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霊子甲冑の編集履歴

2012-11-20 17:06:56 バージョン

霊子甲冑

りょうしかっちゅう

「サクラ大戦」に登場する、蒸気と霊能力によって動く人型マシーンの総称

概要

サクラ大戦の世界では、南北戦争の際に亜米利加で「スタア」というロボット=人型蒸気が開発されている。

日本の神崎重工は、「スタア」を基に国産の人型蒸気「富士」「天神」を完成させたが、まだ動力が不十分であったため、実用化には及ばなかった。

そこで、蒸気機関に霊子水晶を併用し、人間のもつ霊力を動力とする「桜武」を建造。

第一号霊子甲冑が誕生した。頑強な軍人たちをもってしても全く起動できなかった桜武だったが、

居合わせた神崎重工の令嬢神崎すみれが易々と起動させてしまったことで、若い少女に霊子甲冑を起動させうるほどの高い霊力があるという事が判明した。


光武

すみれの発案によるさらなる試作機「三色スミレ」を経て、虎型霊子甲冑「光武」が完成。

帝国華撃団花組に配備され、黒之巣会との実戦に投入、戦果を上げた。

その後の葵叉丹との戦いで破壊されるも、翌年の黒鬼会戦には「光武改」として、更にその二年後には「光武二式」として改修され、使い続けられている。

また、巴里華撃団では光武改を参考に「光武F」「光武F2」が開発された。


神武

光武に代わり葵叉丹率いる降魔軍団と戦ったのが兎型霊子甲冑「神武」だった。

特訓による花組隊員自身の強化もあり、大型・大出力の機体は降魔を退けるのに十分な力を発揮した。


天武

黒鬼会との戦いのさなか、陸軍の帝劇占拠という事態打開において出撃した辰型霊子甲冑「天武」。

操縦者だけでなく都市の持つエネルギーをも出力にする第三世代の機体で、高い出力だけでなく操作性においても従来の機体を遥かに凌ぐ物だったと言われている。

しかし決戦時に京極の呼び出した怨霊の要塞「武蔵」の影響を受け、都市エネルギーが暴走、使用不可能となってしまった。


双武

空中戦艦ミカサを占拠した大久保長安との決戦に際し、花組隊長とそのパートナーのふたりに用意された最終兵器。巳型霊子甲冑「双武」。

初の二人乗り霊子甲冑で、操縦者・副操縦者の息が合っていなければ操縦できないが、天武の霊子機関を暴走防止に小型改良した物を三基も搭載しているため、その威力は凄まじい。


