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川崎フロンターレの編集履歴

2023-06-20 11:59:00 バージョン

川崎フロンターレ

かわさきふろんたーれ

川崎フロンターレとは、Jリーグに所属するプロサッカークラブのことである。ホームタウンは神奈川県川崎市。

解説

創設年1955年
加盟年1999年
ホームスタジアム等々力陸上競技場
クラブカラー水色と黒
マスコットふろん太

ホームタウンは神奈川県川崎市。本拠地は同市にある等々力(とどろき)陸上競技場。

前身は『富士通サッカー部』で、現在も富士通をメインスポンサーとしているほか、かつてのオリオンズ本拠地繋がりでロッテもスポンサーに入っている。


2016年まで

2013年~2015年に大久保嘉人が大活躍し、史上初の3年連続得点王に輝く。3年連続のみだけでなく、2年連続単独で得点王になったのも実は史上初。この活躍ぶりに対し、戦友の中村憲剛は「嘉人が点を取ってきてくれるのに優勝させてあげられないのは申し訳ない」といったコメントを残した。2016年も大久保は得点王こそ逃したものの2桁得点達成。このまま川崎で活躍し続けるかと思いきや、誰にも相談せずにFC東京への移籍を決めた。夫人は猛反対し、中村にまで説得するよう頼んだほど。


2016年までは3大タイトルの獲得は無く、この時点でJリーグ準優勝が3回、ルヴァンカップ準優勝が3回。

どう見てもシルバーコレクターです本当に(ry 他サポからも「無冠ターレ」「童貞と煽られる始末であった。

それでもJ1再昇格後の2005年以来、降格した年は一度もない強豪チームである。


2017年の歓喜と連覇

2017年、クラブOBの鬼木達が監督就任。まず元日の天皇杯決勝で天皇杯では初めてとなる準優勝。さらにルヴァンカップでも4度目の準優勝。そしてリーグ戦も、最終節前で首位鹿島と勝ち点2差の2位とフラグは揃っていた。が、最終節。小林悠のハットトリック等で大宮に5-0の勝利。同時刻に行われた磐田-鹿島はスコアレスドローに終わり・・・


見事、逆転でJリーグ初優勝&初タイトル獲得を果たした。鬼木監督就任初年度でのタイトル獲得である。


これまでの苦労が報われた川崎一筋当時15年の中村憲剛はピッチにうずくまり涙を流した。公式も「祝!脱・無冠ターレ」と喜びのツイートを投稿した。また、ハットを決めた小林も逆転でリーグ得点王に輝いた。


翌年の2018年、ワールドカップ中断前には首位広島に大差があったものの、その後追い上げを見せ2節を残してのリーグ2連覇を果たしている。前年にFC東京へ移籍した大久保は川崎から再びオファーを受けて復帰していたが、彼の抜けた穴は小林が埋めており、出場はベンチスタートがほとんどだった。1年もせずにジュビロ磐田で監督をしていた名波浩の熱烈なラブコールを受けて磐田へ移籍。


3連覇を目指した2019年

2019年には夏期に勝ちきれない試合が続き、リーグ3連覇を逃したものの、Jリーグカップ北海道コンサドーレ札幌との死闘の末に、PK戦で一時は追い詰められるも最終的に逆転し勝利。初のトーナメント制覇となった。また、この年のJリーグワールドチャレンジでは、ヨーロッパの強豪チームであるチェルシーFCに1-0で勝利した。


2020年の独走と2度目の連覇へ

2020年リーグ戦は、開幕戦で鳥栖と引き分けて等々力での8年連続開幕戦引き分けの後、新型コロナウイルスの影響で国内全ての公式戦が中断。しかし勝ち点・75、シーズン24勝のJリーグ単独最多記録で4試合を残して優勝、様々な記録を更新し、サガン鳥栖を除く述べてのチームに最低でも1勝した(1勝1敗、1勝1分け、2勝。サガン鳥栖のみ2分)。異例のレギュレーションとなった天皇杯も制覇し初の複数タイトルを達成。同年11月に今シーズン限りで引退表明した中村憲剛に花道を飾った。中村が引退すると鬼木監督に伝えた際、鬼木監督は「え、マジで?」といった感じに驚かれたという。

