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編集者:七海姫和
編集内容:1部修正。

モネラ星人

もねらせいじん

モネラ星人とは、映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』に登場する宇宙人。

「人類に我々と対等に話す資格などありません。貴方方に許される唯一の行為は、これからお見せする我々の新しいおもちゃに恐怖し、絶望するだけです」

概要

植物から進化して誕生した知的生命体

高度な科学力を誇っており、劇中では洗脳したTPC総合本部の科学者であるキサラギ・ルイ博士を通して会話している。

高い知能と優れた頭脳を持つ反面、地球人「物体」呼ばわりし、「我々と対等に話す資格など無い」と語るなど、かなり傲慢慇懃無礼な種族であり、「愚かで無意味にして、ただ目障り」というだけの理由で、人類を地球から完全に根絶やしにしようと企む。

劇中では13体が登場しており、超能力によってキサラギ博士を遠隔操作して電脳巨艦プロメテウスを建造させる一方、クリオモス諸島に配備されていたガッツイーグルに予めマシントラブルを引き起こすように細工を施させて下準備をし、対ウルトラマンダイナ戦を想定して調整したゲランダをダイナにぶつけてプロメテウスの性能を見せ付けて信用を得ると、プロメテウスにダイナの戦闘データをインプットさせた上でデスフェイサーへと変貌させ、人類にダイナの敗北を見せ付ける事で絶望のどん底に叩き落としてからの、人類完全抹殺を推し進めようとする計略を張り巡らせていた。

フカミ総監は、彼らのそんなやり方をゲームでもやっているのか」と評した。

しかしデスフェイサーは恐怖心を乗り越えたダイナに粉砕され、最後の手段として自分達の移動手段として使っている生体宇宙船・モネラシードに全個体が同化。

クイーンモネラへと変貌して最後の決戦へと挑み、一度はダイナを倒す事に成功するも、人々の希望を信じる光により復活したウルトラマンティガにダイナを救出されてしまう。

最後は人類と2大ウルトラマンの前にクイーンモネラのまま敗北し、全員死滅したのだった。

本作では彼らの人間を見下す傲慢さとは対照的に、苦難に遭っても前に進み続けようとする人間達の姿が描かれている。

高度な知能を持つ流石の彼らでも、人間達の希望の光によるティガの復活や、ライドメカが使えないスーパーGUTSが最後まで抵抗を続ける事は想定外だったようであり、人間達の心を侮った事が最大の敗因だったと言える(さらに言えば詰めも甘く、最後のメッセージを届けるためにキサラギ博士をグランドームへ送り込んでそのまま彼女を返したが、侮り故か人質にするような事も無ければ、爆弾の類を持たせてTPCに打撃を与える様な工作も一切しておらず、言うなれば自分達自身で勝利の確率を下げており、負けるべくして敗れたも同然であった)。

その後の活躍

NEW GENERATION The LIVE ウルトラマンデッカー編 STAGE5

演:工藤舞人

第2部の黒幕として登場。

惑星グリンに蔓延っていた汚染物質を吸収するためにキングフラワーを吸い取って力を蓄え、グリンの住民であるリーフを乗っ取り、自らを「キングモネラ」と名乗る。

原点同様にリーフの愛機であるデスフェイサーを掌握し、さらには他の星の住民もキングフラワーの花粉で支配して、ウルトラマン達を襲わせる。

さらにアスミ・カナタ/ウルトラマンデッカーを花粉で支配して彼が守った地球を壊させようとするも、ウルトラマンディナスとティガ、マナカ・ケンゴ/ウルトラマントリガーの妨害を受ける。

手下の怪獣達をウルトラマンに倒され、依代にしていたリーフも植物学者であるケンゴが持ってきたルルイエの花粉を元に作った薬で引き剥がされると、依代を失った事でファイブキングに変貌。

しかし最後はウルトラマン達の合体光線の前に敗れ去った。

グリンでの戦闘でかつて戦った時の情報をトリガーとテラフェイザーのパイロットであるハネジローに伝えている。

余談

デザインモチーフは、『ウルトラセブン』に登場したチブル星人

放映当時にはクイーンモネラだけでなく、こちらのソフビも販売された。

ライブステージでモネラ星人の人間態を演じた工藤舞人氏は、『ULTRAMANREGULOS』でマスターアルーデのスーツアクターを担当している。

関連項目

光の星の戦士たち

モネラシード クイーンモネラ デスフェイサー ゲランダ

宇宙人 チブル星人

バズド星人アガムスネオフロンティアスペースと酷似した出来事が多発している世界の宇宙人。地球防衛のための超兵器を乗っ取るなど、モネラ星人と同様の暗躍を行った。

編集者:七海姫和
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