ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

九十九由基の編集履歴

2023-08-15 14:44:03 バージョン

九十九由基

つくもゆき

九十九由基とは、漫画『呪術廻戦』の登場人物。

「どんな女が 好みかな?」


※本記事には単行本未収録のネタバレ情報を含みます。閲覧の際にはご注意ください。

プロフィール

等級特級呪術師
趣味・特技バイク
好きな食べ物チキンブリトー
苦手な食べ物海藻類
ストレス任務
CV日髙のり子

概要

日本に4人しか存在しない特級呪術師の一人。高身長で金髪の女性。


呪霊を祓うだけの高専の方針を「対処療法」として呪霊被害の根本的解決にはならないと考え、呪霊の発生を防ぐ「原因療法」で呪いの無い世界を作るために世界を回っている。


過去に当時小学3年生の東堂葵呪術師にスカウトした人物でもある。


人物

飄々とした陽気な人物で、初対面の相手に女の好みを聞く癖があり、東堂の好みのタイプ(身長と尻がデカイ女)や異性の好みのタイプを訊く定番の台詞などは、彼女に由来している。


上記の通り「原因療法」により呪いの生まれない世界を作ろうとしており、海外を放浪して研究している。呪霊は人間から漏出した呪力が積み重なって発生する為、呪霊の生まれない世界の作り方として、全人類から呪力をなくす事(彼女はこれを「呪力からの“脱却”」と称している)または、全人類に呪力のコントロールを可能にさせる事を挙げている。


当初は、全人類から呪力をなくす事をメインプランとして進めていたのだが、それを実現した唯一のサンプルである伏黒甚爾が死亡した事で(本人からは協力を断られたとのこと)、天与呪縛「フィジカルギフテッド」のサンプルの少なさもあって断念し、現在は全人類の呪力のコントロールをメインに進めている。


このような人物である為に、呪術総監部などの上層部との折り合いは最悪で、彼女自身も基本的に総監部などとは関わらないように半ば独立して活動している。また、天元とは何かしらの確執があるらしく、高専サイドの人物の中では唯一天元を呼び捨てで呼んでおり、天元に対する言動は常に刺々しい。一方で天元の方も虎杖悠仁たちと九十九が天元に会いにきた際には彼女にだけ挨拶をせず、その事を指摘すると「君とは初対面じゃないだろ」とバッサリと言い返される等、丁寧な物腰で接していた虎杖たちと比較するとかなり気安く接している。


動向

2007年には東京都立呪術高専を訪れ、高専3年生であった夏油傑と会話をしている。前年の事件から、「非術師は守るべきもの」だという自らの信念に疑念を抱き苦悩していた夏油は、「呪霊の生まれない世界を作る」という九十九の考え方を聞き「じゃあ非術師を皆殺しにすれば良い」と吐露する。九十九はこの発言を否定せず、方法としては有効であると示した上で、夏油が非術師を見下す自分とそれを否定する自分、どちらを本音として選ぶかは自分次第であると説いた。

この行為は、後に夏油が呪詛師の道へと進む原因の一端となってしまった。


そして2018年に発生した渋谷事変終盤、偽夏油と対峙する虎杖の前に姿を現す。この時には、裏梅の広範囲攻撃から虎杖たち全員を守っており、非常に高い実力が垣間見えている。


現在は夏油一派残党のラルゥと共に行動をしており、事件後の流れから乙骨憂太ともコンタクトを取っていたと思われる。呪霊や呪力の更なる研究の結果、呪力のコントロールはただでさえ日本に極端に偏っている呪力というエネルギーを、完全に日本一国に独占させてしまい世界の均衡を崩壊させてしまうという考えに至り、全人類の呪力のコントロールは諦めて、一度は断念した天与呪縛を参考とした呪力からの脱却のプランに再び切り替えている(この後に避難させた人物の中で唯一禪院真希としばらく行動を共にしており、彼女を新しいサンプルにするつもりだと思われる)。


