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ファイナルファンタジー7の編集履歴

2022-10-05 23:34:13 バージョン

ファイナルファンタジー7

ふぁいなるふぁんたじーせぶん

『ファイナルファンタジー7』は、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)社がプレイステーション用ソフトとして発売したRPGである。『ファイナルファンタジー』シリーズ第7作目。

pixiv内ではFF7タグでの投稿が大多数を占める。


概要

1997年1月31日に発売されたFFシリーズ初のPSRPG

シリーズで国内出荷本数が400万本を超える唯一の作品(インターナショナル版、アルティメットヒッツ版含む)。現在も国内外問わず人気の高い作品として知られ、本作の派生作品も多く制作されている。


SFCからPSへのハード変更に伴いマップがプリレンダリング、キャラクターがポリゴンで表現されるようになった事が特徴として挙げられ、特に物語中にCGムービーを挿入する手法が初めて用いられ、後の多くのゲームに影響を与えた。

挿入されるムービーの一部は冒頭シーンをフィールドマップ上に合わせる事でシームレスにムービーへ移行する演出が行われており、中にはムービー再生中にもキャラクターを動かす事が可能。


また、当時としてはCD-ROMディスク3枚組というボリューム(実際ムービーデータが容量をゲーム本体より占めている為こうなった)も話題となった。


本作で確立された要素は多く、バトルシステムではマテリアが登場。また、召喚魔法の演出が初めてCGアニメーション化された。

FFシリーズにおいて、行動パーティ人数の上限が4人から3人へと初めて変更された。メインパーティは9人おり、場所によっては3チームに分かれて行動する場合がある。


FF7全員!

とある飲食店にて。


特色

世界観の変化

前作のFF6までは、機械文明の高度な発達もみられたが、まだ西欧ファンタジー風な世界観をベースにしていた。

しかし本作では、機械文明がさらに増大・発達し、現代や近未来的な科学技術が使用されていたり、古代人類異星生物などの設定が登場するSFチックな世界となっている。

また、ウータイのような和文化東洋的文化や、コスモキャニオンのようなインディアン(ネイティブアメリカン)的なコミュニティなどが加えられ、「RPG=中世西欧的ファンタジー」というくびきを完全に脱し、ファイナルファンタジーシリーズ独自の世界観が構築されることとなった。

これらの要素は、以降のシリーズ作品にも大きな影響を与えることとなった。


登場人物の表面と本質

おそらく多くのファンをいろんな意味で驚愕させたであろう、本作に登場するパーティキャラクターたちには周囲に表向きに振る舞っている(本人の自覚が無い場合も含む)人格と、本来の素の自分あるいは本質的な人格とが大きく異なっているという特徴がある。

物語が進むにつれてそれが徐々に明るみに出ていき、最終的に登場時とはかなり違った(あるいは全く違った)キャラクターとなっていることに驚いた人も多かったハズであり、そうしたギャップが本作のキャラクターにファンが魅力を感じる一因にもなっているとされる。


登場キャラクター

FF7作品群の登場人物一覧を参照。


タイトル展開

『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』

1997年10月2日にリリースされた後発版。

日本国内での販売本数300万本突破記念として、アメリカ版における追加部分を逆移植したバージョン。

新ボス等が追加されているが、ストーリー自体は通常版と変わらない。また4枚組ディスクとなりDISC4はデータベースになっている。

セーブデータは通常版から引き継ぐ事が出来るが、通常版では使えなくなる。もちろん、不思議なデータディスク(チョコボの不思議なダンジョン付属)に収録されているFF7の特殊なセーブデータも使える。


以降発売のアルティメット版などの廉価版やアーカイブ作品も、インターナショナル版と同内容となっている。


COMPILATION of FFVII

当時FF7の10周年を記念して作られた派生作品集。

(2022年以降にこれらのストーリを取りまとめた(らしい)FF7 EVER CRISISがIOS及びAndroidで配信予定。)


『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN』

FF7AC。3DCG映像作品。エンディングから2年後の世界が舞台。


ニブルヘイム事件と、ザックスとクラウドの逃亡劇を描いたアニメ作品。


  • 特典アニメOn the Way to a smile -FINAL FANTASY VII-

FF7ACの登場人物、デンゼルの過去が明かされるアニメ作品。(詳しくはデンゼルタグ参照)


『BEFORE CRISIS -FINAL FANTASY VII-』

FF7BC。『FF7』に至るまでの6年間が舞台。


『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-』

CCFF7。7年前の世界が舞台。ザックスが主人公。


『DIRGE OF CERBERUS FINAL FANTASY VII』

FF7DC。エンディングから3年後の世界が舞台。ヴィンセントが主人公。


  • DIRGE OF CERBERUS LOST EPISODE FINAL FANTASY VII

FF7DCLE。FF7DC本編の第4章と第5章の間のエピソード。


『HDリマスター版』

2015年12月6日にPS4、2019年3月26日にはニンテンドーSWITCHに向けて、インターナショナル版をベースとしたHDリマスター版が配信された。


当初はNINTENDO64ソフトとして開発されていたとされるもプレイステーションでのリリースとなった作品が、22年の時を経て任天堂のゲーム機で登場する事になった。(後述)


