基礎データ
進化
カイデン→タイカイデン(Lv25)
概要
ウミツバメという鳥をモデルにしたポケモンで海岸域に出現する。
特性のふうりょくでんきが表す通り、風を受けて発電する能力を持っていて、潜水しては獲物を感電させて食べる。
彼らが海岸に作る巣はパチパチ食感の珍味として親しまれているが、これは中国で珍味とされるアナツバメ類(アマツバメの仲間)の巣が元ネタであるが、カイデンの元ネタであるウミツバメ科とは別種の鳥である。
サシカマスの図鑑にも記述があり、食べ過ぎて動きが鈍くなった個体から丸のみにしてしまう。
名前の由来は海燕の音読みのカイエン+電気、あるいは戦闘機の紫電改か。
英名のWattrelはワット(電力の単位)+petrel(ミズナギドリ)より。ドイツ語版は「Voltrel」でワット部分がボルト(V)に変わっている。
色違いは黒い部分がうっすら赤みがかる程度であり、元々サイズが小さい上に空を飛んでいることが多いため非常に判別し辛い。
大量発生する確率が高く色違いを狙える機会自体は多いが、レッツゴーによる色違い判別を駆使しなければ捕獲は難しいだろう。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
40 | 40 | 35 | 55 | 40 | 70 | 280 |
素早さが高く、とくこうもそこそこある配分。
でんき/ひこう複合で弱点も少ないのが強み。
水上が主な生息域であるため序盤の終わりに差し掛かるあたりで初めて出会うプレイヤーが多い。
が、実はコサジタウンにあるネモの家のプライベートビーチから海を眺めていると、南パルデア海上に発生したカイデンが時々こちらに向かって移動してくることがあり、これにボールを投げることでアカデミー到達前に入手することが可能となっている。
出現レベルは14~23であり、この時点では破格の高レベルポケモンとして仲間に迎えることになる(言うことを聞いてほしいならレベル20までの個体を捕まえると良い)。
主人公の自宅の屋根にいる攻撃種族値170相当のやつといい序盤からウロついている500族といい、パルデアの旅は鳥類の勧誘にまったく事欠かない。
戦力としてどうかというと、すぐにでんきショックが使えるので電気枠として便利ではあるが、以降レベルアップで覚える攻撃技が高レベルに集中しており中盤は育成に手こずりやすい。
コサジタウンからすぐ東にある朽木の祠近辺でエアスラッシュのわざマシンを拾えるので、気になるならこれで補強してやると序盤からエースとして活躍できるだろう。
使用トレーナー
アニメ版
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- カイデン
- 13話から登場。ハッコウシティ周辺にいた野生の個体。ライジングボルテッカーズがピクニックしていた際、ロイがホゲータにあげようとしていたサンドイッチを横からかっさらう。追いかけてきた2人の前にバトルとなり、ホゲータと声で張り合いになるが、周囲のポケモン達にまで被害がいってる事とカイデンが空腹である事にロイが気づき、ホゲータと共にサンドイッチを分け与えられたが、食べ終わった直後にもう半分を奪った。ロイが戻る途中で別のカイデンの群れを見てこの1匹でいるカイデンを気にかけるようになり…。
関連イラスト
関連タグ
0939.ハラバリー→0940.カイデン→0941.タイカイデン
スバメ:つばめポケモン
同複合タイプ
序盤鳥…?
オープニングムービーで真っ先に登場し、序盤から出会えるとあって一応は本作の序盤鳥に数えられることが多いが、最序盤から出会うのは工夫が必要であり、出現レベルから見てもバッジ1~2個取得後に出会う想定をされていそうなことから、この枠組みに入るかどうかはやや微妙なライン。
他の候補としては少し寄り道をすると出会えるカラミンゴがいるが、これも無進化の500族であり、初心者救済要員としての側面が強く従来の序盤鳥とは毛色が異なる。
主人公の家の屋根にいるレベル2のイキリンコが、最も今までの序盤鳥に近い立ち位置と言えるだろうか。