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クサナギ(ガンダムSEED)の編集履歴

2024-03-06 18:05:54 バージョン

クサナギ(ガンダムSEED)

くさなぎ

クサナギとは、TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズに登場する戦艦、イズモ級宇宙戦艦・2番艦である。本項では、イズモ級宇宙戦艦についても解説する。

イズモ級宇宙戦艦

オーブ連合首長国の国策企業「モルゲンレーテ社」が建造した戦艦。分類は宇宙戦艦

元は大気圏往還船として運用されていたが、戦艦として改修された。

アークエンジェル級強襲機動特装艦の原型となった艦船の1つであり、各所にその意匠が散見出来る。


MS搭載数は約10機程度。格納庫はMS用に大規模な改修を施されている。

というのも元々はMAの運用を前提としていた為だが、紛争介入に際し、MSの有用性を鑑みて急遽改修が決定された経緯を持つ。

モビルスーツの組み立てを内部で行える程、整備性が高い。


細長い為一見脆そうな見た目だが、戦艦で有る為に火力自体は非常に高くビーム兵器をふんだんに搭載している。

艦体は3つのパーツに分離・再構築が可能。各パーツをマスドライバーで打ち上げてから宇宙で艦体を組み立てる方法を取る。中央のパーツのみで輸送船としても運用する事が可能であり、オーブ本国とヘリオポリス間の連絡・輸送用艦艇としても使われていた。


共通のデータ

分類イズモ級宇宙戦艦
全長290m
建造モルゲンレーテ社

オプション

プラズマブースター

イズモ級の大気圏離脱用ブースターユニット。ローエングリンの発射によって発生した前面の真空状態と磁場(ポジトロニック・インターファライアンス)を利用し、艦体表面にプラズマをブーストさせ一つの誘導体に見立てて推進させる。要するに、陽電子砲で大気を対消滅させて気圧を下げつつ残存大気をプラズマ化&電荷をマイナス化することより、その中を電磁誘導によって空気抵抗を無視して加速するためのユニットである(なお、当初は設定担当の森田による「反物質のコクーンで正物質のコクーンを妨げることにより空気抵抗を無視する」という意味不明な説明であり、後にこの艦のデザインを担当した山根公利によって上記の説明が行われた)。


なお、オーブ脱出時にはアークエンジェルへ装備される事になる。アークエンジェルの船体がマスドライバーに乗らないサイズであったためである。


武装

近接防御火器システム75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
艦橋後方ミサイル発射管対空防御ミサイル「ヘルダート」
主砲225cm連装高エネルギー収束火線砲「ゴットフリートMk.71」※
特装砲陽電子破城砲「ローエングリン」※

※左右に同装備がある場合、右舷側を1番、左舷側を2番と呼んで区別している。


75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」

イズモ級のCIWS(バルカン砲)。対艦ミサイルに対して自動で起動し、弾幕を形成して迎撃を行う。手動に切り替えて発砲することもできる。合計12基(前上部2×2、同下部2×2、艦橋下2×2)が搭載されている。

オーブ・地球連合では普及品となっており、MSにも採用された。ジンディンの装甲を貫通できる程度の威力はある。


対空防御ミサイル「ヘルダート」

艦橋の後方に装備されている極短射程の艦対空ミサイル発射管。近接艦対空ミサイルの一種。

ニュートロンジャマーが拡散した世界であるために電磁波の反復による照準に信頼性がないため、レーザー光を目標に照射して誘導する方式をとる。


225mm2連装高エネルギー収束火線砲「ゴットフリートMK.71

イズモ級の主砲となる2連装ビーム砲。

ラミネート装甲やアンチビーム爆雷等の対ビーム対策を行っていない艦であれば一撃で貫通するほどの威力を持つ。地球連合ではアガメムノン級、アークエンジェル級の主砲として採用されている。

艦体前面のパネル状カタパルトパーツの根元部分上下にそれぞれ配置され、非使用時は収納される。


陽電子破城砲「ローエングリン」

アークエンジェル級のものと同等の威力を誇る大出力ビーム砲。

1門だけでも射線上のあらゆる物体を消し飛ばす威力なのだが、本艦に至っては後方のエンジンブロックに片側上下1門ずつの計4門も搭載されており、複数同時発射が可能という凄まじいバ火力っぷりである。

