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TVアニメ版・デビルマンの編集履歴

2023-01-27 22:47:53 バージョン

TVアニメ版・デビルマン

てれびあにめばんでびるまん

1972年に放送されたヒーローアニメ。

解説

永井豪漫画と同時並行して開始されたTVアニメ。全39話。担当プロデューサーは有賀健と籏野義文


終始ハードな雰囲気の漫画版とは異なり、ダークヒーローとしての魅力を突き詰めたバトルアニメとして大成されており、別に人類は滅亡しないし悪魔人間デビルマン)は明以外出てこない。



あらすじ

ヒマラヤの山中で眠りについていたデーモン族は、人類殲滅のために最強勇者・デビルマンを派遣することを決意した。デビルマンはヒマラヤで殺害した少年不動明の身体を乗っ取って日本に向かうも、明が身を寄せる家の一人娘・牧村美樹に興味を持ち、人類攻撃任務を放棄。デーモン族の魔王ゼノンは怒りデビルマンを呼び戻そうとするもこれを拒否。悪魔人間=デビルマンとしてデーモン族を迎え撃つ…。


漫画版との差異

  • 根本の設定として、主人公不動明第1話の冒頭で死亡しており、彼と合体するデーモンもアモンではなくデビルマンという名前である。以降の明はデビルマンが体を乗っ取った姿に過ぎない。あくまで人格は「デビルマン」のものである。そのためOPでは「裏切り者の名を受けて、総てを捨てて戦う男」と謳われているが、勿論これは明ではなくデビルマンのこと。しかし、自らの意志で裏切っているので「名を受けて」というのは不適当な気も。
  • したがって悪魔人間もデビルマンしか登場しない。
  • デビルマンの身体は伸縮自在で、も豊富。下半身も体毛に覆われておらず、プロレスパンツ風。戦闘も体が大きくなるだけスケールも大きくなり、第2話のシレーヌ戦など、の高さが電柱を上回り、殴り合いの余波でビル群が崩落するほど。(ちなみに変身する時の掛け声は「デッビール!!」だったりする)
  • 原作では普通の高校に通っていた(と言う設定自体後付であり、連載中では明や美樹の年齢は公表されない)明と美樹が、本作では小中高一貫校に通っている。
  • 飛鳥了は出てこない(アニメにも出そうという案自体はあった)。
  • デーモン族の中で、裏切り者を抹殺するためのアサシン「妖獣」という呼称がなされており、基本的にデビルマンが戦うのは彼ら。

デビルマンの能力

ここではアニメ版で使用された能力を述べる。

漫画版をベースにした作品でもこれらの能力を使用する事があるが、作風的に技名は叫ばない(パチンコなどでは普通に叫ぶ)。


  • デビルアロー

両腕をクロスし、触角から放つ電撃光線…のように見える超音波砲。

漫画版では触角を伸ばして電撃を流すという能力を披露している。


  • デビルイヤー

人間の1000倍の聴力を誇るとされる地獄耳。


  • デビルウィング

背中に折りたたんだ真紅の翼。縁が鋭いカッターにもなっていて触れた敵を切り裂く。

飛行ポーズは初代ウルトラマンと同様に両腕を前に突き出したもの。

漫画版でいうこの部位はいわゆるコウモリのような翼になっている。


  • デビルビーム

体全体から放つ強力な熱光線で絡みついてきた敵をそのまま倒してしまえる威力がある。これがこの作品における必殺技という解釈で違いない。デビルアローとも併用可能。

OPでは3番目に使用する。


  • デビルチョップ

1000kgの威力を誇るパンチ。チョップという名称だがパンチである(ココ重要)。

拳を使った格闘能力全般がこう呼ばれるという事なのだろう。


  • デビルキック

常人の数倍の破壊力を持つとされるキック。OPで最初に使用する技がこれ。


  • デビルアイ

透視力に優れた目。


  • デビルカッター

大岩をも容易に砕く鋭い三日月状のカッターで、コウモリと赤い「D」の装飾が施されたベルトから複数発射する。

ちなみに「009VSデビルマン」のデビルマンは腕に生えたカッターで敵を切り裂く。誰が呼んだかデビルカッター。



余談

  • 最終回に登場するデーモン最強の戦士(デビルマンの上司)・ゴッドは漫画版デビルマンによく似た外見である(ちなみに、第1話を見て貰えばわかるように変身過程のデビルマンは漫画版を思わせるカラーリングになっている)。
  • とんねるずのコント『デビルタカマン』は基本的にこっちがモデル。
  • 同じく東映動画でアニメ化されたマジンガーZともコラボしており、1973年には映画『マジンガーZ対デビルマン』が公開された。それを祝したのか漫画版マジンガーZ』でも、主人公らが入る温泉にアニメ版デビルマンにソックリな彫像が登場している。
  • 永井豪本人が番外編として漫画『デビルマン対ゲッターロボ』を描いているが、演出上デビルマンのデザインはパンツではなく(漫画版に近い)ズボン型になっている。
  • OVA『CBキャラ』では明と合体する前のアモンがTV版デビルマンと酷似した姿で描かれている。
  • マジンガーエンジェル』で漫画初のゲスト出演として登場。
  • また、この作品のデビルマンが漫画をベースにした作品(「crybaby」や「レディー」)に出演する際は大抵架空のキャラクターとして扱われる。



関連項目

アンチヒーロー ダイナミックプロ

マジンガーZ対デビルマン


闘神デビルマン:アニメ版のリメイク。


ジャガーマンシリーズ:主題歌のアバターとして活躍している。←ここすき

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