「そうだ、オレがショオカキングだ‼」
登場作品『仮面ライダースーパー1』
第45話「君の考えた最優秀怪人ショオカキング」
CV/吹田千里
概要
消火器をモチーフに製造された改造人間だが、恐らくイカもモチーフとして使用されている。
鬼火司令配下の最強怪人にしてジンドグマ最後の刺客であり姿も上司と似ている。何故か声にエコーがかかっている。
左手に設置されたノズルの噴射口から強力な溶解性の消火液を噴射し、あらゆるものを溶かしてしまうことが出来る。この能力を生かし、東京中のあらゆる建造物を片っ端からドロドロにとかして大混乱を引き起こし、その隙に東京を占領してしまう『東京ドロドロ作戦』とその実行の前に邪魔なスーパー1の抹殺という2つの使命を持つ。
主な戦力は上記の通り左腕から噴射する溶解性の消火液だが、ショオカキングの最大の武器は口のノズルから発射される『マグナムガン』という名の強力な破壊力も持つ破壊弾で、その破壊力は凄まじく、様々な物体を簡単に粉砕してしまう程の破壊力を持つ。
また、赤心少林拳と互角以上に渡りあえる程の凄腕の拳法家でもあり、沖一也すらも震撼させた『稲妻拳』という技を持ち手をユラユラさせながら後ろに手を引いたあと相手を両手で押す。
ジンドグマ怪人の人間態で唯一ちゃんとした名前を持っており人間態は南原健という名の青年だが、これが改造される前の姿なのか仮の姿なのかは不明であり、妙に人間臭くジンドグマに家族を殺された(設定?)という事で星に願いをしており沖一也はその様子を静かに見守っていた。
この時の台詞に登場するさちこ(ジンドグマに殺されたという事だが・・・)という人物が実際にいた(人間だった頃の身内?)のか、はたまた架空の人物だったかどうかは不明。
なお登場時の服装や人物像は風見志郎がモチーフとなっている。
当初は沖一也に近づき、ジンファイター達と戦う事で共にジンドグマと戦う仲間だと信じ込ませ(演技ではなく人間の自我が残っていたとも解釈は可能)、隙を観て襲いかかり暗殺しようと画策したが、その際、人間態時に使っていた『稲妻拳』を使用してしまった為正体を感づかれ、鬼火司令のアシストを受けるものの失敗に終わり、遂に雌雄を決する決斗を開始。
激闘の末、『マグナムガン』とレーダーハンドのレーダーアイの早打ち勝負へと突入し、最後は今一歩の所で力及ばずレーダーアイを胸に受け断末魔と共に爆発、敗死した。
余談
怪人が純粋悪として描写される事が多かったジンドグマ編では珍しく改造人間の悲哀を描写している(これ以降のライダーでTVSPのZXを除けば怪人側で改造人間の悲哀は描かれる事が無く、メタルヒーローの要素を継承したRX以降は完全な異種族へ移行していく事になる)。
サブタイトルからも分かる通りショッカー怪人のシオマネキングに続く一般公募デザインから誕生した第2号怪人である。
吹田千里というのは個人の名前ではなくスタッフの仮名であるらしい(誰があてた、かまでは不明)。
ちなみに原案デザインでは作者は消防車の意匠を取り入れていたのか、右腕から梯子を伸ばすイラストが確認でき、ジンファイターもハシゴを武器としている様子。また、口から消化液を吐く案も考えられていたが、ノズルにデザイン変更された左腕から放つ設定に改められた。
ただし、これではハシゴーンと設定が被ってしまう為、鉤爪に変更されたのだと思われる。
関連タグ
風見志郎:オマージュ元
ムカデンジン:人間態が進堂誠という青年であり当初は共通の敵を倒す仲間だと認識させ主人公に近づいた。
霞のジョー:多分彼の生まれ変わりで何かと共通項がある。当初は敵であったが後に改心して仲間になったという点では大きく異なる。こちらも拳法使いである。
北条サクラ:ある幹部が目的のために主人公の一人に近づいた者つながり。
ファイヤーステイツ:カップ焼きそば現象。こちらも消化器をモチーフとしており、消化機能がある。
シンクレッダー:消化機能、赤いボディ、粘着弾、破壊力の高いマグナムなどの共通点を有するヒーロー。
同じようにスタッフが声を当てた役
一般公募つながり
テペト、ガイロス、ガメロドン、ピラニア鳥、ネイルムサビラ、ドロッパ、サボトゲン、ガブリンクル、イナズマドラグーン、シーセイドラン、ズラスイマー、タラバン、ルガノーガー!ジオルゴン、エンディール星人、 ガロウラー、ザラボン、ビームミサイルキング、クラッシュライザー、カブト・ザ・キラー、バキシマム、アンドロ・ザ・キラーメカバルタン、ファイヤーゼットン