アークエンジェルにおいては搭載するには火力が過剰と判断されたのか、2門に減らされている。


クサナギ

オーブ国防軍が保有するイズモ級宇宙戦艦・2番艦。艦体色は青みがかった白地に青いライン。

艦長は名目上はカガリ・ユラ・アスハだが、ヤキンドゥーエ攻防戦などでは当人がパイロットとして前線で戦っていた為、実質的にレドニル・キサカが指揮を執っていた。


アークエンジェルエターナルと共に独立部隊の一翼を担い、二度の戦乱を戦い抜いた。

本艦でストライクルージュが組み立てられている。


艦のデータ

分類イズモ級宇宙戦艦・2番艦
所属オーブ国防軍→三隻同盟→オーブ国防軍・第2宇宙艦隊

搭乗員

機動戦士ガンダムSEED

メインブリッジ(艦橋)

ポジション氏名階級
艦長カガリ・ユラ・アスハ
艦長代理レドニル・キサカ一佐
技術全般責任者エリカ・シモンズ

パイロット


機動戦士ガンダムSEED DESTINY

メインブリッジ(艦橋)

ポジション氏名階級
艦長ソガ一佐

CIC(Combat Information Center=戦闘指揮所)

副長アマギ一尉

パイロット


艦載機

機動戦士ガンダムSEED

MBF-M1 M1アストレイ

MBF-M1 M1アストレイ(ジャン・キャリー専用機)

MBF-M1A M1Aアストレイ

MBF-02 ストライクルージュ


機動戦士ガンダムSEED DESTINY

MBF-M1 M1アストレイ

MBF-M1A M1Aアストレイ

MVF-M11C ムラサメ

MVF-M12A オオツキガタ


イズモ

イズモ級宇宙戦艦・1番艦で、ネームシップでもある。艦体色は黒地に黄色いライン。

此方はアメノミハシラ拠点としてサハク姉弟が使用する。


機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズに登場。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』では、ブレイク・ザ・ワールド事件においてオーブ本国への落下コースに入ったユニウスセブンの破片を確認し、その破片に突撃を敢行し、そのコースを変えるという荒業を披露した。破片の大きさや衝撃の影響からか中央パーツ以外を全て失っている。

なお、アメノミハシラ所属のイズモ級は1番艦イズモしか確認されていないものの、このユニウスセブンの破片に突撃したイズモ級が1番艦イズモかは劇中で明言されていない。


艦のデータ

分類イズモ級宇宙戦艦・1番艦
所属アメノミハシラ

艦載機

MBF-P01-Re<AMATU> アストレイ ゴールドフレーム天

MBF-P01-Re2 アストレイ ゴールドフレーム天ミナ

MBF-M1 M1アストレイ

MBF-M1A M1Aアストレイ

GAT-X133-3 ソードカラミティ3号機

GAT-X255 フォビドゥンブルー

GAT-333 レイダー(制式仕様)


同型艦

『SEED DESTINY』では上記2種以外のイズモ級として「スサノヲ」と「ツクヨミ」も登場している。共通して白地に灰色のライン。

オーブ国防軍の戦力としてメサイア攻防戦に投入された。


三国創傑伝

「SDガンダムワールド三国創傑伝」ではレッドタイガーの母艦として赤いカラーのクサナギが登場する。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

コズミック・イラ 宇宙戦艦

オーブ連合首長国 M1アストレイ


































SEED FREEDOM』にて

ファウンデーション王国のマッチポンプが露見したことで実力行使を決行したオーブ国防軍。

それに応じる形で、予め密かに偽装を纏って戦闘宙域にクサナギがやってきており(?!)、偽装解除の後ミレニアムを援護するためにザフト反乱軍を相手に攻撃を開始。

ローエングリンもぶっ放してかなりの善戦を見せ、イザークデュエルブリッツおよびディアッカライトニングバスターにも援護され、無事に生き残った(逆に言うと圧倒的に物量で勝るザフト反乱軍相手に、2人が駆けつけるまでは一隻と艦載機だけで耐え抜いたことになる。さすがは三隻同盟の一翼を担った艦である)。

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