概要
Splatoonシリーズ・ヒーローモードにおける、主人公が属することになるチーム。悪いオクタリアンから人知れずイカ世界を守っている少数精鋭(?)の極秘部隊。
正式名称は「新烏鳶本部 第一部隊」。
誕生の経緯
元々前身のカラストンビ部隊が最初に発足されたのは100年前に起こった「大ナワバリバトル」の時代とされ、オクタリアン相手に劣勢だったイカたちインクリングに逆転勝利をもたらした。
当時のメンバーはアタリメ司令を隊長に、ブキチの祖父でブキ開発者兼工兵のカンブリヤ・ブキノサイ、他に少なくともボーイとガールが1人ずつの最低でも4名によって構成されていた。彼らについては「カラストンビ部隊」を参照。
また、当時の彼らの武装は竹筒銃と呼ばれる竹型のブキであり、後の14式竹筒銃シリーズの原型となった。
そして現在、当時の生き残りであるアタリメ司令は孫娘であるアオリとホタルと共に来たるべきオクタリアンの再侵略に備えて「New!カラストンビ部隊」を結成、影から街を守っていた。
オクタリアンの進撃と、新進気鋭のワカモノ
スプラトゥーン本編の時間軸で、街の電力供給源である「オオデンチナマズ」がオクタリアンに奪われると、アタリメ司令は街の若者(主人公)を隊員3号として(半ば強制的に)任命。3号にオオデンチナマズ奪還の任務を与える。
スプラトゥーン2ではアオリが行方不明になり、しかもアタリメと3号は遠征中でハイカラスクエアに不在だったためにホタルが一人で食い止めていたが、ここでもオオデンチナマズが奪われたため、ホタルは“街の中で他の人とは違う目をしていた若者”であるプレイヤーを4号として(やっぱり強制的に)任命、ブキチと共にサポートする。
そしてスプラトゥーン3では、バンカラ街の若者がそのまま新しい3号に(またまた強制的に)任命され、またしても消えたオオデンチナマズと未知の物質「ケバインク」、そして謎の空間「オルタナ」を巡る新たな戦いに巻き込まれることになる。
ちなみに、彼らから質問された時に黙っていると、沈黙は肯定の意ということか「YES」と受け取られるので注意。
現に3号も4号も新3号も、質問に黙っていたせいで強制スカウトされている。8号は状況が状況だったので仕方ない。
イカした隊員たち
New!カラストンビ部隊を指揮する司令にして、かつての大ナワバリバトルを身を以て知る老人。そして、シオカラーズの2人のおじいちゃんでもある。
「初代」にて3号を抜擢(というか強引に引き入れ)、オクタリアンの侵攻阻止とオオデンチナマズ奪還を託した。そこから2年間は3号と共に各地をパトロールしていたが、あるとき何者かによって引き離されてしまい、地下実験施設で8号に遭遇。通信がつながったテンタクルズのヒメとイイダにサポートされながら脱出を目指すことになる。
ファイナルフェスでは秩序陣営に属している。
実際の戦闘描写は皆無なため実力は不明だが、かつての大戦の英雄という事もあり、2の相関図では部隊のエース的存在の3号をして「このじじい、実はスゴい人なのかもしれない」と言わしめている(それでもじじい呼ばわりだが・・・)。
「3」では司令の座を3号に継がせ引退、相談役となったが、元気に独自パトロールをしていたらしい。彼を追ってきたプレイヤーを新3号とし、成り行きでたまたまやってきたクレーターを探索させ自身もサポートする。
……が、クレーターからオルタナへ落下する際に行方不明になってしまい……?
スーパーアイドルのアオリとホタル。New!カラストンビ部隊ではそれぞれ1号と2号を担当する。
部隊として行動するときは基本正体は隠しているが、アドバイスがハイカラニュースのものと酷似していたり、1号が「ホタ...」と言いかけるなど、バレバレである。祖父であるアタリメと状況が状況だった4号のみ、最初から正体を知っている。
要所でプレイヤーをサポートしてくれる。
「2」ではアオリが失踪してしまい、ホタルがタコ撃退と並行して4号に依頼。
最終決戦ではホタルが前線に颯爽と登場、
最早意味不明なまでのエイム力を見せつけ、4号をサポートした。
前述のホタルの驚異的なエイム力以外は戦闘描写がないため、強さは未知数である。
コロイカでは、最終決戦に少し遅れて乱入、両者スーパーショットたった一発で大量のタコを一掃し、ゴーグルくんたちの危機を救った。その強さはライダーをして「S4(ハイカラシティ最強のS+四天王)より強い」と言わしめたほど。
ファイナルフェスではアオリは混沌、ホタルは秩序陣営に属している。
「3」でも引き続き登場。行方をくらませてしまったアタリメを探しながら、謎の空間「オルタナ」を3号や司令と共に探索することになる。
初代ヒーローモードの主人公にしてプレイヤー。
目印はエンペラにフィットしたレシーバーと、警備員のようなジャケット、そしてヒーローシューター。見た目は長いゲソのガールか、マゲのボーイとなる。「2」ではイカ語で“3”と書かれたマントを羽織っている。
New!カラストンビ部隊の3人目の隊員なので、3号。
半ば強引に引き入れられたとはいえ、オクタリアンをあっという間に追い込む手腕を発揮、チームのエース的存在になる。またその最中、「もみじシューター」「ダイナモローラー」などの設計図を奪還し、世に流通させている新ブキ普及の影なる立役者。
2年後ではアタリメとのパトロール中引き離されていたが、終盤にて天井を蹴り破って後述の8号の危機を救い気絶、その後洗脳されてしまうが、無事に助け出される。
