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BF2042の編集履歴

2024-02-14 00:21:55 バージョン

BF2042

ばとるふぃーるどにーまるよんに

BF2042とはエレクトロニック・アーツから発売されたFPSゲーム『BATTLEFIELD2042(バトルフィールド2042)』の略称である。

2021年10月22日に発売予定のゲーム。普通BFは1〜2年ごとに発売されるが、前作BF5がずっこけたため長い時間をかけて発売された。EA DICEからは「全面戦争が帰ってくる」「DICEが全力を上げて開発した」など、今作にどれだけ力を注ぎ込んでいるかわかる。

ストーリー


混沌の10年


2031年。

世界を窮地に陥るのにかかった時間はわずか約10年だった。海面の上昇、経済の崩壊、連合の破綻…ニュースには様々な見出しが踊り続ける。


2033年10月9日

「世界初のカテゴリー6に相当する嵐“ハリケーン・ゼータ”」


2034年1月11日

「世界的な食糧難および燃料不足により第二の世界恐慌が発生」


2035年8月8日

ドイツの崩壊に引き続き、欧州連合が正式に解散」


ノーパットの台頭


時代に置き去りにされ、行き場をなくした者たちは安全な地を求めて複数の寄せ集め集団を形成した。家族農民医者エンジニアそして兵士…全く異なる出自を持っていた、かつて恵まれていた者や貧しかった過去を持つ者は困難な情勢のもと、ともに生きることを決心したのだ。


メディアは彼らを「ノン・パトリエイト」(非国家系)と呼ぶ。それに対し…彼らは自分たちを「ノーパット」と呼んだ。



ニューノーマル


2037年。

人類は「ニューノーマル」に適応する。エネルギー革命、砂漠の灌漑、水理堤防、そして防潮堤が海岸の町を救い、農地開拓し、サプライチェーン(供給連鎖)を再構築していく。安定を求める願いは、一部の国家による国境の再解放に繋がった。


しかし、12億人の人間を祖国に帰還させる方法はない以上、ノーパットはあらゆる経済軍事、社会政策の決定における不変の一部となっていく。ノーパットの多くは、自分たちを締め出した政府のことを未だに不信感を抱いており、再同化の呼びかけに応じていない。ノーパットのリーダーが世に現れ、以前の国籍にとらわれない新しいアイデンティティの構築を促し、旧世界とニューノーマルの間には超えてはならない一線があると主張する。#WeAreNoPats(#私たちはノーパットだ)が彼らのスローガンになった。


世界の再建が進むなか、アメリカロシア間で対立の火花が散り、最後の2つの超大国が急速に変化する世界の支配権をめぐって争う。



2040年の大停電


2040年。

突如発生したスペースデブリ(宇宙廃棄物)の嵐により「ケスラー効果」が引き起こされ、この影響で全ての周回軌道衛星のうち70%強が機能不良に陥り、地球に落下する。原因は不明。

これに続く大停電が大規模な破滅を引き起こす。航空機墜落、通信網が崩壊、すでに混乱が起きていた世界のサプライチェーンは停止状態に入る。石油穀物石炭の価格が急激に高騰。

不確かな情報ではあるものの、10万名の命が失われたという。


危機に瀕するこの世界は常軌を失った。インターネットはない。道しるべはない。安全を見守るものはない。を予測できるものはない


世界的な不信感は一夜にして高まる。他人を監視できる者はいなく、他人を信用できる者もいない。ロシアアメリカともに、大停電の原因になったのは向こうの国だと主張するなか、一部の者はこの事件の背後でノーパットが暗躍しており、政治的混乱の種を撒こうとしていると疑う。

緊張が高まるなか、ノーパットに所属するかつて軍事および戦闘訓練を受けたスペシャリストが武装したタスクフォース(任務部隊)として立ち上がった。


開戦間近


食糧燃料の不足は、アメリカロシア間の影の戦争に火をつけた。一見もっともらしいヒテイ(NGワード)論拠を用意するため、両国は彼らに戦争の分け前の一部を与えることを餌にして、ノーパットのタスクフォースを編成する。


