人物
本名は佐藤則子ともいわれているが、あまり現在の声優のように表に出てこないため真相は不明。TARAKOという芸名は、タラちゃんの声真似がうまかったとされることに由来する。
ナレーションやテレビ番組の司会、女優もこなすほか、シンガーソングライターとしても活動したり、まる子シリーズの脚本を時々手掛けたりしている。
役柄としては、幼い少年・少女、ギャグキャラ、動物キャラを演じることが多いが、稀に落ち着いた雰囲気の成人女性を演じることもある。ナレーションの際は、番組の内容によって、それぞれ異なる声質を使い分けている。
ちびまる子ちゃんとの関係
『ちびまる子ちゃん』の主人公、まる子の声を長年務めていることで知られる。
抜擢された理由は、原作者のさくらももこと声が酷似しているため。
トリビアの泉では「ファンの女性の差し入れで貰った生のタラコが入ったおにぎりを食べてお腹を下して入院した」ことを、ちびまる子ちゃんのアニメを手がける日本アニメーションによってアニメ風の再現映像で紹介された。ナレーションを務めたのはもちろんキートン山田。つまり 事実上のスピンオフでもある。
2018年8月15日にさくらももこが死去すると、同年11月16日に行われた「さくらももこさん ありがとうの会」でまる子の演技で弔辞を読み上げた。
訃報
死因は現時点では明らかになっておらず、自身も2024年2月より体調を崩していた事を周囲にはあまり語っていなかった。その為、生前最期の収録の際には車椅子姿で参加していたという。葬儀は家族葬で行う予定。
奇しくもこの日は3月1日に死去した鳥山明の訃報が発表された日でもあったため、漫画・アニメ業界は立て続けの訃報に悲しみの声に包まれた。
ただ、その中で長年の付き合いであったキートン山田はテレビのインタビューで「まる子よ、順番が違うだろう。友蔵が先である」と、生前からしけっぽさを嫌うであろう当人の意向を汲んだ粋なコメントを残した。
因みに、死去当日の3月4日に放送された山田裕貴のオールナイトニッポンでは偶然なのか彼女と爆笑問題が歌っていたちびまる子ちゃんのエンディングテーマアララの呪文が流されたという。
主な出演作
アニメ
チル@戦闘メカザブングル | フランケンロボくん@それいけ!アンパンマン | まる子@ちびまる子ちゃん |
タルるート@まじかる☆タルるートくん | みかん@みかん絵日記 | センリツ@HUNTER×HUNTER(1999年版) |
アルテナ@NOIR | カゲマン/影万太郎@探偵少年カゲマン | スージー@コジコジ |
ゲーム
※:舞台「ダンガンロンパTHE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~2016」以降、「ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-」,2016年発売のゲーム「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」にて、大山のぶ代の後任。