5年経った「3」では引退したアタリメからギアと使命を受け継ぎ、新しい司令となった。自分が司令になったことで出来た空席に入ってきた新3号を、“心の声”とやらで導く。喋らないのは2号曰く「シャイなだけ」らしい。
「3」のアートブックによれば最強のウデマエの持ち主になったらしく、3のヒーローモード中でも「自身の倍の大きさがある巨大な機械を空高くブン投げる」「ヒト状態のままスーパージャンプ」「コジャケですら除去が困難な大量のケバインクを瞬く間に一掃」するなど、実際強いようである。…が、肝心なときに足を挫いたりする若干のドジっ子。
ファイナルフェスでは秩序陣営に属している。
コロイカではゴーグルくん(3号)とライダーくん(3号その2)。
「2」におけるヒーローモードの主人公兼プレイヤー。
アオリ救出とオオデンチナマズ奪還のため、「他とは違った目をしている」としてホタルに抜擢され、4人目の戦士として4号に任命された。
ブキチの援助もあって多彩なブキを扱い大奮闘、アオリとオオデンチナマズの奪還、タコワサの野望阻止を無事に完遂した。
抜擢当初はどうやらシオカラーズをまともに知らなかったらしく、ホタルが自ら正体を明かしても驚くどころか欠片も表情を変えなかったことからそういう方面には疎いのかもしれない。部活で忙しいこともあるようだ。
公式などの言及をみると、流されやすくノリの良い性格で、仲良くなると積極的になるようだ。
なお、4号のみシオカラーズ以外とのチームメイトとの接点が描写されていない。時系列的に仕方ないが。
ファイナルフェスでは混沌陣営に属している。
ちなみに実家は「チ・バの地」らしい。
また、公式イラストやギア・おカネが共通であることから8号と同棲しているという考察がなされているが、真偽は不明。
コロイカではグローブくん(4号)とスカルくん(4号その2)とヴィンテージくん(4号その3)。
「3」ではこれといって音沙汰無いが、果たして……?
「3」におけるヒーローモードの主人公兼プレイヤー。
アタリメのあとをついて行ったらそのまま入隊させられ、前述の通り空席だった3号の枠に入る。
オルタナで行方不明となったアタリメを探しながら、ナゾの物質「ケバインク」を巡る戦いを、相棒のコジャケやNew!カラストンビ部隊と共に駆け抜けることになる。
なお、「新」3号とするは前任の3号と分別するためであり、ゲーム内などでの公式名称は「3号」である。
クレーターからオルタナへ落下した際、かつての3号のお下がりであるヒーロー装備一式を大きく破損・欠損・脱落させてしまい、かなり貧相な見た目になってしまった。せっかくの新型ヒーローシューターも本体部分を残して機能が大幅に低下してしまっている。このため装備を強化(修復)しながら、オルタナに眠る謎と陰謀に立ち向かうことに。
相棒にしているコジャケは囮役はもちろんタコを攻撃したり仕掛けを解いたりと多方面で活躍してくれる心強い味方である。
イカした協力者たち
かつて「カラストンビ部隊」にて技術者として活躍した「カンブリア・ブキノサイ」を祖父に持つ、ブキ屋「カンブリアームズ」の店主。
タコ軍団と戦う3号や4号にブキのモニターをして貰う代わりに、開発中の様々なブキを支給してもらっている。
また、3号にはブキの設計図も集めてもらっていた。
ヒーローシューターの設計担当でもあるらしい。
ハイカラスクエアで有名なイカとタコのアイドル。
オクト・エキスパンションにおいてたまたま3号の通信機を拾ったことで、ヒメとイイダは地下から脱出を目指す8号とアタリメをサポートすることになる。決戦では大活躍も見せてくれる。
なお、ヒメは8号を「ハチ」と呼ぶ。
8号はイイダを知っているようで、「センパイ」と称している。
オクト・エキスパンションの主人公にしてプレイヤー。
地下実験施設を結ぶ深海メトロのとある駅で、記憶喪失状態で目覚めたオクトリングの若者。名前の由来はコードネームが「No.10008」だったこと。
最初こそアタリメに警戒されていたが、気絶中シオカラ節を口ずさんでいたことから、魂にシオカラ節のグルーヴを宿していることを悟られ、「シオカラ節が好きな者に悪人はいない」という彼の信条もあって助けられ一緒に脱出を目指す。
広大かつ困難な施設内を、テンタクルズのサポートももらいつつ進んでいくが…。
なお、正式にNew!カラストンビ部隊になっているのかは不明。
ファイナルフェスでは秩序陣営に属している。
とある経緯から3号に憧れており、当人からは「やるじゃん」とコメントされている。
コロイカではハチくんが該当する。
(ネタバレ注意)
※この先、Splatoon3のヒーローモード後半で判明する重大なネタバレを記載しています。ゲームをクリアしてからの閲覧を推奨します。
フウカ、ウツホ、そしてマンタローからなるバンカラ代表トリオ。
新3号にオタカラを取られまいと挑んでくるが、決戦では味方として手助けしてくれる。ついでにホタルに舎弟入りする(本人は嘆いている)。
ヒーローモードではだいたい黒幕であるオクタリアンの将軍。大ナワバリバトルの生き残りで、実はアタリメとは盟友だったらしい。
サポーターというよりも、アタリメの好敵手。オオデンチナマズを奪ったりアオリを洗脳したりしていたが、「3」では…?
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カラストンビ部隊→New!カラストンビ部隊