アイゼンクライト

かつて悪の秘密結社ブルーメンブラットにより開発された人型蒸気「アイゼンゾルダート」を、

接収した賢人機関と独逸ノイギーア社が神崎重工の協力を得て改修・発展させた機体。

I型・II型「パラレレ」に次ぐアイゼンクライトIII型「クロイツ」が欧州星組に配備されていた。


魔操機兵

サクラ大戦の世界では、善の霊能力を霊力と呼び、悪の霊能力を妖力と呼ぶ。

霊力によって動作する霊子甲冑に対し妖力によって動作するものを魔操機兵という。


神威

「神の脅威、神威」。光武の設計者である山崎真之介こと葵叉丹が悪の道に進んだ後に開発した光武の発展型。

神武に近い大型の機体で、オーラコンバーターの様な大きな霊子機関を装備している。

腕部に、二連の機銃らしきものが装備されているが、いっさい使用されなかった。

黒い叉丹機のほか殺女も赤紫の専用機に搭乗した。叉丹機は魔術の様な技「獣之数字」を使用する。

熱き血潮にでは終盤の叉丹、殺女にはコンバーターの部分に開閉可能なマントのような意匠の羽型のバインダーが追加された。

一方TVアニメでは最終話で叉丹の召喚によって登場。生ものや臓物で作られたTV版の魔操機兵らしく、自己再生能力がある。

また、細長いデザインにされた為、内部に乗るスペースが確保できなかったのか、隣に立って遠隔操作していた。


闇神威

黒鬼会によって蘇生された山崎真之介真宮寺一馬に用意された、神威の強化型。

葵叉丹が開発した物なのか、木喰によるものなのかは不明。

重装備の機体の各部にさらにパーツが増加され、レギュラーサイズの機体の中では最もゴテゴテしている。

叉丹は黒、鬼王は赤の機体を使用したが、資料本などではそのどちらでもない青紫の機体も掲載されている。


蒼角

黒之巣四天王・蒼き刹那の専用機。生身の時と同じくトンファーを武器とする。

水色で、猫背の大型機で、巨大な円筒型霊子機関二基装備している。必殺技は「魁・空刃冥殺」。

熱き血潮にでは刹那が爪で戦うように変更されたのを受けトンファーが廃止され、余計ハイゴックのようになってしまった。


銀角

黒之巣四天王・白銀の羅刹の専用機。生身の時とは違いチェーンソーではなく鉄球を武器とする。

銀色で、蒼角とほぼ共通の形状をしている。必殺技は「轟・爆裂岩破」(爆れつハンター?)。

熱き血潮にでは刹那と共に追加シナリオで幽霊(?)として花組と再戦する。


孔雀

黒之巣四天王・紅のミロクこと細川ミロクの専用機。胸からも手が生えているのが特徴。

左手は機銃になっており、脚部はなく下半身のスカート部は着物の裾のような形状である。必殺技は「雷破」。

熱き血潮にでは光る、半透明の扇子を武器とする。


天照

黒之巣会首領天海専用の黄金の大型魔操機兵。銀角・蒼角の下半身から孔雀の上半身が生えた形をしている。

胸の手はなくなったが、乳首が物凄く尖っている。必殺技は「六星剛撃陣」。

熱き血潮にでは百式改の様な顔に小林誠ジ・Oの様なボディ、さらには背後にありがたい(?)光輪が出るようになった。

天海の能力により、倒されても自分自身を復活させる事が出来る(叉丹がやってるのかもしれないが)。


火輪不動

葵叉丹の配下、黄昏の三騎士の一番手、降魔「猪」の魔操機兵。必殺技は「爆炎・荻烈砲陣」。

猪は馬鹿にされると怒りでパワーアップするが、おだてられると増長し、弱体化する。


氷刃不動

ナルシストの降魔「鹿」の魔操機兵。必殺技は「氷魔・紅葉落とし丹」。

鹿は褒めて伸びるタイプなので、戦闘中に馬鹿にされると、慌てる。


紫電不動

おかまの降魔「蝶」の魔操機兵。必殺技は「雷舞・電死牡丹」。

叉丹をめぐって殺女と対立する蝶だが、熱き血潮にでは通信に割り込んで罵声を浴びせてきた米田に、逆に惚れてしまった。


脇侍

かつて徳川幕府で開発されていたというからくりの武士の設計図を基に、黒之巣会の主戦力として葵叉丹が完成させた無人兵器。

各拠点の無人工場で自動生産され、「足軽」(刀)や「火縄」(銃)、「大筒」(ロケット砲)、など装備・用途によって分かれる他、

高速機動するミロクの部隊「紅蜂隊」、拠点防衛用の「近衛」、天海が生み出した「侍」、その分身で不死身の「影」が存在する。


脇侍改

黒鬼会黒之巣会の脇侍を回収・分析し木喰によって開発された改良型無人兵器。

修復機能を持つ「エル特」等の新型に加え、「足軽」や「火縄」に相当する「イ型」「ロ型」それぞれに強化型等があり、バリエーションの数は脇侍の倍以上。


智拳

黒鬼会のマシンを設計するマッドサイエンティスト、五行衆・木喰の魔操機兵。

小型浮遊砲台「円空」を射出する機能があり、必殺技「皓矢念輪演武」によって巨大化させ、強化することができる。

後の紅蘭の天武を鑑みれば、太正十四年の地点で両陣営でオールレンジ兵器が開発されていることになる。


五鈷

放火魔、五行衆・火車の魔操機兵。自爆用小型戦車「火乱」を操る。必殺技は「紅蓮火輪双」。

