概要
前年から淀に戻ってきた伝統のマラソン頂上決戦。
前年覇者ジャスティンパレスが中距離路線に固定したのかドバイ帰りの検疫で不在となったため、G1馬の参戦は4歳のクラシックホース2頭のみとなった。
- 田口貫太騎手(ゴールドプリンセス)と、短期免許でブラジルから参戦中のJ.モレイラ騎手(タスティエーラ)は本レース初騎乗。
出馬表
番 | 馬 | 性齢 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|
1 | サリエラ | 牝5 | 武豊(栗東) | 国枝栄(美浦) |
3 | プリュムドール | 牝6 | 和田竜二(栗東) | 奥村豊(栗東) |
4 | ワープスピード | 牡5 | 三浦皇成(美浦) | 高木登(美浦) |
5 | ブローザホーン | 牡5 | 菅原明良(美浦) | 吉岡辰弥(栗東) |
6 | ディープボンド | 牡7 | 幸英明(栗東) | 大久保龍志(栗東) |
7 | タスティエーラ | 牡4 | J.モレイラ(BRZ) | 堀宣行(美浦) |
8 | ゴールドプリンセス | 牝4 | 田口貫太(栗東) | 寺島良(栗東) |
9 | シルヴァーソニック | 牡8 | M.デムーロ(栗東) | 池江泰寿(栗東) |
10 | サヴォーナ | 牡4 | 池添謙一(栗東) | 中竹和也(栗東) |
11 | マテンロウレオ | 牡5 | 横山典弘(美浦) | 昆貢(栗東) |
12 | ドゥレッツァ | 牡4 | 戸崎圭太(美浦) | 尾関知人(美浦) |
13 | スカーフェイス | 牡8 | 松若風馬(栗東) | 中竹和也(栗東) |
14 | テーオーロイヤル | 牡6 | 菱田裕二(栗東) | 岡田稲男(栗東) |
15 | メイショウブレゲ | 牡5 | 酒井学(栗東) | 本田優(栗東) |
16 | チャックネイト | セ6 | 鮫島克駿(栗東) | 堀宣行(美浦) |
17 | スマートファントム | 牡4 | 岩田望来(栗東) | 石橋守(栗東) |
18 | ハピ | 牡5 | 浜中俊(栗東) | 大久保龍志(栗東) |
※2番ヒンドゥタイムズ(団野大成)は左前肢跛行のため26日付で出走取消。
前評価
人気 | 馬 | オッズ |
---|---|---|
1 | ドゥレッツァ | 2.8 |
2 | テーオーロイヤル | 2.8 |
3 | サリエラ | 7.5 |
4 | タスティエーラ | 7.9 |
5 | ブローザホーン | 8.8 |
オッズは2強。
レース結果
着順 | 馬 | タイム/着差 |
---|---|---|
1 | テーオーロイヤル | 3:14:2 |
2 | ブローザホーン | 2 |
3 | ディープボンド | ½ |
4 | スマートファントム | ½ |
5 | ワープスピード | 1¼ |
- テーオーロイヤルは重賞3連勝でGⅠ初勝利。父リオンディーズ産駒もGⅠ初勝利、菱田裕二騎手、岡田稲男調教師もJRA・GⅠ初勝利となった。テーオーロイヤルの半兄には同じ岡田師が管理し、地方JpnⅠを3勝しているメイショウハリオがおり、兄弟でGⅠ級レース勝利となった。
- 4歳馬は4番人気タスティエーラ7着、1番人気ドゥレッツァ15着と惨敗、課題を残す結果となった。4歳勢最先着はこれが昇級初戦の上がり馬スマートファントム(14番人気)の4着だった。
- 尚、ドゥレッツァは粗品がデス予想に入れており、レース後、「粗品の呪い」がトレンド入りした。
- ハピは1週目ホームストレッチで右前肢を跛行、浜中騎手が外へ退避し競走中止となった。
- 3着ディープボンドは4年前より続いていた連続2着の記録が途絶えることとなったが、4年連続の複勝圏内・入着。古豪まだまだ健在を証明する形となった。
レース動画
NHK(トラッキング付き、実況:小宮山晃義(大阪放送局))