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ヤニねこの編集履歴

2023-09-25 20:47:33 バージョン

ヤニねこ

やにねこ

Twitterで連載されているオリジナル漫画。「ヤニ」=タバコを吸う猫耳キャラが主人公である。

概要

2022年11月からTwitterにて投稿・連載されている。主に1〜2ページの短編漫画となっている。


複数の作者によって制作が行われており、荒井小豆(リンク先はPixivページ)、おさとうみきなどが参加していることを明かしている。なお、週刊ヤングマガジン2023年12号から2023年14号まで短期集中連載、2023年18号より通常連載される際には「にゃんにゃんファクトリー」という作者名となっている。別名・汚いCLAMP

荒井小豆によれば「基本は複数人で制作しており、それぞれが原作・作画を担当している。(荒井を含めた)特定の誰かが原作者というわけではない」とのこと。


人間以外に「獣人」が存在する世界の日本某所「にゃがみ原市」の安アパートを舞台に、見た目は猫耳美(少)女、中身はほぼおっさんの主人公・ヤニねこの、自堕落でやさぐれた日常と、周囲の仲間たちのたいがいな生活ぶりが描かれる。

作中では随所に某漫画雑誌が出てくるが、その雑誌では連載困難であろう描写が多数見られる。


登場キャラ

ヤニねこ

主人公。年齢は21歳。本名は佐藤ヤニ子。

見た目こそスタイル抜群の美女だが、その言動は色んな意味で本能に忠実で、大変なものぐさ。妹と比べ、頭はそれほど良くないようである。

「ヤニ」ねこの通り、かなりのチェーンスモーカー…というか喫煙マナーがなっていないヤニカスであり、部屋には灰皿がわりのワンカップが転がっている。銘柄はメビウスオリジナル10ミリ。

実家を離れ、単身アパートに住んでいる。日雇いバイトで糊口を凌いでいるが、基本的にはあまり(タバコ代で)金銭的余裕はないらしく、水道代などを滞納している。財布を持ち歩いていないようで、服や耳などあらゆるところに小銭が挟まっている。

「きらら」を読むのが好きで、たまに大家に読み終わったきららをもらいに行く。

妹以外の家族については、少なくとも父と母が健在であることが明かされている。


妹ねこ

ヤニねこの妹。本名は佐藤妹子。同じく獣人で、ブレザー姿で登場することが多いため高校生と思われる(人間の同級生がいる)。

ヤニねこと容姿は似ているが、眉が太いのが特徴。フーテンの姉よりはるかに常識的な性格をしており、登場のたびにヤニねこの言動に引いたりツッコミをいれたりしている(まともで礼儀正しすぎて、姉とのギャップにヤクねこやカンサイねこが驚くほど)。ただしときどきおさえきれないネコ的本能を露呈することがある。

ヤニねこのことは一見冷たくあしらっているように見えるものの、しばしば姉妹連れ立って外出したり、ヤニねこから電話がかかってくると嬉しそうに応じるなど、基本的には仲が良いようである。

学校では人間女性の友人複数がいる。同級生男子から告白を受けてもいるが振ってしまった。

さんざ汚濁にまみれたキャラばかりな本作では別次元な清純派ヒロインぶりに、読者からは「この漫画の最後の良心」「作中唯一きらら掲載可能な存在」などと評されている。


大家

ヤニねこの住むアパートの大家。本名は大谷おう也。人間の中年男性でスキンヘッドにごつい体格の強面。目が描写されない。

問題行動を繰り返すヤニねこのことを厄介がっているが、無防備な彼女にある特別な想いを抱いている様子である。

外見や普段の言動こそ「キモくて汚いおっさん」のステレオタイプだが、子供の頃は飲んだくれでヘビースモーカー(マイルドセブンを常飲)の父親に虐待され、現在では獣人たちのせいでしょっちゅうひどい目に遭っている作中一番の苦労人である。大家としての仕事ぶりは勤勉で、非常識な住人の獣人たちに対してもなんだかんだと面倒見はよい(住人からはチョロいと見られている)。その聖人ぶりから「この漫画の裏ヒロインでは」と指摘する読者もいる。

独身者で自宅に獣人型ダッチワイフをおいて密かに使っている。


ヤクねこ

ヤニねこの後輩(何の後輩かは不明)のチンピラっぽい獣人女性。年齢は20歳。アパートの隣の部屋に住んでいる。本名は益子(やくこ)。本作レギュラーの中ではやや小柄で貧乳。幼少期は黒髪だったが、後に染めたのか金髪になっている。趣味なのかは不明だが、よくダサTを着ている。

