スリープ(ポケモン)
すりーぷ
概要
二足歩行の獏のような外見をしたポケモン。
進化後と比べると、こちらは実在する動物のマレーバクに近い姿をしている。
夢を食べるのが大好きだが、夢にも好き嫌いがあり、悪い夢を食べてしまうとお腹を壊してしまうらしい。「さいみんじゅつ」→「ゆめくい」というコンビネーションを初めて披露したという。また、夢を食べるだけでなく、食べた夢を見せる力を持っているらしく、懐いた人に見せてくれる事があるらしい。ポケモンレンジャーシリーズ名物のスリープおじさんの『おもいでキャプチャ』の原理がそれに由来しているのかについては定かではない。
対象がどんな夢を見ているかについては鼻のムズムズ具合でわかるらしい。また、夢を食べられている間は対象の鼻もムズムズするとの事。
初代とファイアレッドのポケモン図鑑では伝説の生き物バクの子孫であると語られているが、今ではその手の設定は無くなっていると思われる。その代わりなのか、『ムンナやムシャーナと共通の祖先を持つと言う説がある』と言う設定が明かされている。実際にバクと言うポケモンがいた可能性も否めないが。
『ファイヤレッド・リーフグリーン』で幼女を襲うイベントがあった進化後に対し、スリープは『ポケモン不思議のダンジョン時・闇・空の探検隊』でルリリを襲ってしまい、進化系統そろって子供に手を出してしまった。
ただ、スリープがルリリをさらったのは自分が狙っていた財宝が非常に小さな穴の奥にあったためで、それで身体の小さいルリリを利用したのが本当の理由であるため一概にロリコン(このルリリは♂なので正確にはショタコンか)とは言いにくい。
他にも小さいポケモンはいるのにあえてルリリを選んだ点についてはどうなんだと突っ込まれそうだが、ルリリはこの作品が出た時点では全ポケモン中最も小さく(20cm)、他に同じ大きさのポケモンはシェイミ以外全員進化前(≒子供)である。また、図鑑の大きさ比べでのルリリは自分の体と同じくらいの大きさの尻尾に乗っかった状態で測られており実際はもっと小さい可能性もあるので、穴の大きさは直径20cm以下だったのかもしれない事も念頭に置いておきたい。
それにスリープはちゃんと反省してるので許してやってください。
本家作品でもレジャー施設で子供を狙っていると解説されているが、ウルトラサンの図鑑説明によると、これにはちゃんとした理由があり、レジャー施設で狙いを定めた子供が夜に見る夢は特に美味しいからと言う理由に起因しているらしい。また、食べた夢を全て記憶しており、曰く、大人の夢よりも子供の夢の方が美味しく、悪夢は酸っぱく感じるので苦手なのだと言う。
アニメ版
- ポケモン大好きクラブ会長のスリープ
- 無印27話でスリーパーと共に初登場。都会暮らしのストレスのせいで睡眠不足に陥った大人達が催眠ポケモン・スリーパーの催眠術に頼った結果、その催眠波の波長を人間向けに変えたせいで他のポケモンや敏感な子供達がおかしくなり、特に子供達は「ポケモンがえり」を起こしてしまう。そこでスリーパーの催眠波を同じくだいすきクラブのポケモン・スリープの夢の波長で打ち消す事で子供達や他のポケモン達を正常に戻すことに成功した。
- ヤマトのスリープ
ゴウのスリープ
新無印53話でゴウがスイクン療養用のきのみを探している最中に、寝ている野生のコラッタの夢を食べようとしていたところをゲットされた。ポケモンハンターの部下達が繰り出すどくタイプポケモン対策として捕獲し活躍も見せたが、ボスが繰り出したヘルガーの「かみくだく」に倒された。第78話ではポケモンフーズを食べてる姿が確認できる。
その他
- DP135話:チシヲと共に様々なイベントに現れては他人のポケモンを盗んでいる強盗・アツキのポケモンで登場。
- DP71話:悪の科学者の部下がくりだしていた。
- 劇場版『ミュウツーの逆襲EVOLUTION』でのみ、OPでレイモンドがサトシとのバトルで出している(リメイク前はゴローニャだった)。
無印 | 78話・169話 |
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SM | 65話・128話・129話・144話・146話(エンディング) |
新無印 | 112話(回想) |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
ロケット団・ギンガ団・スカル団など、悪の組織が手持ちにしてる事が多く、第1章ではタマムシシティジムを狙ってロケット団のスリープがトレーナーの後をつけてきたが、エリカのラフレシアにより一瞬で倒されている。
例外をあげるならゴールドの母の手持ちで、ゴールドが生まれる前から一緒にいて慕っているポケモンの一匹として登場する。