このときのメンバーの顔触れが凄まじい。主なスタメンは


三笘薫(J1で無双した超絶技巧派ドリブラー)

家長昭博(大ベテランながら今でも右WGで大暴れ)

田中碧(三笘の弟分)

・大島僚太(ケガが多いが三笘らが川崎で一番上手いと言った男)

守田英正(ポルトガルで大活躍中)

・旗手怜央(セルティックでプレー中)

谷口彰悟(元キャプテンのイケメン)

山根視来(日本代表の右サイド職人で2020年は12アシスト)

・レアンドロ・ダミアン(翌年大暴れする献身的なプレーが特徴的な点取り屋)

ジェジエウ(ケガがやや多いが非常に頼もしい谷口の相方)

チョン・ソンリョン(大ベテラン守護神)


といった面々である。ベストイレブンにも川崎からは上記の太字に示した8人と登里享平の計9人が選ばれた。もはやチート。守田はシーズン終了後にポルトガルへ旅立った。


2021年も開幕から25戦負けなしを記録し、夏場に一時勢いを落とし2位横浜FMに勝ち点差1にまで迫られるも、ACLとルヴァン杯の敗退直後(ただし記録そのものは引き分け)に行われた鹿島戦で終盤に逆転したことを皮切りに再び勢いをつけ、4試合を残して優勝。夏には三笘と田中が海外へ旅立ったが、優勝決定までの敗戦はわずか1試合、その後も結局もう1敗しただけで全体で見ればわずか2敗、最小黒星となった。この時の勝ち点は92。2位のマリノスは79と独走状態だった。特にレアンドロ・ダミアンが大活躍し、23得点で得点王になった他、リーグMVPにも選ばれた。


2019年現在、Jクラブ最多20冠を誇る鹿島アントラーズに通算対戦成績において唯一勝ち越しているクラブでもある。その一方で、どういうわけか順位に関係なく九州のチームは無条件に苦手という謎のジンクスも存在しており、2021シーズンの2敗もいずれも九州の地でのものであった。


2022年とその後

2022年も圧倒的な強さを見せると思われたが、2試合目の横浜F・マリノス戦で初黒星を喫してしまう。その後もこれまでのような圧勝劇とはいかず、久々の連敗、元々苦手としていたセレッソ大阪湘南ベルマーレにダブルを食らうなど、これまでよりも上手くいかなくなる。レアンドロ・ダミアンも中々点を取れず、さらにはケガで長期離脱を余儀なくされる。マリノスが6連勝などで一気に勝ち点を稼いできたこともあり、マリノスが首位に立つことが増える。それでも着実に勝ち点を稼いでいき、2位となり、最終節まで優勝の可能性を残した。が、優勝の条件は、川崎が勝利かつマリノスが敗北するというかなりシビアな条件だった。

そして最終節、退場者が出ながらもFC東京に勝利して4連勝を果たすも、マリノスもヴィッセル神戸に勝利。この結果、勝ち点差2が変わらず順位も変わらなかったため、優勝はマリノスのものになった。奇しくも、2019年と同じ相手に3連覇を阻止される羽目になった。谷口の目には涙が浮かび、滅多にインスタグラムを更新しない家長も更新して悔しさを綴った。


2023年、守備の大黒柱だった谷口がカタールへ旅立った。


他クラブとの相性

2019年現在、Jクラブ最多20冠を誇る鹿島アントラーズに通算対戦成績において唯一勝ち越しているクラブでもある。特には2022年時点で2015年以降のカシマスタジアムでのリーグ戦試合では無敗を誇り、これは2014年以降カシマ無敗のヴィッセル神戸に次ぐ長さである。