明らかにタバコ以外の紙巻きの何かを吸っていたり、ジロォ系ラーメンをヤニねこと食べに行った際、ラーメンのトッピングとは別に「テオシでヤサイ2グラム」と怪しげな注文をしていたりと、「ヤク」の名前の通りのものを常用している様子がある。

町内(腸内)放送回では、ヤニねことカンサイねこが知らない方の駅弁を知っていたりと、そういう行為をした疑惑が浮上している。

前科持ちであり、それが原因でバイトをクビになったり、特定の数字に過激反応したりする。中毒や禁断症状の時以外は新しいバイトに励んだり仲間の面倒をよく見るなど真面目な面もあるが、なかなか更生できないらしい。

生き物が好きでとくにクワガタが好き。

手巻きタバコや水パイプで喫煙するマニアックなスモーカーでもある。


ハメねこ

ヤニねこの友人で同じアパートの住人。耳に複数個ピアスをつけ、片目を隠した髪型のサブカルっぽい雰囲気の獣人女性で貧乳。本名はハメ子だが、作中の制度によって苗字を自分で決めた結果、苗字が滅茶苦茶になっている。

格ゲーマーで、アルティメットマスターランク(元ネタはおそらく『ストリートファイターV』の上位ランク「ULTIMATE GRAND MASTER」と思われる)に到達した実力者らしい。

新作と思われるスラム・ファイター6ではハメキャラのHONDA使いでランクはプラチナ。

動画投稿者で、ゲーム実況や身辺レポなどを流しているらしい。盾も所有しており、登録者数は10万は越えていると思われる。

普段の性格は温厚なようだが、ゲームに負けるなどしてストレスを感じると「怒」ゲージが溜まり、限界に達するとアケコンを激しく殴り付け、ヤニねこを大声で叱るといった行動に出る。

日頃から厨二病と幼さの抜けないナルシストで、無意識に笑顔で失礼な口をきくクセが災いし、高校の同級生でもあるヤクねこを怒らせて「便精」と呼ばれていた黒歴史を暴露され、あげく強制的に失禁させられた。その後αの村回でも再度失禁し、「おもらし」属性持ちになった。


カンサイねこ

ヤニねこの友人で同じアパートの住人。ロングヘアの綺麗系な容姿であり、美声で関西弁を話す獣人女性。単に「カンサイ」とも呼ばれる。本名は薫子(かおるこ)。

服装やメイクがアパートで一番お洒落なキャラだが、初登場からしばらくはなぜか胸開きタートルネックを着ていた。ヤニねこと並ぶお色気要員。

関西人ゆえか笑いには敏感であるが、ギャグのセンスは怪しい。

アパートの獣人たちの中では唯一定職があり、世間一般並のつきあいもあるらしい(合コンに行ってきた話がある)。喫煙者でピアニッシモを吸っている。

登場初期はまともそうな美人お姉さんキャラとして妹ねこに比肩する評価を受けていたが、関西人ならではのヤバさをさらけ出すことが度重なり、早々に読者の信用を失った。


アルねこ

ヤニねこの友人で同じアパートの住人。本名はアル子。毛量が非常に多い、眠たげな顔つきの獣人女性で一人称は『ぼく』。着痩せするタイプで実は巨乳。

アパートの面々の中で唯一収入源が不明。極度の面倒くさがりで、買い物は通販で済ませている。酒を飲んでは寝て暮らす典型的アル中で常に手が震えており、たびたび泥酔時の寝ゲロで死にかけている。酔うとやたらに徘徊する癖があり、仲間の獣人たちと大家からしょっちゅう保護・救護されている。

過剰な頭髪にはいろいろなものが仕込めるため、友人たちから勝手に危険なブツの隠し場所にされている。また特殊体質持ちであり、飲んだ酒のアルコールは髪の毛へと回っている。


字書きねこ

ヤニねこの後輩。本名は詠子。文化系硬派で清潔感がある獣人女性の学生。

プロの小説家になる事を夢に、小説家ナルルォというサイトで自作の小説を載せているが評価は今ひとつである。実際には執筆よりSNSをしている時間のほうが長いなど、創作への熱意も今ひとつ。おかげでプロ創作者のおちんぽ達郎からは複数回お灸を据えられている。


おちんぽ達郎

ヤニねこの友人で同じアパートの住人。レギュラーキャラ唯一の人間女性でプロのエロ漫画家。最近は青年系一般誌「ニャングマガジン」にも連載を持つ。おちんぽ~は漫画家としてのペンネームで本名は辰野沙織(たつのさおり)。

ヤニねこ以上の特大の巨乳の持ち主だが、もっさりした頭髪にそばかす顔、常にメガネ姿で化粧や身なりにはあまり気を使わない様子。オフではよくアパートの獣人たちに付き合っている。

