「戦闘力5の君たちに贈る、究極の脱出劇ーー」
概要
2022年10月13日に発売した『ドラゴンボール』を題材にしたゲーム(Steam版のみ14日発売)。
対応機種はPlayStation4、XboxOne、NintendoSwitch、Steam。
戦闘力5の一般市民「サバイバー」7人と、セルなどの悪役「レイダー」1人の陣営に分かれて繰り広げられる非対称アクションゲーム。
サバイバー陣営はフィールドを探索し、「超タイムマシン」を起動させて脱出する事、レイダーは超タイムマシンの起動を阻止し、サバイバー達を殲滅する事が目標となっている。
今作はドラゴンボールのゲーム作品でSteamが対応機種の一つにカウントされた初めての作品である。
(それまでの作品はSteamでプレイできない、できても日本語字幕に未対応だった。)
今後の課題
本作はベータテストの時代から調整を何度も繰り返しているが、早急に解決すべき課題が多い。
レイダー希望
本作は非対称アクションゲームのため、攻撃側のレイダーと守備側のサバイバーに分かれて行う。
...のだがレイダーを操作したいプレイヤーが多いことから優先権が中々回ってこないという事態が発生し、レイダーを早く操作したいという理由でワザとレイダーの前に来て自滅する、開始早々回線を切ってログアウトすると言った行動が目撃されていた。
シーズン2からは、このような行為をした場合優先権が回らないように仕様変更されている。
トランスボールガチャ
サバイバー側がZ戦士の力を一時的に使用可能にするためのアイテムなのだが有料ゲームにもかかわらずソシャゲと同じガチャで引くシステムを採用している(一応ゲーム内で入手できるゼニーでも引くことは可能な上、定期的にチケットの配布が行われている)。
被ったものでも強化用のアイテムに還元されるのだがランク関係なく同じ量しかもらえない。
また、天井が存在しないため、狙ったトランスボールを引くことは非常に困難。
エネルギーフィールド&瞬間移動
シーズン2からサバイバー側で取り入れられているスキルのコンボ。エネルギーフィールドが一定時間レイダーの攻撃を防ぐことができ、瞬間移動は他のサバイバーのところへ移動することができる。
この組み合わせによってレイダーの攻撃を受ける⇒エネルギーフィールド発生⇒瞬間移動で逃走と言うプレイが乱発。レイダー側のやる気を削ぐ事態が発生している。
特に民間人とサバイバーをフィニッシュすることで進化するセルにとっては致命的。その前のグラップリング・ブルマバイクとのコンボも強力だったがスキルを駆使すれば何とか墜とすことができた。
ところがここ最近は見切りをつけて動き回るレイダーが増えており、セルでも場合によっては勝利するケースが確認されている(長距離から射撃して確認⇒エネフィ発生⇒即離脱して他の民間人・サバイバーへ標的を変更)。
ドラゴンボール
シーズン1では神龍召喚中にレイダーのエリア破壊に巻き込まれた場合、残りのエリアにバラバラに散らばるようになっていて、召喚にもある程度の駆け引きが生まれていた。
だがシーズン2では召喚を中断して破壊エリアから離脱、別の祭壇で再召喚が可能になった。
そのため、本来逆転要素であるはずの神龍を召喚されることが当たり前となっている。
サバイバー
起動キーを設置すると出現する超タイムマシンを起動させ、脱出することが目標となる。
また、トランスボールという超戦士の魂が封じられたボールを装備することで、悟空などの戦士にドラゴンチェンジできる。
また、ドラゴンボールを7個揃えることで神龍を召喚し、願いを叶えてもらえる。
その願いによって、ドラゴンチェンジより強力なアルティメットチェンジが可能に。不利な状況から逆転が可能なほどの強さを誇る。
プレイヤー
見た目を自分好みにカスタマイズできる。
瞬間移動や界王拳などが使える...と人間離れしているが、あくまで彼らは戦闘力5の民間人である。
サバイバースキン
原作で登場したキャラクターに変更できるアイテム。一度入手すれば何度でも使用可能で、キャラによって体格や声も変化する。シーズンを経るにつれてスキンは追加されており、シーズン3の時点で入手できるのは以下の通り。
シーズン1
物語初期の容姿。専用スキルは一輪バイク移動ができ、いつでも呼び出しと収納が可能なホイポイカプセルと、レイダーを呆気にさせて隙を作るお色気ポーズをするチャーミングポーズを所持している。
因みにチュートリアルでは、起動キーのレーダーを元々持っていた手持ちのレーダーを改造して作成すると言うとんでもないことをしている。
時系列はブルマと同じ。専用スキルは二種類の変化の術。
一定距離に飛行移動できるミサイルと、花瓶などの家具や日用品に化けるものを所持している。
条件を満たすと解放される。
専用スキルは鍬で地面を耕すもので、アイテムを入手できる。
なおオブジェクト破壊用のピストルがショットガンに変更されている。
シーズン2
容姿は第23回天下一武闘会>に参加した頃。レイダーを吹き飛ばすことができる芭蕉扇、地面から高く炎の壁を発生させることができるフライパン山の炎を所持している。
仲間であるサバイバーがダウンした場合移動並びに蘇生ゲージを少しずつためることができる一時撤退、スタート地点に仙豆が配置されるスタートダッシュ【仙豆】を所持している。
オブジェクト破壊用のピストルが刀に変更され、レイダーがベジータのときのみ専用アイテム「ヤジロベーの刀」がエリアに出現する。
- 国王
ピッコロ大魔王編並びに人造人間編に登場した世界の国王。解放条件は農家のおじさんと同じ。
レイダー上空に爆弾を投下して動きを封じる支援攻撃を行うことができる。
シーズン3
原作初登場時と同じ少年の姿。ダウンしている味方よりを通常のサバイバーよりも素早く蘇生する「すぐになおしてあげるよ」、さらに蘇生した味方のバリアも完全回復できる「龍族の治癒」を所持する。
レイダーの位置を感知し、味方に伝える「テレパシー」、レイダーの顔にバブルスくんを張り付かせ短時間ロックオンをできなくする「おーいバブルスくん!」を所持する。
ドラゴンボールの位置を感知る「ドラゴンボール占い」を所持し、さらにジャンプの代わりに浮遊して移動することができる。
その他
ゼノバースやヒーローズのトランクス:ゼノで登場。チュートリアルの進行役を務めており、ゲーム中では色々と指示を出してくれて超タイムマシンが破壊された時はタイムマシンに乗って救出に来てくれる。
余談だがトランクスは初登場時にフリーザ兵から測られた戦闘力はたったの5(当然、力を抑えていただけ)で(一応)地球人であるためある意味サバイバーでもおかしくはない...かもしれない。
本人未登場。姿どころか名前こそ出ていないがトランクスの口から「俺の上司」と言う台詞で一応?出演している。
レイダー
超タイムマシンの起動を阻止し、サバイバーを殲滅するのとが目標となる。
また、一定条件を満たすと進化することができ、サバイバーをさらに追い詰めることができる。
サバイバーと同じく、ドラゴンボールを7個集めれば、レイダーも神龍を召喚して願いを叶えてもらうことができる。
そもそも7個集まることが滅多にない上に、恩恵も少なめだが。
セル
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成長スピードと索敵に優れた万能型。
原作では既に抜け殻になっていた幼虫形態が本作初で操作できるようになっている。
レベル2以降から「気の探知」でサバイバーを感知できるようになり、レベル3に進化すると必殺技の攻撃範囲などが強化され、完全体ではフィールド端まで届くパーフェクトかめはめ波、敵の攻撃を防ぐ上に攻撃判定もあるエネルギーバリアが強力。
一方でレベル1の単純な通常射撃と飛行できず戦闘力、最弱、レベル2の攻撃殆どが直線状ゆえに回避されやすい、レベル3の通常攻撃が連発できないかめはめ波と弱点を抱えてるので、パッシブスキル「生体エキス吸収」で民間人やサバイバーを襲って早急に進化できるかが勝利のカギとなる。
後のアプデで進化速度が更に早まった。
フリーザ
Lv | 形態 |
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戦闘面では他2人より比べて安定しているテクニック型。
最初から索敵と攻撃補助するザーボンさん&ドドリアさんを呼び出せる。レベル2だとスカウターの使用ができなくなるので部下2人の連携が重要。
パッシブスキルとして距離があるダウンしたサバイバーにトドメを与える、攻撃食らうと怒りで進化ゲージが上昇するもので、終盤でも巻き返しが可能。
レベル4は追尾機能がある気弾、巨大な火柱を起こす広範囲攻撃と使いやすい遠距離攻撃が扱える。
フリーザのみドラゴンボール使用で「不老不死にしろ」という願いを叶えることが出来、これを叶えると体力が減らなくなり、超タイムマシン起動以外では不死身状態になってしまう。この状態で超タイムマシンを破壊するとフリーザの勝利確定してしまう。
レイダーがフリーザである時の特別ルールとして、民間人の一部がナメック星人になり、ドラゴンボールを所持いている者がいるので上記の仕様もあいまって本編さながらのドラゴンボール争奪戦が始まる。
性能が控えめなセル、レベル3までは致命的な弱点を抱えている魔人ブウと比べるとどのレベルも安定した強さを誇っている。
魔人ブウ
※開始時点では卵の状態なので第1段階はスポポビッチを操作する。ヤムーを呼び出しながらサバイバーや民間人を倒してエネルギーを溜めた後、スタート地点にある卵にエネルギーを注入すると魔人ブウが復活し第2段階に移行する。
Lv | 形態 |
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レベルがあがる程に手が付けれなくなるハイリスクハイリターン型。
レベル2からは拘束させるグルグルガムが使用できる。
レベル3からは気の探知と敵に見えない状態で移動できるようになり、技も優秀なものが多くセルとフリーザより頭一つ抜けた強さになる。
ゲージを最大まで溜めると、サバイバー全員がブウの体内に吸収されて特殊ステージへと場所が変わる。このモードは超タイムマシンの機能が停止し、体内のどこかにいるデブブウを引き抜かないと脱出できない。
脱出されるとレベル4になり、必殺技がステージ全域に無差別爆撃の気弾を降らせる、再使用までのクールタイムが短い大規模な爆発の気弾と原作さながらの滅茶苦茶な強さ。
魔人ブウを開放後は戦闘力と索敵能力共に微妙なレベル2からいかにレベル3に進化させるかが鍵。
スポポビッチだが、通常攻撃の気弾の性能が威力等が優秀で、サバイバーが強化されていなければ殲滅も出来る性能を誇っていた。
あくまでレベル1にしては圧倒的な戦闘能力を持っているだけなのでレベル2以上のサバイバーとの応戦は厳しい。
当初こそ猛威をふるったスポポビッチだが、次第に対策されてアプデで通常射撃の弾速と射程距離と威力の低下、当たり判定が小さくなるという大幅な弱体化を喰らってしまった。
ベジータ(シーズン2から追加)
Lv | 形態 |
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時間経過と行動次第で進化・使用できるスキルが変化するタイプ。
レベル1のサイバイマンは、セル幼虫形態同様に飛行こそできないが他のエリアにいる他のサイバイマンに交代できる他、サバイバーを巻き込んで自爆すれば進化ゲージが溜まっていなくても強制的にナッパにレベルアップできる(時間経過でも進化可能だがこの場合サイバイマンを呼び出すスキルが使用不可になる)。
ナッパになるとスカウターを使用可能になるため、サバイバーを発見しやすくなり、更に地面にサイバイマンを潜伏させるトラップを仕掛けることができる。
ナッパがサバイバーの連携で体力が0になるとベジータが出現し、彼を処分する形で交代になる(この場合はナッパを呼び出しできなくなる他、レベル4になるまでの時間が増加する)。
ベジータになると射程距離が長くなり、神龍を呼び出してレベル4になったとしても連携を取らなければ最悪撃ち落されかねない。
更に時間経過でパワーボールが生成され、レベル4の大猿ベジータに進化。尻尾以外はダメージを受け付けなくなる。更に必殺技「にげてもムダだっ!!」は周囲の地形を無視した衝撃波を発する。
ただ、強制的に進化する都合で使用スキルの制限、他のレイダーと比べると防御が低めに設定してあるため、サイバイマンの進化を遅らせる、ナッパの時点で一回倒してレベル4への進化を遅らせるか、速めにレベル4のサバイバーを出して連携でベジータのうちに倒すか体力を減らしておくことが攻略のカギになる。
ギニュー特戦隊(シーズン3から追加)
特戦隊のチームワークで圧倒的な戦力を形成する"チームアップ型"のレイダー。
それぞれのレベルでサバイバーに倒されても次のレベルに進化できるが、ゲージMAXや一定時間経過で倒されずに進化できた場合は、それまでの進化段階の隊員がサバイバーの近接攻撃を妨害したり、レイダーの近接攻撃に参加する等、様々な形で加勢するようになる。
レベル1のグルドは「金縛り」や「時間停止」を駆使してサバイバーを追い詰める。
レベル2のリクームは火力の高い技を多く使用できる。
レベル3ではジースを基本的に操作しながら、索敵と攻撃補助するバータを呼び出し、二人同時に繰り出す攻撃を行える。
レベル4では、倒されずに交代に成功できた隊員の人数に応じて、ギニューの基本ステータスが大幅に上がる。
また、必殺技「ボディチェンジ」に成功すると、体を奪ったサバイバーのチェンジレベル4の姿に変化することができる。
リクーム以降になると急接近して奇襲を仕掛けることができる他、通常進化した場合グルドが自立して周囲のサバイバーを自動的に索敵してしまうなど厄介なスキルが多いが逆にグルドの防御力は他のレイダーと比べても一番弱く、大体はサバイバーの集団攻撃でやられての交代パターンが多い(進化するなら民間人を襲うのが妥当)。
また、ギニューで神龍を召還した場合に他のレイダーと違って『体力回復』の一択しかないなど物足りなさを感じる側面がある。
余談
クロスプレイ
ユーザーの中ではクロスプレイの実装を願われているが現段階で公式はクロスプレイを実装する予定はないと回答している。
おそらく、時期もあって開発リソースを割けないなどの事情があると思われる。
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