2042年。

開戦が間近に迫った。ノーパットにはどちらの勢力につくかを決定し、大国のためではないにしろ、自分たちの未来のために戦うしか選択はない。


マルチプレイ


今作では、PCPS5Xbox Series X|SではBF初となる128人対戦、PS4xbox Oneでは64人、マップの規模が調整される。


今作は基本的にアメリカ合衆国側とロシア連邦側に分かれて戦う。


今回の兵士の仕様


今までのBFとは違い兵科がなくなり、スペシャリストという専門技能と特性を持った10人を選んで戦う。

また武器やガジェットは兵科の制限なく、自由に使える


シーズン3.2.0到来での変化


…と、上記ではそうなっていたがシーズン3.2.0のアップデートによって兵科制が復活。「突撃兵」、「援護兵」、「工兵」、「偵察兵」の従来に近い4兵科制になった。兵科制になった事で以前の全てのスペシャリストが全てのガジェットを使えると言う事は出来なくなった。その為各兵科に応じたガジェットの使用と変更された。

以下は追加された兵科制の特徴を追記となる。



各兵科の特徴


  • 突撃兵

主に対歩兵と拠点急襲を主眼に置いた兵科になっている。対歩兵のみならず意識しないところからマップを踏破し、拠点に急襲を仕掛ける事もできるスペシャリストもいる。これに属するスペシャリストは「サンダンス」「ドーザー」「マケイ」「ゼイン」の4人。

    • 突撃兵の固有ガジェットは"メディカルペン"を装備。最大二個持てる。
    • 武器の練達ボーナスとしてAR(アサルトライフル)枠のメイン武器は予備マガジンの数が3つ増加がある。ARの枠組みの武器のみでSMGやLMGには適応されない。注意されたし。

  • 援護兵

援護兵は戦線の維持・構築・補給を主とする兵科。弾薬パックや医療パックをポイポイポイっと投げて、体力や弾薬が減って困っている味方を支援出来る。蘇生もお手のもの。ただし、戦車や戦闘車両・航空機に対抗するガジェットを持てないため対ビークルは苦手。出来る限り避けるべし。

属するスペシャリストは「ファルック」「エンジェル」「アイリッシュ」の3人。

    • 固有ガジェットは"除細動器"。選択すると構えて射撃ボタンを押すとねりねりするような動作をし、倒れて蘇生待ちの味方を蘇生することが出来る。射撃ボタン長押しで溜める事が出来、溜めると最大体力まで回復した蘇生を行う事ができる。逆に直ぐ離しての蘇生は体力が少ない状態の蘇生となる。
    • 武器の練達はSMG。ドロータイムが短縮となっている。おそらくメイン武器に持ち変えて射撃までの速さが更に速くなる…と言う事だろうか。

  • 工兵

工兵は対ビークルに特化した兵科。対戦車地雷や対空ミサイルランチャー、無誘導ロケットランチャーに対戦車ミサイルランチャーとおまけにC5爆薬とこれでもか言うくらいに対ビークルガジェットがある。小うるさい戦車やヘリにガンガン喰らわせてやろう、きっと嬉しすぎて感激の綺麗な花火を上げてくれるに違いない。

BFではビークルの重要性は高く、あるなしで戦況が大きく変わる事もある。工兵によるプレッシャーの掛け方で相手の戦車や輸送車両などの動きを抑制すると有利に立ち回れる。

属するスペシャリストは「ボリス」「クロフォード」「リズ」の3人。

    • 固有ガジェットは"リペアツール"。溶接バーナーみたいなもので傷付いて耐久力が落ちた車両や航空機を修理することが出来る。ちなみにこれで敵をキルすることも可能。
    • 武器の練達はLMG。LMG使用時、しゃがみまたは匍匐の時に射撃をすると弾の拡散が抑えられるというボーナス。LMGにはバイポッドが装着でき、展開してこのボーナスを受ける態勢だとかなりの命中精度を叩き出す事が出来る。

  • 偵察兵

偵察兵は敵地に潜入し敵の拠点の近くに出撃ポイントを作ってを襲撃の足固めをしたり、ドローンを飛ばして敵をスポットし味方に敵の位置を知らせる援護、デバイスからウィルスを送って敵のビークルに妨害や兵士にハッキングして周りの兵士の数をスポットしたり、妨害電波を出し味方がスポットされるのを防いだり、敵に妨害電波でミニマップを使用不可にさせたりと出来る兵科。癖が強いが敵を発見してミニマップに反映させるには欠かせない。敵の位置が解る事は立ち回り的に非常に助かる事間違いなし。