何度も壁とされたアントラーズだが、初優勝以前から直接対決の成績自体は悪くなく、元より相性は良い。特に初優勝以降はアントラーズの選手サポーター共に「壁」とされるようになった。


その一方で、どういうわけか順位に関係なく九州のチームは無条件に苦手という謎のジンクスも存在しており、2021シーズンの2敗もいずれも九州の地でのものであり、天皇杯でも九州のチームにPK戦で敗退した。特に、2022年時点で、J1で対決した中ではサガン鳥栖には1度もシーズンダブルを果たせていない。


マスコット

イルカをモチーフにした「ふろん太」がメインマスコット。

パーマンとふろん太くん

2011年より、公式サブマスコットとして「ワルンタ」が登場。

また、2014年8月からは新たに青いカブ、「カブレラ」が公式マスコットとして加わった。



ホームスタジアム

川崎市中原区の等々力陸上競技場(等々力競技場とも)。

Jリーグ創設当初はヴェルディ川崎(現在の東京ヴェルディ)がホームタウンとし、

その際に改修が行われた結果、収容人数は25000人程度となった。

2012年末から2015年2月にかけて第1期整備としてメインスタンドの改修工事が行われ、収容人数が約27500人(緩衝地帯等を除く)まで増えた。

ゴール裏1階席は立ち見席となっている他、2階席での立ち上がっての観戦は禁止されている。

フロンターレサポーターの応援中心ゾーンは一般的なゴール裏ではなく、バックスタンドの川崎サイドコーナーフラッグ付近にある。これは第1期整備が行われるまで等々力陸上競技場のオーロラビジョンがホーム側ゴール裏2階席にしか無く、ゴール裏席からでは非情に見辛かった(アウェー側からはとても見やすい)のが一因。


また、上記の通りこの会場は現在はまだ陸上競技場であり、フロンターレの所有物ではないため、市民のイベントや、市の中学校などの部活の陸上大会などでも利用されている。

あの「世界最速の男」として知られるウサイン・ボルトも、この競技場のイベントに参加しており、ボルトはさらにフロンターレのクラブハウスを訪問したこともある。



ホームスタジアムへのアクセス

最寄り駅はJR南武線の武蔵中原駅、東急東横線目黒線の新丸子駅、および両線の交わる武蔵小杉駅。いずれも徒歩15~20分程度。


注意点としては「行きは良い良い、帰りは怖い」。

行きはユニフォーム姿の人の後を追えば良いので慣れない人も比較的楽に辿り着ける。

しかし帰りは新丸子、武蔵中原、武蔵小杉、武蔵新城、武蔵溝の口、自宅直行と人の流れが多方向に分散する為、「ユニフォーム姿の人の後ろを着いて行ったらその人の自宅だった」、「小杉に行こうと思ったら中原だった」といった事例が多発したことから、Jリーグサポーターの間では等々力迷宮として有名。


駅から徒歩で向かう場合、乗り換えの都合上もあり武蔵小杉を利用するサポーターが多いが、初見ならば武蔵中原からのルートが分かりやすい。


武蔵小杉駅からは、フロンターレ選手の車内アナウンスが流れるシャトルバスが運行されている。


自動車で向かう場合、等々力緑地の駐車場は非常に少ないが、

武蔵小杉駅から競技場にかけては、コインパーキングが点在しているため、

探せばなんとかなりそうな所である。

また、東急田園都市線・大井町線の溝の口駅などから、バスも運行している。


なお、東急大井町線に「等々力」という駅があるが、

この駅の所在地は多摩川を挟んで対岸にある、東京都世田谷区であり、

等々力陸上競技場の最寄駅ではない。

(これは東京都と神奈川県の等々力は元々一つの村だったが、多摩川の流域の変化により神奈川県側の等々力が飛び地になったことが原因)