その後は、一連の騒動を起こした羂索と真っ向から対峙し、呪力からの脱却か呪力の最適化かで問答をし、互いに思想・目的の違いから真っ向から対立する。羂索の事はおそらくラルゥから聞いて事前に知ってい>たらしく、さらに呪霊操術極ノ番うずまき」の効果や真人の存在も把握していた。羂索の計画も察していたが、参戦時点で既に羂索は無為転変を手に入れており、無為転変の発動された上に逃がしてしまう結果となった。


そして渋谷事変後、虎杖一行と再会し天元に会いに行く事になる。


実は星漿体であることが判明。天元と同化した星漿体たちの意思を感じ取ることが可能。

天元が、自身が進化を受け入れ「理性」を保つことができた、と評することに対して、これまで星漿体を犠牲にしてきた歴史から怒りを向ける。


能力

自らに仮想の質量を付与する術式をもつ。また詳細は不明だが、領域展開反転術式どちらも修得済みな模様。


術式

  • 星の怒り(ボンバイエ)

自らに仮想の質量を付与する術式。

付与された質量により、彼女の打撃は、彼女の肉体が持つ力を遙かに上回る威力をもつ。

その威力たるや、「凰輪(ガルダ)」をサッカーボールのように変形させて蹴り飛ばした際には羂索の操る特級呪霊の“あらゆる障害を取り除く術式”を無視して一撃で消し飛ばした他、パンチ一発で羂索を天元の結界の設定を超える勢いで吹き飛ばし、防御に使った両腕が千切れかける程。

また、自身に付与する質量はあくまで"仮想"なため、その影響を術者本人である九十九が受ける事はなく、スピードが落ちる事はない。

逆に「質量の影響を自身が受けない」=「実際の肉体に変化が生じない」為、肉体の強度自体は底上げできないため、自前の肉体強度と呪力強化のみで防御する事になる。

また仮想の質量を纏って相手を拘束すれば、相手は途方もない重量に潰されて身動きできなくなる。


ちなみに術式の当て字である「ボンバイエ」は、モハメド・アリへの声援として使われ、彼へのテーマソングである「炎のファイター」の歌詞にも使われた言葉。後にアントニオ猪木氏のテーマソングとしても使われた事でもなじみ深いフレーズ。その語源はリンガラ語で「ぶっ殺せ」「やっちまえ」といった意味を持つ「ボマイェ」から来ている。

非常に物騒な名前だが、術式の名前である「星の怒り」と併せて考えるに、彼女の出生を星に例え、それに対して怒りを抱く信念と、彼女のアグレッシブなバトルスタイルを言い表した、彼女を象徴する術式名であると言える。


  • ブラックホール

術式で調整した質量の影響を九十九はある一定の"密度"まで受けることはない。それ以上の質量を付与することで超高密度で強い重力を持つブラックホールが発生させることが可能。このブラックホールは羂索曰く九十九自身の手加減や天元の結界がなければ世界全体に影響を及ぼすとのことである。文字通り地球そのものを破壊し得るという現状の呪術廻戦の中で最大の威力と規模を兼ね備えた技である。


羂索が特級の高専資格条件から予想した切り札となる呪力出力の高い拡張術式に当たると思われる。

自身をブラックホールとするその性質上、九十九自身がどうなるかは不明。


凰輪(ガルダ)

九十九が従える術式によって呪具化した式神。脊椎骨が連なったような外観をしており、体から独立した複数の翅のような部位を持つ。九十九自身以外で唯一の術式対象となる。

サッカーボール状に変形、相手に巻き付いて拘束するなど、九十九の意図に合わせて戦闘をフォローする。


関連イラスト

センシティブな作品九十九由基

九十九由基九十九

九十九由基九十九由基 呪術廻戦


余談

夏油闇落ちの原因の一因ともなった事から、読者からは一時期は偽夏油の正体の候補の一人として扱われていた。

しかし闇落ちの原因になったこと自体はひとえに間が悪かっただけであり、実際には渋谷事変後には虎杖の力となった上に、死滅回游を収めるべく行動を共にしており、未だに天元との関係を含めて謎は多いながらも、基本的には頼もしい味方となっている。


関連タグ

呪術廻戦 呪術師

東堂葵 天元 禪院真希


4人の特級呪術師九十九由基五条悟夏油傑乙骨憂太

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました