プロフィール
概要
クラウド達と暮らす孤児の少年で、星痕に冒されている。
クラウドに対して憧れを抱いており、倒れたティファを庇おうとバハムート相手に立ち向かう勇敢な一面を見せる。
過去
こちらの情報は、小説「On the Way to a Smile FINAL FANTASY VII」デンゼル編およびアニメ作品「On the Way to a Smile -EPISODE DENZEL FINAL FANTASY VII-」のネタバレが含まれております。ご注意ください。
アニメは現在はTSUTAYA店舗などで見られる「レンタル版 ~COMPLETE Blu-rayディスク」の特典映像で視聴可能です。
元はプレートの上に暮らす富裕層の家庭出身だったが、神羅カンパニーの七番街プレート落としで家族を失う。デンゼルの父は神羅に勤めており、部長の立場にあった。そんな中で自分たちが住む七番街のプレートが落とされる事を知り、神羅から緘口令があった中で妻と息子を避難させる為に緘口令を破って戻ってきた。しかし同じ街の人たちを見捨てる事ができなかった母は避難を呼びかける為に七番街に残り、一旦デンゼルだけを安全な場所に避難させた父も部下にデンゼルを託して妻を迎えに七番街に戻ったが、ふたりはそのまま帰らぬ人となった。
父の部下も出て行ったきり戻ってくることはなく、ひとりぼっちのまま街を彷徨い、八つ当たりである一軒家のガラスに向かって石を投げた。その家が独り暮らしの老婆であるリーブ・トゥエスティの母であるルヴィであり、ガラスを破ったことを怒りながらも、デンゼルの境遇を理解、彼女に家に迎えられ
メテオ災害時は、避難勧告は聞いていたが行く宛がして、ミッドガルを離れるつもりがなかったルヴィと共に留まる。しかしルヴィはメテオとホーリーの衝突を止めようとしたライフストリームの渦からデンゼルを庇い、魔晄エネルギーを直接浴びてしまい死亡。彼女を失った後は逃げ遅れた住民たちを救助していたガスキンという人物に発見され、ルヴィの埋葬を手伝ってもらった。
その後孤児たちはガスキンのもとで生活していたが、彼が星痕に侵されて死亡し、同じ境遇の孤児たちと共に生活をしていた。しかし「いざとなったらスラムの住民みたいに鼠でも食べる」というプレート上層部に住んでいた故の誤った認識で、「お前たち裕福層が垂れ流した魔晄に侵された鼠なんか食べたことはない」と元スラム出身の友人の不興を買ってしまい、そのまま仲違いしてしまう。とうとう独りになったデンゼルは廃墟となったミッドガルで孤独に生きていたところを、クラウドたちに拾われた。
つまりデンゼルは、本編で起きた出来事の犠牲者であった。
ちなみにルヴィの息子リーブからは、母の最期の時に共にいてくれた事を感謝されている。