演:本仮屋ユイカ
概要
沖縄でアウトドア教室を開いている女性。
その正体は滅亡した惑星クシアの最後の生き残りで、本名はアイル・サデルーナ。
年齢は3万3千歳(地球人換算で28歳)。
故郷の惑星クシアをギルバリス率いるギャラクトロンの軍団に攻め滅ぼされ、太古の地球に流れ着き、父であるブラン・サデルーナが命を懸けて守り抜いたギガファイナライザーを使いこなすことのできる戦士を探し求め、ギガファイナライザーの眠る沖縄で何万年もの月日を生きて来た。
首から下げているペンダントには、生命エネルギーを増幅させる力があり、これを利用して石像となっているグクルシーサーを呼び出す事ができる。
実は朝倉リクと同じく爆裂戦記ドンシャインのファンでもあり、決めポーズもばっちりマスターしている。
余談
坂本浩一監督が本仮屋氏のファンだったため、オファーされた。
当初は役名が「比嘉愛流」と表記されていたが、現在は訂正されて「比嘉愛琉」となっている。
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ネタバレ注意
研究サークルを名乗って自らのアウトドア教室を訪れたリク達にギガファイナライザーの事を問われると、最初は自らの正体と真相を隠しつつグクルシーサーとギガファイナライザーの石像に案内する。その後ギャラクトロンMK2の襲撃に遭い、ペンダントの力でグクルシーサーを呼び出しギャラクトロンMK2を足止めする。ギャラクトロンMK2が撤退した後は、自らの正体をリクに明かしつつ、彼にギガファイナライザーを託そうとするが、リクが触れてもギガファイナライザーは石化したままであり、忽然とリクの前から姿を消す。
ギャラクトロンMK2を倒したものの、自分の焦りのせいでウルトラマンオーブとウルトラマンゼロを敗北させた上に行方不明にさせてしまいウルトラマン失格だと意気消沈するリクの前に再び現れ、「ギガファイナライザーを使えるのは貴方しかいないの」と彼に語り掛ける。そのさなかギャラクトロン軍団が現れ、ジャグラスジャグラーにペンダントを強引に借りられ、ペンダントの力で彼を巨大化させる事となる。
そしてギルバリスによって作り出されたアンドロイド兵のバリスレイダーの大群に襲われ、剣を生成しリクを守るため自ら戦う。そこにライハとレイト、モアとゼナも駆けつけ、さらにシャイニングウルトラマンゼロの能力で時間を進めて生き延びていたオーブとゼロも現れる。しかしその中で、一体のギャラクトロンにビームを放たれ、バリアを張って防ごうとするも破られ致命傷を負い、リクに「貴方は仲間に支えられている」と伝えつつ希望を託して死亡・消滅した(よって、クシア人は完全に絶滅した)。
この時、彼女の遺したギガファイナライザーが遂に石化から解けたのだった。
皮肉にも父親と同じく、ギャラクトロンの攻撃によって命を落とすこととなったが、彼女が託された願いは確かにつながれることとなった。
愛琉は亡くなったものの、ギルバリスとの決戦後の太平風土記には「大地の精霊」として新しく女性の姿が描かれており…
真の余談
坂本監督によると、「リクはまだまだ若いウルトラマンなので、子供達の好きな女性は母親だという僕の考えから、リクは母親の愛情を知らずに育っていることを踏まえ、ライハやモアより少し上の世代で見守るお姉さんでもありお母さんである立ち位置のキャラとして用意した。」と語っている。