概要
キバットバットⅢ世がガルルフエッスルを吹き鳴らす事で召喚されるガルルセイバーを手にする事でフォームチェンジする。
ウルフェン族のガルルが宿った事でその特性が反映されており、月の満ち欠けで強さが増減し、満月の際に最大限能力が発揮される。
15話ではキバットを噛ませた後にガルルフエッスルを咥えた状態で変身する事で、直接このフォームになった。
スペック
身長 | 200cm |
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体重 | 90kg |
パンチ力 | 5t |
キック力 | 9t |
ジャンプ力 | ひと跳び40m |
走力 | 100mを1.5秒 |
パンチ力とジャンプ力はキバフォームより低下し、その分キック力と走力が向上した。
特に走力の強化は驚異的なもので、本来にして最強の姿であるエンペラーフォームをも凌駕しキバの形態で最速を誇る。
変身に必要なガルルセイバーをそのまま使用したスピーディーな剣戟を得意としている他、鍔にある狼の頭部から音波砲を放つ事である程度の離れた相手にも対応可能。
ガルルセイバーから魔皇力が送られる事で左腕が全体が青い『ガルルアーム』へと変化。
指先には手刀で厚さ30cmの鉄板をも貫き通す戦闘爪「ウルフェンクロー」。腕全体は剣を扱うのに最適化された筋肉構造を持つ「ワイルドアーム」に変質した。外装はガルルシールドと呼ばれる装甲板で覆われ、盾として使える強度を得ている。
肘にはガルルの牙が反映された打撃牙「ワイルドエルボー」が備わっており、鎧に使われる金属・ルシファーメタルに匹敵する硬度は肘打ちで威力を発揮する。
肩アーマー「ウルフェンショルダー」は強靱かつ柔軟なガルルの体毛の性質を受け継いでおり、その防御力はマグナムや自動小銃の弾丸を歯牙にもかけない。仮に大きく傷ついた場合でも、ガルルの驚異的な回復力によって12時間もあれば自然に治癒してしまう。
左右に牙のような造詣のある胸部「ウルフェンラング」は驚異的な肺活量を得ると同時にガルルセイバーから得た力をキバに蓄積し、ガルルフォームのエネルギーに転換。猛々しいアクションをサポートする。
黄色かった複眼「オムニレンズ」は青い「コバルトレンズ」に。キバット自身の目も同じく青い「コバルトアイ」となっている。
技
ハウリングショック
ガルルセイバーの狼の頭部から放つ音波砲。
流石にファンガイアを仕留めるほどの威力は無いが、音波衝撃で敵を吹き飛ばしたり、足止めをしたりすることが可能。
ガルル・ハウリングスラッシュ
「ガルルバイト!」
キバットがガルルセイバーに噛み付き、魔皇力を活性化させるエネルギー「アクティブフォース」を注入して発動する必殺技。キバがセイバーを某剣士よろしくクラッシャーに咥えて空高く跳び上がり、回転しながら敵を切り裂く。
発動時は周囲が草むら、空が満月の夜に変化する。敵に命中すると倒した敵にガルルの顔が浮かび上がる。
キバ本編ではモスファンガイア1人しか倒していない(ハイパーバトルDVDを入れると2体)。
余談
- 電王と異なり、人格は紅渡のままである。「グオー」とか「ガオー」とか言ってるあの唸り声も全部瀬戸康史氏が声を当てている。
- 必殺技発動時にキバットが噛む位置はテレビ版とCMで異なり、テレビ版は刃の部分を、CMではグリップエンドの部分を噛ませて発動する。なお、CM版は演出の都合上、両手持ちでハウリングスラッシュを発動している。
- あくまで数値上の話ではあるが、『100mを1.5秒』の走力は早期に登場した派生フォームとしては破格のスペックであり、平成一期どころか平成二期や令和の最強フォームに匹敵するほどである(これは青い先輩も該当する)。
関連タグ
ドラゴンフォーム(仮面ライダークウガ):クウガの形態の1つでスピードに優れている、イメージカラーが青主体で共通点がある。