属するスペシャリストは「ラオ」「キャスパー」「パイク」「ブラスコ」の4人。

    • 固有ガジェットは"投入ビーコン"。設置する事で分隊員がこのビーコンから出撃出来るようになる。上手く隠して敵の裏を突くような動きを取ることも可能。自分が偵察兵なら他の味方が置いたビーコンから出撃する事も可能。
    • 武器の練達はSRとサブウェポン。SR(スナイパーライフル)では息を長く止められスコープの揺れを即座に抑える。またサブウェポンの取り出しがかなり速くなる。

スペシャリスト 突撃兵


  • ウェブスター・マケイ
    • スペシャリストガジェット:グラップリングフック/壁面に吸着するフックを発射する。その後ロープを巻き取り、自分を吸着位置に引き寄せる。建物の屋上や崖上をグラップフックで登ることで有利な位置から敵を攻撃する事ができる。建物や貨物コンテナが乱立してるマップでは独壇場と言って良いほど相性が良く、後述の特性も相まって一対一の撃ち合いは強い。
    • 特性:俊敏/銃を覗いたまま素早く移動できる。ADS中の移動速度が上昇。武器種によってADS中の移動速度上昇の倍率は違う。大まかに分けて一番速いのはSMG系統とサブウェポン、中くらいに速いのがAR系統、多少速くなるのがLMG系統となっている。

  • エマ"サンダンス"ロジェ 兵科:突撃兵
    • スペシャリストガジェット:拡散グレネード/投げると飛んで行く途中で爆発し、中から4発のクラスター弾が出てくる。歩兵に有効。閉所等で活躍する。
    • 特性:ウィングスーツ/ウィングスーツを装着しており、高い所からパラフォイルの代わりに素早い滑空が可能。場合によってはかなり長い距離を滑空でき、敵の裏を取るような事も可能。

  • サンティアゴ"ドーザー"エスピノーザ 兵科:突撃兵
    • スペシャリストガジェット:バリスティックシールド/小火器の弾丸を防げる大型の携行シールド。銃の弾丸なら殆どが防げるが、構えてる最中は移動速度や振り向き速度が低下する。ちなみに盾構えたまま格闘ボタンを押すと盾で殴る近接攻撃ができ、当たると一発で敵をキルできる。見た目的にただちょん当てしてるのにそれだけで敵が一発で倒れる様はどこかシュール。
      • 狭い屋内や通路等で盾を構え銃弾を弾きながらジリジリ詰められる戦法も取れる。ただし、火炎グレネードには滅法弱い。

    • 特性:爆発耐性/爆発物によるダメージを半減する。手榴弾やC5のような爆発物のダメージを抑える事が出来る。C5一発の中心での爆発を喰らっても生き残る事が可能。逆に言えばドーザーをC5で倒す場合、2個C5を投げて爆破しないと倒す事が出来ない。あらゆる爆発物に対して有効な特性である。


  • ラシード・ゼイン 兵科:突撃兵
    • スペシャリストガジェット:XM370A/ 空中で爆発起こすエアバーストライフル。物陰に隠れていたり、屋上に立て籠っている敵に対してかなり有効。ADSで構え中に対応するボタンを押す事で爆発するまでの距離を調整可能と言う恐ろしい仕様で、爆発範囲もわりと広く敵が障害物または遮蔽物・建物の裏に固まってる時に撃つと恐ろしい効果を発揮する。最大100mまで爆発する距離を調整可能。ちなみに爆発物ではあるが、戦車や戦闘車両には一切ダメージが入らない。
    • 特性:不屈/敵をキルした時に2倍の速度で体力が回復していく。ただし、他の回復とは効果が重複はしないがキルする度に適用される。


  • マリア・ファルック
    • 専門技能:注射器ピストル/味方に注射器を発射して回復させる。敵に撃つとダメージを与えられる。
    • 特性:軍医/味方を体力全快で戦闘復帰させる。

  • ピョートル・ガスコヴィスキィ(コードネーム・ボリス)
    • 専門技能:SG34 セントリーシステム/特定のエリア内で検出された敵を自動的にスポットして攻撃する。
    • 特性:セントリーオペレーター/セントリーガンがロックオンすると、対象をスポットする。

  • ウィカス・ヴァン・デール (コードネーム・キャスパー)
    • 専門技能:OV-P偵察ドローン/周囲の動く標的をスポットし、EMPで混乱させることができる。ロックオン武器用にターゲットを指定することができる。
    • 特性:モーションセンサー/地上にいる間も、偵察ドローン操作中もプレイヤーに敵の接近を警告してくれる。

