DATA
別名: | 宇宙寄生生物 (うちゅうきせいせいぶつ) |
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身長: | 30cm〜30m |
体重: | 2kg〜20t |
デザイン・造形: | 梨愛 |
概要
『ウルトラマンアーク』に登場する宇宙生物。
初出は「直前スペシャル」で紹介された本編映像で、石堂シュウの持っていたタブレット端末に資料データとして登場。
イソギンチャクのような赤い軟体の海洋生物を思わせるグロテスクな容姿をしており、下部は怪獣の手首のような禍々しい形状をしている。
画面に映された資料データによると、宇宙怪獣の体内から発見された寄生生物で、過去に各国で計4件(アメリカ、ドイツ、チリ、中国)の出現例が確認されている。
しかし宇宙絡みの案件は防衛隊の情報管理が厳しく、ウーズの存在も公の研究機関などには公開されていなかった。
名前の通り宇宙怪獣などの怪獣に寄生する性質を持ち、宿主の炭酸カルシウムを栄養源とし、宿主となる怪獣を変えながら生存する。
なお、寄生された怪獣は炭酸カルシウムを求めてそれらが豊富に含まれるもの(鍾乳石やビルなど)を食すようになり、大量に摂取した炭酸カルシウムとウーズから分泌される活性化ホルモンにより急激に巨大化するという。
そうして巨大化した怪獣の体内で自身も30m級もの母体・マザーウーズへと巨大化し、そこから炭酸カルシウムを摂取し続ける限り無性生殖で分裂する形で無数の増殖体を産み出して周囲にばらまく性質を持つが、母体であるマザーウーズが死滅すると他の分裂体も死滅する性質を持つ。
第1話にて、宇宙獣モノゲロスの角「モノホーン」内にて寄生し、宿主の死により16年間仮死状態で潜伏していた個体が突如復活。
飛世ユウマたちSKIPのメンバーに飛びかかるも、威嚇装置のソニッターで撃退されて逃走。
その後、土中に潜り込み地下洞窟にいた鎧甲殻獣シャゴンに寄生。
シャゴンに炭酸カルシウムを含んだ鍾乳石やアスファルト、土管などを捕食させて巨大化させ、更に多くの養分を獲るため星元市の炭酸カルシウム生成工場へと移動。
シャゴンにビルを捕食させながらその養分でシャゴンの身体から無数の増殖体を産み出して逃げ遅れた人々などを襲撃する。
最後は後に「ウルトラマンアーク」と名付けられる巨人によって宿主のシャゴンが倒され、体内から飛び出し新たな宿主にせんと襲いかかったマザーウーズも、アークアイソードで返り討ちにされて爆散。
母体が死んだことで、無数に増殖していた増殖体も全滅した。
余談
- デザイン及び造形を担当した梨愛氏は、過去に造型師としてクレナイ・ガイのオーブニカとウクレレ、ジャグラスジャグラーの耳飾り、伏井出ケイの指輪、比嘉愛琉の首飾り、ストレイジの隊員服に付いているセブンガーのワッペンなどをデザインしている。
- 上部の触手はCGで処理されている。