・・・が、遠征に慣れていないアウェイチームのサポーターが、最寄り駅と勘違いして降りてしまうことがままある。


近年では川崎ブレイブサンダースも同じ等々力緑地内の施設をホームゲーム会場としており等々力全体の入場者が増えており、JリーグのみならずBリーグのアウェイサポーターも迷宮に迷い込むのではないかと心配されている。


その他

企画に定評のあるフロンターレ

このチームを語る上で欠かせないのが、本気でネタに走る企画の数々。

「選手が登場する算数ドリルを作って川崎市内の小学校で使ってもらう」

天体戦士サンレッドとコラボして選手や社長がアニメに登場」

「元々地域貢献としてやっていた銭湯とフロンターレのコラボ活動にテルマエ・ロマエを巻き込む」

「色々と突っ込んだら負けなアウェイツアー」

「南極から始球式」

公認の美少女キャラクター(CV付き)」

「スタジアムに電車を展示

ハロウィーンに近い日の試合には選手紹介を仮装した状態で行う

不定期的に選手紹介をスタジアムDJ以外の人物にやってもらう

バナナやアボカドの帽子を被る()

世界的大物ゲストに名前をかけた駄洒落ネタイベントをやらせる。(2冠目を記念してゲスト来日したオリバー・カーンにミカン、餅まきをさせるなど)

・・・などなどぶっ飛んだネタが多く、上げていくとキリが無い。

また、2007年のファン感謝デーでは選手がステージで「ヲタ芸」ならぬ「ンタ芸」を披露、

これがきっかけでフロンターレの企画がフロンターレサポーター以外からも注目されるようになった。

なお、毎年必ず新しい企画が生まれており、ホームゲームでは試合前にスタジアム前で必ずイベントが行われている。

このようなことから、スポーツチーム屈指のエンターテインメント集団としても知られている。


サッカー以外のジャンルとのコラボも多く、同じく川崎市をホームタウンとしている他競技のスポーツチームとは高い頻度でコラボを行っている。


毎年恒例の「やべっちスタジアム」の中のコーナー「デジっち」(新シーズン前のキャンプに密着した企画)では、ベテラン選手の体を張った芸が披露されており、川崎サポーターのみならず他クラブのサポーターからの人気も高い。


なお、上記の他にも様々な活動を行っているが、選手の契約内容にはこうしたイベントへの参加義務が含まれているとのことである。ちなみに、たとえベテランであろうと、世界的にも輝かしい功績の持ち主であろうと、入団直後であろうと例外なしである。


こうした企画が生まれた理由として、川崎市は過去に大洋ホエールズロッテヴェルディのプロスポーツチームが存在していたものの、結果的に全て移転し、3度もプロスポーツチームが離れてしまい、「スポーツ不毛の地」とされ、j2時代に観客も少なかったことから、「地域の人に喜んでもらえなくて何がサッカーだ」という志から、悲しい歴史とそれまでから変えていこうというという気持ちが現在のフロンターレの土台となった。無冠時代こそ「そのようなことをやっているからタイトルが獲れない」と他クラブ言われることも多かったが、この活動を続け、地域に完全に根付きタイトルも獲得したことでこの活動が足枷ではないことを証明した。その結果、今では川崎市において欠かせない市のシンボル的存在となるまでに成長した。Jリーグの理念である地域密着を最も実現しているといえる。


ちなみに、2017年のJ1優勝時、シャーレが鹿島戦での用意だったため実物がスタジアムになく、セレモニーでは代用としてシャーレ柄を彫り込んだフロ桶を掲げた。いかにもそんな川崎らしい。2018年や2020年の優勝でも行っており恒例になりつつある。


また、公式ツイッターアカウントがほかのクラブのフォロー数がほとんどが100人、200人ほどであるのに対し、フロンターレ公式ツイッターは3.8万人もフォローしており、Jクラブでも断トツのフォロー数を誇り、そのフォロー先には他クラブのサポーターや他競技のプロスポーツチームも含まれている


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