喫煙者でハイライト・メンソールを吸っている。アナログ執筆派で人見知りがちのヘビースモーカーのため、アシスタントにやはり喫煙者のヤニねこを雇うが、ヤニねこを半分本物のネコ扱いして過剰スキンシップや猫吸いなどで可愛がってはウザがられ怒られている。

仕事には真剣だがその結果ときどき過激な行動に及び、警官に拘束されたこともある。


ラニ

ネコ獣人たちが原始的生活を送る謎の特区・α村(通称・たばこ村)の獣人の族長。見た目は若いが口調や劇中の扱いからして高年齢な事が暗示されている。ヤニねこやハメねこの無礼な振る舞いにも温厚な態度で接する程の心の広さを持つが、キレると光線銃を問答無用で撃ってくる。


柴田

週刊ニャングマガジン編集部若頭。ニャングマガジンのおちんぽ達郎担当。関西弁と鹿児島弁の混じったようなヤクザ言葉を話す。右目を大きな負傷で失い、左手小指もない(裁断機でとばした)一見暴力団幹部のような外見のテンションの高い男だが、漫画編集者である。ニャングマガジン編集部関係者は彼に限らずヤクザにしか見えない人物がいる。

巨乳には反応しないが、貧乳には異常に反応する癖がある(例 ハメねこ)。

ヤングマガジン誌に実在する同姓編集者との関係は不明。


用語

獣人

猫の特質を持ち猫耳を生やした亜人。猫以外の種もいるのかは確認されていないが、獣人生ゲームの記述によれば基本的に猫のみ。

身体能力が高く、歳をとっても風貌があまり変わらないという特徴がある。人間とも交配が可能だが、子供は全て獣人になるという。動物のネコと同じく信頼する者に狩った獲物を分け与えたり、換毛期などがあったりするが、発情期があるのかは不明。

作中世界の獣人は歴史的に長らく差別的な扱いを受けてきた様子で、その偏見はいまだに解消されておらず、妹ねこも学校で差別の一端に苦しめられた。一方ヤニねこ本人はあまり気にしていない様子である。

人類との差別是正のため、記念日に優遇サービスを行うなどのアファーマティブアクションが実施されたり、獣人の病気(狂獣病が存在するらしい)の予防薬が配布されるなど、一定の社会施策が図られている。一方、獣人専門の仕事や専門の人材派遣会社があるなど、闇の要素も見受けられる。

殆どの獣人は人間と同等の知性を持っているが、ヤニねこ以外にも著しく動物的な者が何名か確認されており、個体差が著しい。

なお一部では、獣人を地球外からきた存在とする説もある。


にゃがみ原

ヤニねこ達の舞台である町。一見するとどこにでもある普通の町に見えるが、怪しい謎の宗教があったり、薬物を所持してるラーメン屋や花屋があったりとかなり治安が悪い。

なお作中近隣の都市として町田市が存在し、そちらはもっぱら大都会として描かれている。


ニャングマガジン

ヤニねこの世界に存在する週刊漫画雑誌。おちんぽ達郎先生の作品もこちらの雑誌に掲載されている。何故か編集部はガラの悪い人間や、いい加減な性格の獣人ばかりである。


タバコ村

第六特区の一つである村。αと呼ばれる獣人達が住んでいる。タバコを作る文化があり、村人の殆どはタバコ作りに従事している。村には神が祀られた巨大な石像がある。建造物や衣装は縄文時代そのもので原始的だが、高威力の光線銃を持っていたりと非常に謎が多い。


ケモの手

獣人専門の人材派遣会社。労働者にも雇用者にも即応してくれるのが売りだが、本当に誰にでも即応するためマッチングの質は極めて低い

体育会系の現場や火気厳禁のデリケートな現場にヤニねこを送り込む、プロ漫画家のアシスタントにド素人を送り込むなど、作中わかる範囲でもかなりの問題企業である。

理由はわからないが受付の人間女性はネコミミをつけて働いていた。


外部リンク

Twitterアカウント

ヤンマガWeb


関連タグ

ヤニカス 獣人 猫耳


ネフェルピトー…ヤニねこのそっくりさんその1

リニアーナ・デドルディア…ヤニねこのそっくりさんその2

めぞん一刻…性格に問題があるアパートの住人達に大家が苦労する作品繋がり

相模原市…舞台。本作では「にゃがみ原」と書かれる

CLAMP…複数人体制の作者繋がり

生徒会にも穴はある!…コラボ漫画「ヤニ穴る!」がマガジンとヤンマガそれぞれに別のものが掲載した。

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