マップ

全部で7つのマップがある。


ORBITAL(フランスギアナ)


発射が迫るロケット発射場で時間と過酷な環境を相手に戦え。このダイナミックなマップでは、敵の攻撃と近づく嵐の両方に注意を払う必要がある


HOURGLASS(カタール)


周辺の砂漠化によって失われた都市の中で戦え。巨大な砂丘でひっきなりなしに発生する砂嵐によって自然光が遮られるなか、流砂で動けなくなった車列の確保をめぐって激しい戦闘が繰り広げられる。


KALEIDOSCOPE(韓国)


韓国の最先端の大都市で、高層ビルの間をジップラインで駆け抜け、都市の象徴であるデータセンターを取り囲む広場で戦闘を繰り広げよう。


MANIFEST(シンガポール)


南国の竜巻に注意しながら、アメリカの補給線に欠かせない重要な貿易拠点の迷路のような貨物コンテナの間を進もう。


DISCARDED(インド)


インドの西海岸の戦術的要衝の区画に巨大な船が座礁し、部品を奪われている。恐ろしい嵐に対応しながら、巨大な船の船体内部で戦おう。


BREAKAWAY(南極)


石油採掘によって氷に覆われた一帯が戦術的な重要地点へと変わった、ダイナミックに変化するマップ。慎重に歩みを進める必要がある。破壊可能な燃料タンクやサイロが存在し、それらを破壊すれば周囲を瓦礫地帯に変えたり、炎を噴射させられるので、上手く活用すれば敵に対して優位に立つことができる。


RENEWAL((エジプト)


豊かな人工の農業地帯を守るために建設された巨大な壁が中心となって激しい戦闘が繰り広げられるマップ。過酷な自然環境に備え、アクセスポイントを配置して、壁の中の巨大なゲートを確保しよう。



BF2042の特徴

 

  • 全面戦争が戻ってくる
  • PS5/Xbox Series X|S世代対応タイトル ※xbox One/PS4版発売確定
  • PC版はOriginSteamに加えEpicでも発売される。
  • これまで以上に多くのプレイヤーによる圧倒的な規模の戦闘
  • DICEを始めとした史上最大の開発体制(DICE、Criterion、DICE LA、Gothenburgの4スタジオ体制で開発、Industrial ToysはBattlefield Mobileの開発担当)
  • BFの魅力はサンドボックス化にあり。武器、ビークル、破壊表現に自由度の高いマップ
  • 「BF体験を強化するため」の新規ゲームモードの実装
  • ライブサービスコンテンツの継続、プレミアムパスは考えていない。
  • 複数の入り口を作って、新規プレイヤーの参入の敷居を低くする。
  • プレイヤーはノーパットと呼ばれる難民となり、米国とロシアどちらかの国の代理人として戦争をさせられる。
  • 「スペシャリスト」というキャラクターがいる

それぞれスキルのようなものを持つ。プレイヤーが常時選択するものか、ゲーム内で一時的に使うものかは不明。


現状

設定や戦場での天候にスペシャリストシステム、PVなど頑張ったのは認められるが、やはりどうにも未完成部分が多いのが否めない。スコアボードが無いのはまだしも、発売当初から安定しないマルチシステム周りや装備欄の消失バグ。安定しない経験値。強制終了など数え上げるとキリがない。ただし、こういったゲームは時間をかけて改良されていくため、まだ見守っていく必要がある。


2023年の10月のアップデートでシーズン6が開始したのだが、この時セールや無料プレイ期間が重なり新シーズン開幕の相乗効果でなんとPC版でsteam同時接続数10万を超える快挙を成し遂げた。この一時期で発売当初の同時接続数も超えたとの声もある。

PCだけでこれなので、ここにCS版次世代(PS5やXbox series X/S)旧世代機(PS4、Xbox one)を含めたらさらにプレイ人数は上がっている事になる。

開発陣とプレイヤーとのコミュニティを通じて地道な努力を積み重ね、上記の問題も大部分が改善され(完全ではないが)致命的なバグは以前より無くなった事でようやく楽しく遊ぶ事が出来るようになったとも言える。

勿論細やかなバグがまだ出て来たり、武器のバランス、チート使用者の処遇等問題もまだあるが、当初と比べかなり様変わりを果たした。もう少し見守りたい処である。


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