容量が火の車だったのか、ゲーム内では智拳と同型機となった。

本編では料亭やお祭り会場を燃やす等の活躍をした。


八葉

神崎邸を襲撃した五行衆・土蜘蛛の魔操機兵。必殺技は「九印曼荼羅」。

本人を模した複数の腕を持ち、また敵機の間を通り抜ける能力がある。

赤坂地下での戦いで爆散したと思われていたが、ミカサ上で二度に渡って花組と再戦する。


大日剣

自称五行衆筆頭、金剛の魔操機兵。蛮カラな搭乗者に合わせ鉄製の木刀のようなものを武器としている。

肩に「百」ならぬ「日」の文字が書かれている。必殺技は胸の砲門から波動を放つ「鬼神轟天殺」。

筆頭を名乗る能力は伊達ではなく、五行衆の中でもただ一人最後の武蔵での決戦まで戦い続けた。

1の大神を凌ぐ「かばう」能力を持つほか、部下の脇侍改部隊「黄童子」までが「かばう」能力を持っている。


宝形

影山サキとして帝国華撃団に潜入していた五行衆・水狐の魔操機兵。必殺技は「雪花波紋十軌」。

八葉と半分同型で、淡い青色をした機体。分身を作り出す能力を持っているが、五行衆では一番先に倒された。なま足がセクシー、エロい


神皇

怨霊の空中要塞・武蔵の最深部に安置されていた、太古の超大型魔操機兵。

誰が、いつ建造したのかは不明。上半身は人型だが、下半身は巨大な球体の様なものが付いている。

京極慶吾と合体し、意外と軽快に動き回る。


シカミ

大久保長安によって遠隔操作される大型魔操機兵。能面をモティーフとしている。

機械を狂わす黄金の蒸気を噴射する能力を持っているが、単独行動する能楽師の幽霊がどこでどうやって最新鋭のメカを作成したのかは謎に包まれている。


ハクシキ

シカミと同型の大型魔操機兵。同じくケンタウルス型のボディで、上半身と下半身が繋がっていない。

より強力な黄金蒸気散布能力をもち、耐久性にも優れる。


蒸鬼

大久保長安の尖兵たる無人魔操機兵。

刀を持つ「緑」、右手が砲の「青」、槍を振り回す「赤」の三種が登場した。


ヤフキエル

ダグラス・スチュワート社が秘密裏に開発した対降魔用・無人自動操縦型霊子甲冑(実質は魔操機兵)。

陸軍の一部と結託したブレント・ファーロングが花組を排斥し主力とするために日本に導入された。

背中の翼を腕に装着することができ、鋭いブレードは降魔を一撃で切り裂く威力がある。

しかしながら、その実態は降魔その物。中身は降魔の肉で出来ており、外見は装甲のみのフェイク。降魔との戦いは全てマッチポンプだったのだ。

最終的にはブレントの巨大人型蒸気を中心として出撃中のヤフキエル全機が合体し巨大降魔となった。


ヤフキエルII

中身が生ものなのかどうか「荒野のサムライ娘」と「君あるがため」で設定が食い違っている。

ブレント亡きあとの亜米利加で製造された新型のヤフキエル。背部にウイングとカノン砲を装備している。

量産型として機構を簡略化したタイプの他、背中の羽と別に腕部にブレードを装備した重装備仕様のヤフキエルII-X、その強化型のヤフキエルII-WX、ヤフキエルII-EXが存在する。


ゼラキエル

ゲティスバーグ近郊のダグラス・スチュワート社巨大工場地下格納庫で建造中の機体。圧倒的火力を誇る。

ヤフキエルIIを大型化させたような形の巨大機動要塞で、作中では上半身のみが登場した。


オファニム

こちらもヤフキエルの量産タイプとされているが、かなり小型でちびっこサイズのガウォーク(どちらかというとオーガスのほうの)と言った形態のマシーン。

短剣や角、あるいは火焔放射など多彩な装備バリエーションがある。


蒸気獣

サクラ大戦3に登場する怪人群パリシィの操る機械獣。

製造元どころか設計者すら不明で、いっさいの詳細は謎に包まれている。


サンフォニー

カルマール伯爵の乗る、イカ型巨大蒸気獣。

必殺技は「Chatiment de dieu」。


サイズ(全高)順一覧

真宮寺さくら(参考)1.55米
ジェミニ・サンライズ(参考)1.55米
エリカ・フォンティーヌ(参考)1.56米
大神一郎(参考)1.76米
脇侍2.155米
脇侍2.155米
脇侍改2.156米
光武2.428米
光武改2.532米
蒸鬼2.544米
光武二式2.562米
光武F2.592米
光武F22.592米
ポーン2.662米
アイゼンクライトIII(クロイツ)3.132米
カラミテ3.333米
神威3.424米
闇神威3.435米
神武3.507米
天武3.775米
蒼角3.887米
プレリュード3.998米
ヤフキエル4.070米
双武4.123米
セレナード4.225米
銀角4.287米
孔雀4.458米
オバド4.661米
ベルスーズ4.468米
ノクテュルヌ4.891米
マルシュ5.012米
シカミ7.200米(推定)
ハクシキ7.500米(推定)
サンフォニー8.888米
新皇15.000米~(推定)
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