできるものではなかった。
勇者と王女が不在の中、リンクルは「もう一人の勇者」としてインパたちに助太刀する。
一時的に優位に立つも魔物の王であるキングドドンゴにはあらゆる攻撃が通じず、更に多数の魔物の群れが現れる。もはやこれまでかと思われたその時、リンクルに助けられたハイラル隊長たちが駆けつけ劣勢を覆す。更にリンクルたちの想いに呼応するようにコンパスが光り輝き、キングドドンゴの無敵防御を無効化した。
こうして魔物の王は、「もう一人の勇者」の手によって討ち滅ぼされたのだった。
発表以前のデザイン
リンクと同じく緑の三角帽子をかぶっている。
発表後のデザイン
ひも付きコンパスが追加された。
余談
神々のトライフォースから数百年後を描いた漫画『リルトの誓い』には、田舎育ちの勇者リルトが登場する。
勇者に憧れる15歳前後の少年(外見はどう見ても小学生)で、10年前に村長ドゥーが盗賊たちを瞬く間に倒したことから「皆を守れるくらい強くなる」と誓うようになる(世界を救う勇者を目指していたわけではない)。
底抜けに明るく、能天気で向こう見ずだが常に真っすぐ。幼い外見で勇者を目指していることから周囲には見くびられていたが、逆境に立ち向かう姿から「勇者」として認められていった。
リルト自身はリンクとの血縁もない一般人に過ぎないが、死線の際に驚異的な反射神経を発揮するという才能を持つ(このためマスターソードの使い手に選ばれた)。
叔父さんと二人暮らしであり、勇者を目指していることから無茶をするんじゃないかと心配されていた。最終巻では決戦に向かう際、叔父さんから「自分も昔は勇者を目指していた」と語られ、母親(リルトの祖母)に作ってもらった衣装を手渡された。
最終決戦の場に駆け付けるが、既に大魔王ガノンは恐怖王ハギスの裏切りによって再封印された後だった(ハギスはガノンの配下だったが、自分が支配者になるためにガノンを再封印して排斥した)。
ハギスは強化アイテムの力によって超人的な実力を誇っており、リルトや仲間たちが束になっても敵わないほどだった。しかし仲間を守るという想いから限界を超えて食い下が、ハギスの強化アイテムを破壊することでパワーダウンを引き起こさせた。そして死闘の末にガノンの置き土産である恐怖王ハギスは「もう一人の勇者」によって葬られた。
「勇者に憧れる田舎育ちで金髪の子供」「名前もリンクと似ている(リで始まる3文字)」「世界を救う勇者を目指していたわけではない」「旅立ちの際に祖母が関係した持ち物を託される」「一般人だがそうとは思えないほどの素質を持つ」「ラストバトルのシチュエーションが『ガノンが封印された後』」「最後の敵がガノンの元配下であり『王(キング)』の肩書を持つ(強化能力によってすさまじい力を発揮したがそれを主人公に解かれる)」「人柄と実力を示したことで勇者として認められる」
などなどリンクルとの類似点が散見される。
相違点として、リンクルは最後までリンクと出会うことはなくマスターソードのような伝説の武器の使い手になることもなかったが、リルトはリンクに師事しておりマスターソードの使い手に選ばれている。
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