スペック
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概要
中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国が暗黒大陸に亡命中に開発した、大型のディメトロドン型電子戦ゾイド。
小型機で見つかりにくいゲーターよりも大型になってしまっているがこの機体最大の特徴である背中の巨大な背びれは超高感度レーダーアンテナであり、そのレーダーの性能はヘリック共和国ゾイドゴルドスのレーダー機能を凌ぐ。
この機体のレーダーとデータリンクした射撃管制装置は極めて正確に敵を狙い撃つことができ、かつ敵の通信電波を傍受すると自動的にそれを分析してより強力な妨害電波を発して通信を遮断することも可能と、隠蔽・索敵・精密射撃等に優れている。
ただし、ゲーター同様にディメトロドン自体の戦闘能力は低く、ゴジュラスだけでなくシールドライガー等の同クラスのゾイドとの直接戦闘では殆ど勝ち目がない。
ストーリー
バトルストーリー
「大異変」を生き延びており、ネオゼネバス帝国により強化されて再導入された。ヘリック共和国滅亡後の共和国軍残党狩りに運用され、ゲリラ戦を続ける共和国軍の拠点をその優れた索敵能力で探り当てるために恐れられた。
その他メディア
対となるゴルドスに比べると、アニメには登場せず、ゲーム作品でもほとんど出番がないなどメディア的には不遇である。
ゲームでは、自身よりもサイズが小さいゾイド(コマンドウルフ等)に負ける事もある(プレイヤーの腕次第では勝つこともあるが・・・)。
ファミコン用のソフト『ゾイド 中央大陸の戦い』では、モルガ以上だがレッドホーン以下という微妙な強さであり、序盤は比較的苦戦する敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。
しかしながら、バトルストーリーでは電磁波を利用してライガーゼロと相討ちに持ち込んだ凄腕パイロットの物語が描かれている。結局、ゾイドを生かすも殺すも、ゾイド乗りの腕次第なのだ。
続編の『ゾイド2 ゼネバスの逆襲』では、序盤でのダンジョンの中ボス的存在として君臨。前作と違いシンボルエンカウントではなくなった本作において、ダンジョン最深部で堂々と真っ赤な機体アイコンで待ち受ける姿は不気味そのもの。
序盤の自機であるアロザウラーを2発で葬る威力の攻撃を恐ろしい速度で連射してくる程戦闘能力が高い上に、話しかける等の操作無しに接触した瞬間バトルになるため、ダンジョンの奥での見慣れぬキャラ?の登場に「この人は誰だろう?」と知らずに近づいて怖い経験をした方も多いはず。
『サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』では攻撃速度が速く、最初の壁というべき強さを見せてくる。
余談
- 旧版の分類は「恐竜型」である。
- 背中に帆を持つ古生物がモチーフのゾイドは電子戦用機というイメージを作ったのが、ディメトロドンやゲーター、ゴルドスやゴルヘックスと言っても過言ではなく、後にダークスパイナー、バイオスピノ、グランチャー、ディメトロプテラ、ディメパルサーが登場した。
- とくにディメパルサーは、ディメトロドンへのオマージュが強い機体コンセプトになっている。