艦ヘタ
かんへた
概要
DMM.comが配信するブラウザゲーム「艦隊これくしょん」と日丸屋秀和による漫画『Axis Powers ヘタリア』のキャラクターが一緒に描かれた作品に付けられるタグである。
ヘタリアの日本が、大日本帝国海軍の軍服(『第二種軍装』と呼ばれる夏服)を連想させる創作軍服を着ているため、ニコニコ動画・ニコニコ静画(MMDを利用したもの)では、提督の代理モデルとしてヘタリアの日本が使われることが多い。
両作品ともに擬人化もので、主な時代背景は世界大戦である。また、本家がインターネットにある(艦これ:ブラウザゲーム、ヘタリア:WEB漫画)。
当然非公式設定のため、他人の不愉快・不謹慎とならない程度にマナーを守って使うこと。
日本以外との組み合わせ
イギリスと金剛、ブリティッシュ艦娘
金剛はもともと日本の発注を受けたイギリスで建造された艦であり、艦これサービス開始当初から実装されていた艦娘の中では最もイギリスとの縁が深い。
さらに2016年8月13日開始の夏イベントでは今度は純粋な英国製艦のウォースパイトが、2017年夏イベントでは航空母艦アークロイヤルが実装され、以後も複数が実装されている(2019年10月時点で5隻)。
ロシアと響(ヴェールヌイ)、占守(EK-31→PS-25→PM-74)、コサック艦娘
戦後、響はロシア(当時はソビエト連邦)に賠償艦として引き渡され、そこでВерныйに改名されて1950年代まで使用され、1970年代に標的艦として処分された。占守も同じく賠償艦として引き渡され、護衛艦などとして使用された後1950年代末に除籍解体されている。
また、2017春イベントでは純粋な露国戦艦ガングートが、さらに2018年冬イベントでは駆逐艦タシュケントが実装されている(2019年10月時点で2隻)。
台湾と雪風(丹陽)、対馬(臨安)
雪風も戦後は中華民国に引き渡された後、更に国共内戦に敗北した国民党に従って台湾へと渡り、丹陽に改名されて運用され、長く中華民国初代総旗艦を務めた。
対馬も中華民国に引き渡されてフリゲート(巡防艦)臨安と改名され、丹陽こと雪風の隷下で活動している。
ドイツ、プロイセンと伊8、神鷹、ゲルマン艦娘
伊8は日本生まれの潜水艦だが、戦中は日本と同盟国であったドイツとの交易任務に従事したため、ドイツと並んで描かれるケースが見られる。また神鷹は元々ドイツの客船シャルンホルストだったものを、日本が買い取って空母に改装した艦である。
2014年3月にはビスマルク、Z1、Z3が艦これ初の海外艦として正式に実装され、以後複数の艦が実装されている(2019年10月時点で計6隻)。
余談だが、艦これのサービス運用が始まるずっと前に「ドイツがUボートを日本に無償供与した」というエピソードをネタにした漫画が公式で描かれている。
イタリアとイタリアン艦娘
艦これ側で2015年4月28日のアップデートにて戦艦娘のリットリオとローマ、8月10日に駆逐艦リベッチオが、さらに2016年冬イベントでは重巡洋艦ザラ、続く2016年春イベントでは重巡洋艦ポーラも実装された事で三国合わせての枢軸国艦隊を編成する事が可能になった(※入手難度に目をつぶれば)。
また、2017年夏イベントではイタリア・ドイツ・日本の三国を渡り歩いた潜水艦、ルイージ・トレッリも実装され、以後も増勢が続いて2019年秋時点では艦これにおける海外艦の中で最多を誇るグループとなっている(2019年10月時点で11隻)。
アメリカと神威、アメリ艦娘
2016年2月18日発売のPSVITA専用ゲーム『艦これ改』にて初の連合国所属の軍艦アイオワが先行実装された。ブラウザ版でも2016年春イベントの最終海域E7突破報酬として実装されたが、丙作戦であっても入手の道のりは険しかった。
2016秋にはサラトガが登場。その後も増勢が続いて2019年秋時点ではイタリア勢に次ぐ大所帯となっている(2019年10月時点で8隻)。
また、神威は日本海軍がアメリカの造船所に発注して建造された艦である。
フランスとフレンチ艦娘
2016年秋イベントで初めてフランス海軍所属の軍艦コマンダン・テストが、また2017年夏イベントで戦艦リシュリューが実装された(2019年10月時点で2隻)。