『FINAL FANTASY VII REMAKE』

2020年4月10日に発売された、複数作(三部作と判明)で送るファイナルファンタジー7のリメイク作品第1弾。詳しくはリンク先参照。


『FINAL FANTASY VII THE_FIRST_SOLDIER』

2021年11月17日にiOS及びAndroidで、配信を開始したスピンオフ作品。

詳しくはリンク先参照。


『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』

CCFF7の最新復刻(リメイク)作品。グラフィックが最新(FF7リメイク寄り)になりバトルも遊びやすく、また前作で成せなかった全編フルボイス化も果たした。2022年12月13日発売予定。


FF7 EVER CRISIS

新作スマホゲームアプリ。詳しくはリンク先参照。


『FINAL FANTASY VII REBIRTH』

2022年6月17日に発表された、リメイク作品の第2弾。ここにてFF7リメイク作品が三部作であることも発表された。2023年冬発売予定。


余談

前作(~Ⅵ)までとの細かな違い

通常戦闘BGMがこれまでと異なり、伝統のイントロ(デケデケデケデケのアレ)が無い。また勝利のファンファーレも後半がこれまでと異なる。ただし、従来同様の勝利のファンファーレはチョコボレースで流れる。これらは植松氏がマンネリと感じたために変更したらしい。


初めてのフィールドに出るまでが長いFF。

ミッドガルの巨大さを演出している為か、少なくとも「Ⅵ」までのファイナルファンタジーシリーズと比較すると圧倒的にフィールドに初めて出るまでの道程が長い。開始早々フィールド画面だった初代とは正反対である。


当時のプレイヤー間での噂

物語中に多くの謎がちりばめられているためか、発売当時は多くの裏ワザなどの噂があり、その中でも「エアリスの復活」と「セフィロスが仲間になる」はあまりにも有名。

結論から言えば、エアリスはバグ技を使えば一応可能だった。セフィロスはチートツールを用いれば可能だが、実用には疑問視がある(NPCに近い為)。


断絶の原因?

当初、任天堂以外のゲーム機でリリースと発表された際は世間に衝撃を与えたのだが、一方で任天堂とスクウェアはこれを機に関係が断絶した。

・・・と、いうよりは実際の断絶の理由は別にあり、当時のスクウェア側・「デジキューブ」の経営戦略発表でのビジネス上の配慮の無さ(致命的な失言)が亀裂を生んだ事にある(スクウェアの任天堂出禁事件を参照)。


こういった過去があった為、関係修復している現在でもスマブラ3DS/WiiUでクラウドが参戦した際は驚かれた。


幻となった64DD版

本来は64DDソフトとして作られていたが、プラットフォーム変更に伴い開発中止された。

これまでと異なり、斜め移動が多い事やフィールドがポリゴンで作られている事で従来の4方向移動から8方向移動や視点を360°回転できたところに「64コントローラーの3Dスティック」を使用する事を想定されていたと思われる。後年の移植等でアナログスティックを使うと方向キーで操作するよりも移動しやすいところからも窺える。


64ビットゲーム機に時を経て

NINTENDO64とプレイステーションの覇権争いの原因となったわけだが、20余年あまりを経て、HDリマスターが任天堂の64ビットゲーム機で発売されたのは、当時を知らない人からするとなんて事ないかもしれないが、当時を知る者からすれば時の流れと感慨深いものがある。

また断絶期は任天堂のゲーム機ではファイナルファンタジーはおろかスクウェア作品は今後絶対に出る事はないと思われていた事(概ね事実となっていた)である。


2021年には「ニンテンドースイッチオンライン NINTENDO64」と同じメニュー画面に並ぶ事も可能に。かつて有り得ない同士がニンテンドースイッチ上で隣合う時代にもなったのである。


海外ファンからの人気

本作は海外でも販売されており、その人気は高く、リメイクのトレイラーやスマブラ参戦を知り歓喜する海外ファンのリアクション動画などからもそれが窺える。「トワイライト」で知られる俳優のロバート・パティンソンは「この作品で恋を知りエアリスとティファをどちらも好きになり2人の間で揺れ動いていた」と熱く語っていた。また、イタリアの国会中継でティファのエッチな2次創作のムービーが流れるという事故が発生し、翌日のイタリアの新聞の一面になったりと騒動になった結果、Googleでティファとイタリアを絡めたネットミームが誕生している。


関連タグ


表記揺れ

FF7 FF7 FFVII FFⅦ

ファイナルファンタジー7 ファイナルファンタジーVII ファイナルファンタジーⅦ

FINALFANTASYVII FINALFANTASYⅦ


派生作品

FF7AC アドベントチルドレン ACC

FF7BC BCFF7 ビフォアクライシス

FF7CC CCFF7 クライシスコア

FF7DC DCFF7 ダージュオブケルベロス FF7DCLE

用語

ライフストリーム マテリア ミッドガル アバランチ

評価タグ

消したらスーパーノヴァ

外部リンク

FFポータルサイト / FINAL FANTASY VII

FINAL FANTASY VII REMAKE 公式サイト

FFVII REMAKE 公式Twitter


FF用語辞典内【Final Fantasy VII】/FF7

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