基礎データ
全国図鑑 | No.636 |
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イッシュ図鑑第1版 | No.142 |
イッシュ図鑑第2版 | No.171 |
英語名 | Larvesta |
ぶんるい | たいまつポケモン |
タイプ | むし / ほのお |
たかさ | 1.1m |
おもさ | 28.8kg |
とくせい | ほのおのからだ/むしのしらせ(隠れ特性) |
進化
メラルバ → ウルガモス(Lv59)
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場したポケモン。
シリーズ初となるむし・ほのおの複合タイプで、名前の由来もおそらく「メラメラ(炎が燃える擬音)+ラルヴァ<Larva>(英語で幼虫の意味)」から。
芋虫のような幼虫の姿で、体の前半部分は白いもふもふとした毛で覆われており、5本の炎のような湾曲した角が生えている。目の色は青色。
頭部のデザインが創造神ことアルセウスとよく似ている。
もふもふな毛や鳴き声、ポケパルレでのにっこり笑顔などケムッソと並んで芋虫系のポケモンの中で一番可愛いと評判である。
主に火山の麓に生息しており、5本の角から炎を出して、襲ってきた敵を撃退する。その炎の温度は最大で3000度にも達し、鉄板を焼き切ってしまう程。
元々全身はかなり温かいのだが、進化する時全身が炎に包まれる特徴がある。
それ故、大昔の人々には太陽の生まれ変わりだと信じられており、太陽にある巣から落っこちてきた遣いだと崇められていた。
一方、角の炎でしばしば無作為に山火事を起こすせいで煙たがられてもいた等、人間とは賛否両論な関係だった模様。
少なくともゴマゾウ同様、遙か古代や未来に系譜が確認された永い歴史を持つ種族らしく、炎を操る力や飛行能力も、元々持っていなかったものが徐々に発達していき今の生態となった模様。
ゲーム上の特徴
進化後は非常に強力なポケモン・ウルガモスになる。
ただし、1進化であるにもかかわらず、必要レベルが"59"とそれまでのサイドンなどを抜かして、堂々トップの進化の遅さとなっている。その為、根気と愛情が何よりも求められるポケモンでもある。
BW1では、ひでんマシン03入手後にイッシュ地方の「18番道路」にいる人からもらえるタマゴを孵すか、クリア後にウルガモスを捕獲して(♂なら「ジャイアントホール」に出現するメタモンと、♀なら同じタマゴグループのポケモンと一緒に)育て屋に預けた後に見つかるタマゴを孵すかで入手できる。
性能
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
メラルバ | 55 | 85 | 55 | 50 | 55 | 60 | 360 |
ウルガモス | 85 | 60 | 65 | 135 | 105 | 100 | 550 |
所謂「たねポケモン」に分類される為、ステータスは全体的に低めである。ただ、進化後のウルガモスと比べると「こうげき」の種族値が20高い。
その上、フレアドライブを覚えるので、決して無駄な種族値分配ではないのだが覚えるレベルは100である…。しかしXYでは進化形のウルガモスがハートのウロコで思い出せるので、実戦で使いたければそのウルガモスから遺伝した方が手っ取り早い。
その他にもタイプ一致のとんぼがえりに加えアクロバットにしねんのずつき、
そしてワイルドボルトも覚えるなど、物理技のレパートリーは意外に器用。
根気とこだわりと多量の愛情があればアイテム「しんかのきせき」を持たせて頑張ってみよう。
勿論、いわタイプが来るとあっさり止まってしまうので、自分より遅い相手にはとんぼがえりで逃げよう。
また無理してバトルに使用しなくてもその特性からタマゴ孵化要員としての需要はある。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ルーク(BW)
漫画版
アニメ版
ルークのメラルバ
ドンバトルにてルークの手持ちとして初登場。担当声優は三木眞一郎。
映画制作では炎の特殊効果・スーパースタッフを務めている。対戦相手はデントのマッギョ。「かえんほうしゃ」「むしのさざめき」などの大技に加え、「いとをはく」を敵の捕縛以外に、自身に使って防御を固めたり、角の炎で空中浮遊するなどの戦略を使い見事デントに勝利する。
関連イラスト
関連タグ
チヲハウハネ:進化後であるウルガモスのパラドックスポケモンだが、本種の面影も色濃い。